これまで何度かコメントをいただいていたtanayoungさんが、金沢の[民宿 陽月の]レポート記事を寄稿してくれたので、紹介します。私も前に外観を見て泊まってみたいと思っていた宿で、すごく風情のある“ひがし茶屋街”の真ん中にあり、立地もいい宿でしたが、中の風情もすごく良さそうです(笑)。
「ボロ宿」ファンのみなさん、はじめまして。
普段は、映画館の見やすい座席を紹介する「トーキョー映画館番長」というブログを運営しています、@tanayoungと申します。
この度は機会をいただき、寄稿させていただきます。
友人と金沢に旅行することになり、「ボロ宿」ブログのこの記事
日帰り旅で発見した風情のある宿 [金沢 木津屋旅館]
を見て、僭越ながら、もんすけさんより先に、「民宿 陽月」に泊まってきました。
まずは、この写真をご覧ください。
部屋からの眺めです。
というわけで、「民宿 陽月」は“極上のボロ宿”です!
金沢はバスカルチャーなんですね。
金沢駅から周遊バスに乗って、江戸時代の雰囲気が残る観光スポット“ひがし茶屋街”に向かいました。
ひがし茶屋街の始まりスグのところに、「民宿 陽月」はありました。
中に入ると、1階には、宿のご主人夫婦が詰めている(住んでいる?)部屋と、朝食を食べる部屋と、お風呂・洗面所・トイレがあります。
2階が客室になっています。
3部屋ありました。
2階には、このような共有スペースもありました。
私と友人で泊まった部屋が、こちら。
先ほどの外観写真で言うと、ちょうど路地に面した部屋です。
路地に面しているのはこの1部屋だけです。
そして、冒頭の写真の眺めです。
茶屋街を人が歩きにぎわっている様子を眺めることができます。
みなさんにも、最初の宿泊の際にはこの部屋がオススメです。
ぜひ予約の時に「路地に面した部屋は空いていますか?」と聞いてみてください。
町家造りということで、中庭もあり。
宿の中はとにかく風情が良いです。
ここで、部屋の設備/アメニティー情報を…。
部屋に、テレビ/冷蔵庫はありませんでした。
浴衣は、別料金で用意があるとのことでした。
バスタオルもありませんでした。(用意があるかも聞きませんでしたので、みなさん、行かれる際はご確認ください。)
2012年の5月26日(土)に宿泊しました。
夕方に先にチェックインだけしました。
この時には、私たち1組しかまだいませんでした。
その後、夕食に出かけました。
ちなみに、夕食は、能登牛の焼肉を食べに「獅子丸」へ。
幸せでした〜。
宿に戻ってくると、他の部屋にもお客さんが入っていました。
ちょうど入浴中のようで、ご主人が、「次、お風呂の準備ができたら声掛けるので、お待ちください」と。
しばらくすると、部屋の前で「お風呂どうぞ」と声が掛かり、友人と順に入りにいきました。
写真を撮り忘れましたが、キレイなお風呂でした。
・・・設備的にキレイでしたし、お湯もキレイでした。(一度全部抜いて張りなおしてる?いずれにしても掃除的なことをしてくれています。)・・・
洗面所には、ドライヤーは置いてありました。
(洗面所は、お風呂の脱衣場にもあり、計2つありました。)
ついでに言うと、トイレもウォシュレット付きでキレイでした。
1つしか無いのですが、客室が3部屋という規模なので、女性でもそんなに気にならないのではと思います。
お風呂も、上述のように、バッティングしないように気遣ってくれますし。
というわけで、女性にとってもハードルは高くないボロ宿だと思います。
お風呂終わった旨を伝えにいってしばらく経ったところで、3組目のお客さんもチェックインしてきました。
部屋にいたのですが、声で分かります。
というわけで、話し声はまる聞こえという環境ではあります。
土曜だったわけですが、満室となりました。
やはり人気なのでしょうか。行かれる際には早めの予約をおすすめします。
一夜明けて、チェックアウト。
交通ルートを尋ねるなどして、親切に対応してもらえました。
朝食は無しにしたので、素泊まりで・・・、1人4500円です!安い。
というわけで、トータルで大充実!本当にオススメのボロ宿です。
もちろん、ボロ宿と言ったら失礼と承知のうえでの、非常に魅力的なボロ宿です!
ちなみに、このあと、「山さん寿司」で金沢の寿司を味わってから、金沢駅を発ちました。
金沢が魅力的なのは当然ですが、「民宿 陽月」に泊まればそれは倍増です!
みなさんも、どうぞぜひ!
[民宿 陽月]
■所在地:石川県金沢市東山1丁目13-22