日本ボロ宿紀行

ボロ宿にあこがれ、各地のボロ宿を訪ねています。

秋田の宿

「ボロ宿」というのはけして悪口ではありません。
歴史的価値のある古い宿から単なる安い宿まで、ひっくるめて愛情を込めて
「ボロ宿」といっています。自分なりに気に入った、魅力ある宿ということなのです。
もともと、できるだけ安く旅行をしたいということから行きついた結果ではありますが、
なるべく昔の形を保って営業している個性的な宿を応援していきたいと思います。
湯治宿や商人宿、駅前旅館など、郷愁を誘う宿をできるだけ訪ねて、
記録に残していくこともいずれ何かの役にたたないかなと‥‥。

本格温泉と夜鳴きそば無料サービスなどお得感満載のホテル [中通温泉 こまちの湯 ドーミーイン秋田]

今回もボロ宿ではなく普通のホテルに泊まった話です。格別のネタもないので、普通ならブログに載せないところですが、東京→長野→秋田という長い旅路の仕事だったので、ちょっと紹介してみます。

まず朝早い新幹線で長野まで行き、篠ノ井線で篠ノ井駅へ。篠ノ井駅構内の立ち食いでようやく朝食を食べました。ここの立ち食いは、普通の立ち食いそばと本格的な蕎麦の両方を出しているようで、私は普通の立ち食いにしました。しかしうまい。東京のJR駅の立ち食いは、ほとんどチェーン化してしまって残念な味なのですが、やはり地方に来るとそれぞれの味があります。

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駅前には周囲が展望できるデッキがあり、長野オリンピックを記念したと思われるこんなのもありました。

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デッキから眺める山々。あの山のどれかが、川中島合戦で上杉謙信が布陣したという妻女山と思われます。この近くには古戦場やかの有名な海津城などの跡もあり、本当ならゆっくり散策したいところです。仕事の帰りに駅まで行くタクシーの運転手さんに、どの山が妻女山か聞いてみたのですが、「よくわからない」ということでした。

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山向こうはたぶん城下町の松代でしょうか。いろいろ興味深いエリアですが、次に秋田に向かう必要があるので、今回はとっととしなの鉄道に乗って上田駅へ。

上田駅到着。7月に来たばかりなので街を歩くのはやめて、駅のタリーズコーヒーでアイスコーヒーを飲みながら考えました。このあとは秋田についてホテルにチェックインするだけなので、高崎で乗り換えてのんびり新潟回りの在来線経由で行ってみるか。あるいは大宮まで戻ってさっさと「こまち」で行くか。

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結局乗り換えも多く、体力的に厳しそうな在来線経由をやめて、大宮から秋田新幹線で行くことにしました。上田駅でチケットを買い、またも上田駅内の立ち食いへ。今度は本格的なざるそばを頼んでみました。安い割には量も多く、なかなかの味でした。さすが長野。

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大宮で「こまち」乗車。しかし新幹線に乗ってしまうと、もう秋田に着いたも同然なので、味気ないのは確かですね。

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角館駅通過。

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秋田駅に到着しました。

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夜の秋田駅。

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駅から近いホテルに向かいます。夕食を食べていないので、食べる店を探しながら歩きました。有力候補のきりたんぽ居酒屋。

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しかしここに入ると長くなりそうなので結局やめて、そのままホテルへ。ドーミーイン秋田です。ホテルチェーンですね。

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ホテルはなかなか豪華で、まず部屋に入ると右側に洗面台。正面がガラス戸になっています。

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狭いながらも清潔で設備・備品も万全。

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ここのホテルのいいところは、温泉が付いているところ。実際に行ってみたら、ビジネスホテルにありがちなしょぼい温泉ではなく、かなり本格的な温泉でした。浴室や露天風呂にも温泉らしい風情が。お肌によさそうな泉質でした。人がいて撮影できなかったので、写真はHPからお借りしました。

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お風呂に入ってしまうと、すっかりくつろいで、外に食事に出るのが面倒になってきました。ホテル内にも飲食店があるので、それでいいかなと思っていましたが、案内をよく見ると、夜には「夜鳴きそば(ラーメン)」が無料サービスという記載が。夕食はそれで済ませることにしました。

時間を待ちかねて早速ラーメンコーナーへ。

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ラーメンはこんな感じ。小盛りですが、なかなか本格的な味。しかも無料とくれば、宿泊する客のほとんどが利用しているのではないでしょうか。

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夕食としてはちょっと物足りないのですが、本当にありがたいことです。私はこのあと秋田駅で買ったかっぱえびせんを食べて過ごしました。

翌朝の朝食は和洋揃ったバイキング。これもかなりレベルが高かったです。秋田らしいおかずも並び、いぶりがっこを含む漬物も充実。

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この日は朝はゆっくりでよかったので、のんびりホテルを出て、再び秋田駅に向かいました。ホテル前は久保田城のお堀。

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前日夜のローカルニュースで秋田の公示地価が発表されていたのですが、秋田の商業地で一番高いのはコンフォートホテル前だといっていたので、ちょっと写真に撮ってみました。

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午後、仕事が終わって秋田駅に三たび到着。駅構内では物産展をやっていて、「ババヘラアイス」が出ていたので買ってみました。これ、秋田の名物のようにいわれていますが、私の田舎でも売りに来ていました。鐘を鳴らしながら売り歩くので、われわれは「カランカランアイス」と呼んでいました。

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そして新幹線の時間が来たので、東京へ。今回は乗車時間が長くけっこう疲れました。

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ちなみに昔秋田でご当地キューピーのなまはげを買ったのですが、これが改良されていたのでご報告いたします。

↓これが以前のなまはげキューピー。

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↓こちらが新型。

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↓新型お面装着後。

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昔のイージーな簡易お面と比べて、かなり凝った作りになっており、着脱可能へとメカも進化しておりました。

[中通温泉  こまちの湯  ドーミーイン秋田](2014年9月宿泊)
■所在地  秋田県秋田市中通2-3-1
■泉質  ナトリウム・塩化物炭酸水素塩泉.
■楽天トラベルへのリンク→
中通温泉 こまちの湯 ドーミーイン秋田
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ダブルスタンバイの『駅前旅館』と郷土料理のお店で能代を満喫[能代 駅前旅館] (特別寄稿by@tanayoungさん)

前に記事を寄せていただいた@tnayoungさんからまた寄稿していただきました。以下そのまま掲載します。

「ボロ宿」ファンのみなさん、お久しぶりです。
(覚えている方がもしもいらっしゃったらうれしいです・笑)3度目の寄稿をさせていただきます、「ボロ宿」さんと同じlivedoorブログで「トーキョー映画館番長」というブログを運営してます、@tanayoungと申します。

ひがし茶屋街の設備万全・極上宿 [金沢 民宿 陽月] (特別寄稿 by tanayoungさん)
ソウルの格安ボロ宿(特別寄稿by@tanayoungさん)

この度は、2014年8月2・3日に、秋田を旅行してきました。
世界遺産の白神山地を散策するのが目玉の1つでした。
秋田駅から特急<リゾートしらかみ>に乗って、あきた白神駅まで。

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留山というところをトレッキングしました。
感動的でした。オススメです。

白神山地を満喫したあと、この日の宿は、
一緒に行った友達も「ボロ宿」ファンなので、迷わず、「ボロ宿」さんの記事にある、能代駅前の『駅前旅館』に。

宿の名前そのまんま。本当に駅前の居心地のいい旅館 [能代 駅前旅館]

能代駅「駅前旅館」外観

もんすけさんも書いているとおり、ホントに心地の良い宿でした。
女将さんが親切で、それでこの雰囲気なんだと思いました。
みなさんもぜひ泊まりに行ってください!ホントにオススメです。

入ると1階は帳場と階段だけがあって、客室は階段を上がった2階です。
ベッドが置かれた寝室と、写真を撮ってる側の居室の、各8畳ほどの2間で、2名用の部屋でした。

能代駅「駅前旅館」寝室

能代駅「駅前旅館」ベッド

冷たいおしぼりが用意されていて。

能代駅「駅前旅館」おしぼり

この優しさ、ありがたいですよね。

同じ2階に、トイレや洗面所が。
トイレは、個室が、ウォシュレット付きで、2つ。ダブルスタンバイです。

能代駅「駅前旅館」トイレ

洗面所も、蛇口は2つ。

能代駅「駅前旅館」洗面所

トイレにも、洗面台が1つあるので、トリプルスタンバイですね。

お風呂は1階に。

能代駅「駅前旅館」お風呂

いわゆる家庭用のお風呂場が、2つ。これまたダブルスタンバイ。

能代駅「駅前旅館」お風呂・入浴中

1つに誰かが入っていても、もう1つあるので、これは良いですね。

能代駅「駅前旅館」お風呂・空いています

このダブルスタンバイに象徴されるように、本当に親切な宿です。

お風呂場の横には、自動販売機があって、そのラインナップも、お茶・ジュースだけではなくて、ビール・チューハイまで。

能代駅「駅前旅館」自動販売機

行き届いてるなぁという感じです。

さて、素泊まりにしたので、夕飯を食べに外へ出ました。
宿(駅)から歩いて10分ほどのところにある『酒どこ べらぼう』に。

能代「酒どこべらぼう」外観

秋田の地酒と郷土料理のお店です。
(旅の1週間ほど前に当日営業しているか確認の電話をして、その際に予約を入れたのですが、入れて正解。満席でした。旅行で訪れる際は事前の予約をオススメします。)

日本酒は、能代にある酒蔵・喜久水酒造のものをいただきました。

能代「酒どこべらぼう」喜久水酒造の日本酒

つまみも、どれも最高においしかったです。

ハタハタずし

能代「酒どこべらぼう」ハタハタずし

恥ずかしながら、握り寿司が出てくると思っていましたが、なれずしのことなんですね。

比内地鶏の、串焼きに、たまご焼きも。

能代「酒どこべらぼう」比内地鶏串焼き

能代「酒どこべらぼう」比内地鶏たまご焼き

一番感動があったのは、だまこ鍋でした。

能代「酒どこべらぼう」だまこ鍋

きりたんぽと同じ作り方で形を丸くしたのがだまこ。それと、にゅうめんが、比内地鶏から取ったスープを吸って、おいしい、おいしい!
ニッポンの出汁文化はすごいなぁと再認識しました。

というわけで、みなさん、能代に来たら、『駅前旅館』と『酒どこ べらぼう』をぜひセットで。
これだけで、能代に来る価値アリです!

さて、翌朝、チェックアウトを。
素泊まりにしたので、1人なんと4000円!

お会計をしながら、女将さんに、「ボロ宿」ブログの話を。
“僕たち、ブログの記事でこの宿を見つけて、泊まりに来たんです”と。
もちろん、最初に、“決してけなしているわけではなくて、魅力的だという良い意味です”と説明して。
スマホで、もんすけさんが書いた記事を見せたら、
女将さんは、眼鏡をかけ変えて、“へぇ〜、どこでなに書かれているか分かりませんねえ”と、とってもうれしそうに画面を覗いていました。
そんな女将さんを見て、また泊まりに来たいなぁと思ったのでした。

もんすけさん、女将さん、喜んでましたよ!

@tanayoungさん、ありがとうございました。女将さんが喜んでいたのが何よりでした。
[能代  駅前旅館](2014年8月宿泊)
■所在地  秋田県能代市 元町13-10
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大きなお風呂と最新設備のアットホームな宿 [能代 民宿 水月]

4月に能代に行った時に泊まった宿です。

「十八番」のラーメンを食べるために早めに能代に到着し、その後夕方まで街を散策していました。

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その後夕方になって駅前に戻り、宿まで数キロを歩こうかと思っていたのですが、暗くなってきたことでもあるし、タクシーで行くことにしました。運転手さんに「水月」というとすぐわかりました。

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今回の宿は翌日仕事で行く予定のショッピングセンターに近いだろう、ということで選びました。能代駅からは少し離れていますが、たぶん高速道路のインターからは便利な立地にあります。「民宿」というくらいなので小さい宿をイメージしていたのですが、実際到着してみるとかなり大規模な新しい宿でした。私が日頃泊まっているような宿と比べると、明るくさわやかな雰囲気。

声をかけると“ちょい悪おやじ”風のおっちゃんが出てきて、部屋に案内してくれました。「なんだいタクシーできたのかい。電話してくれたら迎えに行ったのに」

とにかく部屋へ。全体的に新しく改築したような感じ。かなりの部屋数がありそうでした。私は入口の正面の階段をのぼってすぐの2階の部屋へ通されました。

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部屋はビジネス旅館風のさっぱりした感じですが、非常に新しくて清潔です。

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おっちゃんは秋田弁丸出しで、なかなか親切。「これからお風呂をわかすから、ちょっと待ってて。向こうにマンガとか週刊誌もたくさんあるから」といっていったん去っていきました。

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私がマンガを探してきて読んでいると、しばらくしておっちゃんが再び登場。「い~い湯加減だぜい(笑)」といってお風呂を知らせてきました。このおっちゃん、けっこうキャラが立っていておもしろい人です。おっちゃんとはいっても、実は私よりちょっと若い人でしたが(笑)

お風呂に行ってみて驚きました。温泉でもないのにとてつもなく大きなステンレスの浴槽です。普通の旅館でこんな大きな湯船は初めて見ました。

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長期滞在向けに洗濯機なども完備。見たところビジネス客の利便性をかなり意識しているようで、こういう大きなお風呂も、ビジネス客にとってはうれしいものです。

お風呂から出てしばらくして、いわれた時間になったので食堂へ。

ほかの客はいなくて、広い食堂におっちゃんがひとりで待機していました。食事の用意はテーブル席に4人分くらい出ています。

「どこでも好きに座っていいよ」といわれたのですが、私はこの宿に今日到着した新顔なので、一番手前の末席に座りました。

夕食のおかずもなかなか豪華です。2食付きで5250円という宿代を考えると、すごくお得な感じがします。

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私は部屋で飲もうと思って「喜久水」のワンカップを買ってきてあったのですが、いいつまみになりそうなメニューが多かったので、とりあえず生ビールを頼みました。

飲みながらおっちゃんにいろいろ聞いたわけですが、その話によると、この大きな宿はちょうどリーマンショック前の時期に思い切ってリニューアルしたものだそうです。

白神山地が世界遺産になって觀光客が増えたり、もともと発電所立地地域なのでビジネス客が多かったりして、それに対応するのが狙いだったそうです。

「建て替えたらと思ったらリーマンショックで急にお客が減って、参っちゃうよ」ということでした。

もともと宿の敷地はお父さんが商売をしていた場所だそうですが、ご主人自身は外でしばらく働いた後、地元に戻ってこの宿を開業したのだそうです。

それにしてもこのご主人は話題が豊富というか、非常におもしろい人でした。バイク好きだそうで、北海道ツーリングの話でも盛り上がりました。ビンテージバイクを数台所有しているそうです。第一印象で「ちょい悪おやじ」などといいましたが、お洒落な感じでなかなかハイセンスなご主人でした。ヒゲなんかもきちんと整えているし。全体の感じはぐっさん(山口智充さん)にちょっと似ているかも。しかしご主人がいうには、「ちょっと前までスキンヘッドだったんだけど、娘がそれじゃ恐すぎるというのでこんな頭にしたんだ」と笑っていました。

「一度北海道の山の中で故障して困ったときに、ネットでバイク屋を探して何とかなったわけだけど、その時、つくづくこれからはネットの時代だと思った。そういうわけでこの宿もじゃらんに登録してあるけど、あの手のやつは手数料もかかるから、なかなか厳しい」とか。容赦なく秋田弁でしゃべるのですが、私にとってはまったく問題ありません。実は私の正体が青森出身だということを後でバラすと、「東京から来た割には言葉が通じるんで変だと思った」といってました。

そんな話をしているうちに、ほかのお客さんも集まってきました。最初にきたのはまだ20代くらいの若い男性で、付近の地質調査か何かの仕事で数日滞在しているそうです。その後やってきた若い男性もやはり何かのビジネス客でした。そのときは仕事の内容も詳しく聞いたのですが、酔っぱらって忘れてしまいました。

とにかくこの4人で話していると、なかなかおもしろかったので生ビールをお代わりしたあげく、さらにお酒も頼みました。さらにお酒のお代わりも。おかずについていたイカの塩辛がなければ、こんなに飲まなかったのですが‥。

ほかの客は缶ビール1本くらい飲んでいる人もいましたが、たいてい自分でごはんと味噌汁をよそって食べています。

この時に能代市内の話題もいろいろ出て、私が「古い宿が好きなんだ」ということがわかると、昼間見学した竹内旅館のことなどもいろいろ教えてくれました。やはり昔木材でにぎわったせいか、能代はけっこう古い宿が多い町のようです。

「十八番」のラーメンの話題も出ました。食堂に集まった人々はみんな食べた経験があって、やはり外から来た人も一度は行く店のようです。「ちょっと変わっていて好みはあるけど、まあおいしい」という評価でした。

その後少し遅れて、やや年齢の高いお客も食堂に来ました。私はご主人の話しがおもしろくてついつい長居して飲み続けていたわけですが、いいかげんにしようとごはんと味噌汁をよそって食べ、部屋に戻りました。

もうずいぶん飲んで酔っぱらっているので、すぐに就寝。

翌朝も例によって爽快に目覚め、朝食の時間を待ちました。時間になってまたも食堂に行くと、ほかのお客さんはもっと早立ちだったらしく、食事が済んでいました。

ご主人に「ゆうべはずいぶん飲んでたね。大丈夫かい」といわれました。面目ない。きのう飲んだお酒がおいしかったというと、一升瓶を見せてくれました。「能代の安い酒なんだけど、これがけっこううまいんだ」といってましたが、これも「喜久水」だったような気がします。

朝食を食べている時に、今日はパイパス沿いのショッピングセンターに行く、と告げると車で送っていってくれることになりました。

朝食もおかずのほかに手作りのシソのふりかけとか、たくあんとかをすすめてくれて、とにかくアットホームでくつろげる宿です。観光にしてもビジネスにしても、ゆっくり滞在できる雰囲気の宿でした。

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ご主人は「こういう宿をやっていると、とにかく一回泊まったお客がまた来てくれるのが一番うれしい。前に泊まって気に入ってもらったということだから」といってました。確かにそうだと思います。この宿はリピーターも多いことでしょう。リニューアルして設備がいいということもありますが、ご主人のキャラクターが客を呼ぶような気がします。

出がけに若い女性とすれ違ったら「ありがとうございました」と声をかけられました。娘さんなのか、まさか奥さんなのか。わかりませんでしたが、お美しい方でした。

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車で送ってもらう途中「もしかしたらブログで宿のことを書かせてもらうかもしれません」と一応ことわってみました。以下、ご主人と会話。

ご主人「ブログだったら、どんどん書いてくれ。全然かまわないよ」
私 「いや、実はちょっと問題があるんです」
ご主人  「何が。けっこう辛口なのかい」
私  「いや、ブログのタイトルが“ボロ宿紀行”なんです」
ご主人  「‥‥(笑)。ボロ宿か~。まあ、なるべくいい宿だったと書いといてくれよ」
私  「もちろんです」

そんな感じでショッピングセンターに到着し、お礼をいって別れました。私としては本当にいい宿だと思ったのですが、こんなブログに載せてしまい、申し訳ない気持です。

そのあと仕事をすませて東能代から奥羽線で秋田駅へ。秋田駅では例によって比内地鶏スープを買いました。この日もお昼はラーメン。

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秋田駅は最近ますますなまはげが増えたような気がします。

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[能代市  民宿  水月](2012年4月宿泊)
■所在地  秋田県能代市河戸川字下大須賀145-12
■楽天トラベルへのリンク→民宿 水月
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旧廻船問屋の宏壯な伝統的木造建築 [能代 竹内旅館]

このあいだ、またも秋田方面にいく用事がありました。しかも能代に一泊。能代といえば、これまで2回訪問して食べられなかった、あの有名な「十八番」のラーメンが今度こそ食べられると思いましたが、日程的に考えると、初日の昼時に到着しないと食べられないことがわかったので、朝早く東京を出ました。

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朝ごはんは新幹線の中でおにぎり。

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前に能代に行った時は、秋田駅から奥羽線で東能代まで行き、五能線に乗り換えて能代駅まで行きましたが、今回は秋田駅から能代駅直行の高速バスがあるのでそれに乗ってみました。

秋田駅前のスクランブル交差点。人通りはあまり多くありませんでした。

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バスで能代へ。

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能代に到着したのは午後1時くらい。すぐに「十八番」に向かいました。3度目の訪問にして、ようやく営業中にあたりました。実際のところすごくおいしかったです。

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さてラーメンのために早く来たのはいいのですが、実際に仕事があるのは翌日なので、この日は市内をじっくり散策するつもりでした。

能代市内は前に来た時にずいぶん歩き回って、風の松原や能代工業高校なども見学したのです。しかしその後ブログにコメントをくれた人の情報があり、かなり古い旅館がいくつかあるということなので、それを見に行くことにしました。今回宿泊予約したのは、それらとは別の仕事先に近い民宿です。

とにかくだいたい市内の土地勘がわかっているので、まずはコメントで教えてもらった「旧料亭  金勇」をめざしました。

柳町という昔からの繁華街エリアにあるのですが、前に通った時はまったく気がつきませんでした。まずはラーメン屋の「十八番」から柳町方面に歩きます。

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「金勇」は通りから少し入ったところにあるのですが、看板なども出ていてすぐにわかりました。

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なかなか渋そうな料亭建築。国の登録有形文化財になっています。

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‥‥しかし休館日。残念。

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猫が駐車場で昼寝をしていましたが、私が近寄ったので起きてしまいました。

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「旧料亭 金勇」は明治23年創業ですが、現在の建物は昭和12年のものだそうです。秋田杉の銘木を使った豪華な内装のようで、見られないのは本当に残念。せっかく念願のラーメンを食べたのに、またも心残りができてしまいました。

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この奥に神社があったのでついでに寄ってみました。

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八幡様のようですが、港町らしく住吉神社の社殿もありました。

能代は林業で栄えた町であったせいか、特徴のある古い木も多いようです。市内のあちこに古い樹木がありました。

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こんなのとかも↓

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さて、次に「竹内旅館」を見に行くことにしました。ここも柳町からそんなに遠くないはずですが、よく場所はわかりません。スマホの電池切れが近くなってきたので、マップを使わずカンに頼って探してみました。能代の官庁街らしき通り沿いを、見当をつけて歩いていくと発見。

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竹内旅館は、2年前くらいに能代に泊まった時に、宿泊しようかと思った宿です。しかしあまりにも豪華そうなので、そのときは「駅前旅館」に泊まりました。

しかし今回いろいろ調べてみても「竹内旅館」は営業している様子がありませんでした。楽天トラベルにもエントリーはあるのですが、受付はしていないようです。結局未確認ですが、もしかしたら廃業したのかもしれません。

そうだとしたら惜しいことをしました。実際に見るとすばらしい木造建築だったので一回は泊まってみたかった。旧廻船問屋の邸宅を改装した旅館のようです。非常に名残惜しく、去りがたかったです。

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まだまだ時間がたっぷりあるので、この後はやはりコメントで教えてもらった「旅館 畠山」をめざすことにしました。

途中、ジャスコの前を通ったので3回のレストランで休憩。ラーメンを食べた後なのでアイスコーヒーだけ頼みましたが、キッズメニューも充実しています。「おこさまうどん」とか、かなり魅力的です。

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この後もだいたいの見当で歩いてみたのですが、「旅館畠山」はなかなか見つけられません。4月の割に暑い日で、だんだん疲れてきしまた。住宅地の路地に迷い込んで歩いていると、別の旅館を見つけました。

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「中村旅館」。これも昔からの商人宿風です。営業しているかどうかはわかりません。しかしこういうのがあちこちにあるということからも、昔の能代が林業の町、港町として繁栄していたことがうかがえます。前回、能代の市内もだいぶ歩いて極めたつもりでいましたが、まだまだ知らない見どころがありそうです。

「畠山旅館」はどうしても見つけられないので、たまたま見つけた交番に入って聞くことにしました。けっこう大きな派出所で、警官が何人も詰めていました。「旅館 畠山」を聞くと、地図で調べてくれてわりと近くにあることがわかりました。しかし、私が思っていたのとはだいぶ違う方角でした。しかし私はいったい何を求めてこんなにさまよっているのでしょうか。

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地味ですが居心地の良さそうな宿です。こういう宿は、何とかがんばって営業を続けてほしい。こんなことをしているうちにようやく夕方になってきました。もう宿に行ってもいい頃なので、少し離れている能代駅まで歩、タクシーで行くことにしました。

駅前で前回も寄った「市民プラザ」に寄ってみました。ここは古本がやたらと安く売っているので、今回ものぞいてみました。一冊10円。今回も5冊ばかり買ってしまいました。

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駅前の交差点で、なんだか変なキャラクターと警官が交通安全のティッシュを配っていました。

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後は駅のキオスクでお酒とおつまみを買ってタクシーへ。この日の宿は、翌日の仕事に便利な立地の「民宿水月」です。その宿の話は次回に。

[能代  竹内旅館](2012年4月見学。※営業しているかどうかは未確認)
■所在地  秋田県能代市大町1-33

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山中のマタギ集落で近代的・快適な温泉ホテルに泊まる [打当温泉 マタギの湯]

角館から秋田内陸縦貫鉄道に乗る。これが年末ツアーの大きな目的のひとつでした。別に鉄道マニアではないのですが、秋田県内でも山深い地域であるこの沿線には、マタギ集落がいくつかあるそうで昔から興味がありました。

マタギとはいったい何なのでしょう。東北地方に伝わってきた伝説の山猟師たち。独特の文化や狩猟技術を持ち、その子孫にはオリンピックのバイアスロン選手までいるとか。以前、信越国境の秋山郷を訪問した時には、昔は秋田のマタギが苗場山まで狩りにきていたという資料も発見しました。

語源も定かではなくアイヌ語起源ではないかともいわれています。また私が前から関心を持ってきたサンカとの関係はあるのかないのか?

とにかくそんな秘境を訪ねてみたい。通るだけでも通ってみたい。そんな気持で秋田内陸線にあこがれていたわけですが、今回はちょうどいい機会だったので、内陸線のどこかで宿泊できる施設を探しました。

それで決定したのが「打当温泉  マタギの湯」です。私の勝手なイメージとは違い、立派な温泉ホテルのようですが、ほかにあまり候補がなかったのでここにしました。田沢湖まで戻って北上すれば、乳頭温泉とか玉川温泉とか有名温泉はいくつもあるわけですが、今回はあえてそこを外し、秘境に乗り込んでみることにしました。

角館を出たのは昼過ぎくらい。角館の秋田内陸線の駅はJR駅と隣接しており、地元中学生たちが時間待ちをしていました。

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この日はまれにみる大雪が降り続いており、ホームも寒そう。

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乗り込むと、鉄オタ鉄道ファンらしき夫婦が写真を撮りまくっているのに遭遇しました。地元民も多く、意外と利用者数が多い鉄道のようです。車中では、女性の車掌さんが沿線の観光ガイドなどをくれました。

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途中、田んぼや畑の風景から雪山の風景に変わっていき、1時間ほど乗車。長いトンネルを抜けるとそこが阿仁マタギ駅でした。

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駅にはマタギのおっちゃんが登場するJRのポスターも。

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阿仁マタギは小さな駅で、ホームに待合室があるほか、格別な施設はありません。階段を降りたとこに出入り口があり、雪かき道具もそろっていました。

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見渡す限り、雪景色しか見えません。

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駅から宿に電話すると、5分くらいで迎えにきてくれました。

打当温泉周辺は「マタギの里」として観光開発されていて、冬でなければ熊牧場などもあるのですが、この時期は雪に埋もれてひっそりしていました。

しかし宿はかなり立派な近代建築。

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こんなのがお出迎え。

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入るとロビーには熊のはくせいなどが展示してあり、それなりの雰囲気づくりをしています。

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靴を脱いであがるところの注意書き↓  私ももともと東北人なので解読可能(笑)

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ロビーにも熊がいました。

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囲炉裏の休憩室にも熊の敷物が置いてありました。

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廊下もきれいで明るく、2階の部屋も設備の整ったいい部屋です。

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2階から見たロビー↓

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こんなにいい部屋だとあまり秘湯感もなく、マタギ集落という神秘性も感じません。ただ、窓からの雪景色がすごい。こんな雪深いところで暮らすためには、やはり冬山に適応した生活技術が発達するのは無理もないと思いました。

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フロントで「今日はこんな天気ですけれど、隣のマタギ資料館には館内を通って行けますから、もし興味がありましたぜひご覧になってください」といわれていました。

そこですぐに資料館へ。

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ここもずいぶん剥製がありました。ほかにマタギが使っていた道具の展示や、マタギの歴史などの解説。ここにもマタギの家が再現されていて、やはり囲炉裏と熊の敷物がありました。

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あとはやることもなく、外出もしようがないので、とにかく風呂へ。大浴場は湯気であまりうまく写真が撮れませんでした。露天風呂は雪のせいか使用中止になっていました。

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そういうわけなので、下の写真は宿のHPからお借りしました。

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大浴場以外に貸し切りの家族風呂がありました。フロントに申し出ると空いていれば無料でいつでも鍵を貸してくれるというシステム。

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ここも小さいながらきれいなお風呂でしたが、とにかくお湯が熱くて、私は3秒くらいしか入れませんでした。

まあそんなことをしているうちに夕食の時間になりました。夕食も囲炉裏で熊鍋なんかを食べると気分が出るのですが、残念ながらきれいな食堂です。

食事自体はこんな感じ。

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注目はウサギ肉の鍋。

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さらに馬肉の煮付け。

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あとは普通でしたが、なまずの刺身というのがちょっと珍しいかもしれません。私は初めて食べました。

この日は部屋で角館で買ったお酒を飲み、温泉にも何回か入ってみました。館内に人影は少なく、ちょっとしみじみした気分もありましたが、やはり近代的清潔ホテルであるせいか、私としてはあまりワクワクする要素もなく、すぐに寝てしまいました。

翌日の朝食も同じ食堂。特に変わったものは出なかったです。

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この日は秋田内陸線に再び乗って終点の鷹巣まで行き、ここから奥羽線に乗り換えて弘前方面に向かう予定。

フロントで聞いてみると、そういう計画なら10時前くらいの内陸線に乗らないと、あとは本数がなくて昼近くまで列車がないということでした。

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そこでその電車に合わせてクルマで駅まで送ってもらうことに。フロントの方にはいろいろお世話になりました。本当にありがとうございました。

少し早めにロビーに行ってみると、一人旅の男性も一緒でした。それがこの人。

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札幌まで帰省する途中、モノ好きにも内陸線を経由してみることにしたそうです。人のことはいえませんが。やたらいいカメラで写真を撮っていたので鉄道マニアかもしれません。

駅から見ても、あいかわらず周囲は雪だらけです。すごいな~。

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内陸線からの景色もやはりなかなか迫力があります。

すごい峡谷があったり。

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しかし、意外に大きな集落もありました。「あにあい」。

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「阿仁前田」には温泉のある駅も。

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途中「笑内」と書いて「おかしない」と読むとか、どうも日本的でない駅名、地名が目につきました。やはりこのへんも昔はアイヌが住んでいたからなのでしょうか。よくわかりません。

やがて周囲が開けてきて人家も増え、1時間半くらいの乗車で鷹巣駅に到着。

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なかなか渋い駅でした。例の札幌の男性はこのひとつ手前の「西鷹巣」で降りていきました。なんにもない駅のように見えたのですが、そこにも何かモノ好きを惹きつけるものがあるのでしょうか。

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鷹巣駅はJR駅と隣接しています。

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駅前の通り。

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昭和の駅前商店街という雰囲気があって非常にいいです。しかし乗り換えにあまり時間がないので、JR駅の待合室で少し時間をつぶすことにしました。ただ、雪で電車が遅れており、少し町を歩くくらいの時間は結果的にはあったわけですが。

鷹巣駅のホームには大きな太鼓がありました。このへんの名物のようです。

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そんなわけで奥羽線の大館行きに乗り換え、さらに乗り換えて大鰐、弘前方面に向かったわけですが、その話は次回にします。

[打当温泉 マタギの湯](2011年12月訪問)
■所在地  秋田県北秋田市阿仁打当字仙北渡道上ミ67
■泉質  ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
■楽天トラベルへのリンク→打当温泉「マタギの湯」
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武家屋敷通り観光にも便利な素朴な町宿 [角館 高橋旅館]

年末に、秋田、青森を遊び回ってきました。

最初の目的地は角館です。角館駅は秋田新幹線で秋田に行く時に通るたび、いつも途中下車したい誘惑にかられる駅でした。なぜかと考えてみると、何となく昔のNHKの朝ドラでイメージができたような気がします。桜並木の武家屋敷なども有名。かの菅江真澄せんせいが没した地ともいわれておりました。そのほか私は角館駅を通るたびに「秋田名物  内陸線」という看板を見て、「あれに乗ってみたい」と漠然と思ってきました。

今回、数日遊べそうな時間があったので、まずは角館に一泊し、秋田内陸線を通って青森に抜けるという企画を考えてみました。宿を調べてみると、なかなかこぎれいなホテルなどもありました。なるべく古い旅館はないものかと思ってさらに調べてみた結果、明確な情報はないものの、名前と連絡先だけはウェブにも出てくる「高橋旅館」にお願いしてみることにしました。電話してみると、何となく気さくそうなおばちゃんが出て、いい感じの宿。夜は付近の居酒屋かどこかで食べることにして、朝食のみ付けてもらうようにお願いしました。

角館というとすごく遠く感じますが、東京駅から「こまち」に乗ると、3時間かそこらでついてしまいます。すごく便利。

この日は朝10時くらいのこまちに乗ったので、1時過ぎに角館駅に到着。お昼は新幹線の中で弁当を食べ、ビールをたらふく飲んだので、もはや不要。

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駅の外に出ると12月なのに思ったより雪が多いです。この年末は秋田青森の各地ではかなりの雪に見舞われていたそうです。

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かなり寒いこともあって、とりあえず駅前の観光案内所に避難しました。

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中では雪ぐつの貸し出しサービスも。

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この日、到着後どうするかあまり考えていなかったのですが、これだけの雪があるとあまり長く歩くのもつらいので、まずいったん宿に荷物を置かせてもらい、それから武家屋敷方面の観光に行くこ方針に決定。宿に電話してみると「今どご?」と聞かれたので「駅前」というと、もう入れるから気をつけてくるように、ということでした。

駅前の大通りをやや下る感じで市街に向って歩きます。私は雪もそれなりになれているのですが、やはり歩きづらくて、滑るところではコケそうになります。

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途中に平和劇場というのがありましたが、これは映画館か何かの廃墟でしょうか。

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こんな寂れた感じの商店街を10分くらい歩いて宿に到着。角館でもそれなりににぎやかな通りに面していました。

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古そうな宿ですが、思ったより外観はきれいで、手を入れている感じ。

建物脇の路地みたいなところの奥に玄関がありました。

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声をかけるとばあちゃんおばちゃん登場。

部屋の鍵を渡され、2階の部屋に勝手に行ってくれということでした。階段の昇り降りがちょっとつらいのでしょう。

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「まあよぐきだ。まんずあったまって」というので、「少し休んだら武家屋敷のほうに行って、ついでに夕食も食べてきます。お風呂はそれからでもいいですか」と聞くと、「お風呂は何時でも入れるから大丈夫。食事もこのへんにはいろんな店があるから、大丈夫だ」ということでした。

勝手に2階に上がり、いわれた部屋に入るとすでにストーブで部屋があたたまっていただけでなく、こたつも入っていました。思ったより立派な8畳間で、古いですけれどきれいにしてあります。1泊してみてもすごく快適な部屋でした。

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お湯もわいていたのでお茶を飲んで一息。やはり東京から一気に来ると寒さをひときわ感じますが、室内に入ってしまえば東京よりあったかいです。

しばらくしておばちゃんに声をかけて外出してみました。武家屋敷も歩いて10分くらい。途中にスーパーがあったので寄ってみると、ハタハタが大量に売ってました。さすが秋田。知らない街のスーパーに寄るのはなかなかおもしろいです。SC形式で100円ショップや観光物産展もあって便利そう。翌日寄っておみやげを買うことにしました。

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そしてすぐに武家屋敷らしき雰囲気が出てきました。私は有名観光地に行くのはあまり好きではないのですが、
それは人が多いのが面倒だからで、人が少ないならなるべく行ってみたいのです。この日は大雪の午後で、あまり人影はありませんでした。

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何軒か古い家が残っており、見学できる家もあります。「青柳家」と「石黒家」というのに入ってみました。「青柳家」は格式の高そうなかなり大きな家で、小さな城下町なのにこれだけ金持ちの武士がいたというのが不思議です。

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歴史村として観光化されており、中に売店や喫茶店などもあります。建物が多く、武具や生活用具などの展示スペースも。しかしこの時は觀光客は誰もいなくて、スタッフのほうが完全に多い状態。著名な薬医門があるのですが、この日は修復工事中らしく見ることができませんでした。

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それにしても戦災を免れたのでこれだけの家がこの一帯に残っているわけです。こんな雰囲気の中で実際に暮らしていたらどんな感覚が育つのでしょうか。石黒家ではボランティアらしき案内の人がいろいろ説明してくれました。ここは一部の部屋を公開し、奥には実際に人が住んでいるそうです。ここの売店でホカロンが売っていたのでつい買ってしまいました。

もうこれだけでかなり時間がかかり、疲れたというより寒いので歴史村内のカフェに退避。2階には古い時計などの展示物があり、1階に売店とカフェがありました。

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ここで観光案内のパンフレットなどを見ていると飲食店も出ていたので、夕食を食べる店の見当をつけて、ようやく外に出るともう暗くなっていました。まだ5時前なのですが暗いです。しかもかなりの降雪。

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寒いし、もう居酒屋に行きたいと思ったのですが、5時前ではやっていないだろうと思い、近くのお土産屋さんや桜皮工芸品の店などを見物。5時頃になって、新たに積もりつつある雪をかきわけながら、ちょっと裏道に入った居酒屋に到着しました。雪がなければ武家屋敷からも5分くらいの距離です。

パンフレットに出ていた店は「日辻屋」。なんだかよくわかりませんが、店頭にクリスマスみたいなイルミネーションが出ていました。「何だかイメージが違う」と思いましたが、もうあまり店を選り好みしている余裕がなかったのでここに入りました。

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入った感じは寿司屋みたいな感じ。カウンターで常連らしき客が飲んでいて、あがりの座敷には宴会用のセットがしてあったので予約が入っているようでした。

カウンターに座ってまずはビール。お通しにおでんが出てきました。これがおいしかった。

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アジやイカの刺身のほかにやはり「きりたんぽ鍋」を注文。どれもボリューム感があり、おいしいのでその後お酒をかなり飲みました。

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やがてここの主人が「お客さんは観光ですか」と話かけてきて、いろいろ話しているうちに、この主人は地元の人ではなく、一時期は東京の私の家の近くにも住んでいたことがわかって盛り上がりました。

その後もう2人くらい常連らしき客が来て、一緒にいろいろ話をしました。とにかく12月にこれだけの雪が降るのは珍しいそうです。私が「しかし観光で来る分には、これぐらい雪があったほうが風情があっていいですね」というと、「そりゃそうだけど、住んでいるほうからしたら雪かきでもう筋肉痛だよ」と笑っていました。

「高橋旅館に泊まる」といったら、「あそこも1階で料理屋をやっていて、すごくおいしいんだけどね。ただ予約制だからね」ということでした。高橋旅館はけっこう多角経営をしているようです。

すごくおいしいうえに安かったので、大正解の夕食でした。ここから歩いて宿までは5分くらいでしょうか。コンビニで地酒を買い、あえて裏道を通って宿に帰ろうと思っていたら、やはり酔っぱらっていたせいか滑ってコケてしまいましたが、コケつつも執念で地酒は死守。

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宿の前の通りにようやくもどると、こっちにも何だかライトアップされた店がありました。とにかく歩いていると寒いわけですけど、雪の降る中だと何だか幻想的な気分になってしまいます。

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部屋に戻ったらふとんを敷いてくれてこたつもつけてありました。本当にありがたい。

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とにかくさっそくお風呂に。古い宿のわりには近代設備の立派なお風呂でした。

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お風呂あがりにまたも地酒を飲み、寝たのは11時くらいだったでしょうか。夜になって本格的に降り出した雪はこの時もまだ降り続いていました。

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翌朝はとっとと起きて朝食へ。窓から外を見るとまだ雪が降っていて積雪も増えています。

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1階におりるとおっちゃんがいて、何だか恥ずかしそうにこっちを避けるような感じだったので、「おはようございます。朝食はどこですか」と聞くと、奥の部屋を指さして「こっちです」とひとこと教えてくれました。人見知りするおっちゃんなのでしょうか。

朝食はカウンターのみの不思議構造の食堂です。

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奥からおばちゃんが出てきて、「炊きたてのあきたこまちだからたくさん食べてね」とごはんを持ってきてくれました。

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このとき聞いてみると、この宿はもう当地で営業して90年くらいにはなるのだとか。昔から行商の商人や、付近の田舎から町に出てくる人などが泊まり、繁盛してきたそうです。最近はやはり觀光客が多いということでした。

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1階の多角経営の料理屋は、息子さんがやっているそうです。予約制のなかなかの高級店のようですが、そういえばここの朝食も同じキンピラでも漬物でも、どことなく料亭みたいな上品な感じもありました。料理屋と共通のこしらえなのかもしれません。昨夜は「日辻屋」で夕食を食べたといったら、「あそこは1人前から鍋をやってくれるし、何でもおいしいから私もよく行くんですよ。いい店にいきましたね」とほめられました。

宿を出る時に「今日はどちらへ?」と聞かれたので「秋田内陸鉄道に乗って山のほうに行く」といったら、「どんどん乗ってあげてくださいね。経営が大変みたいだから」ということでした。

高橋旅館は明るくて愛想のよい女将さんと、どこか人見知りがちのおっちゃんのコンビがおもしろく、なかなかいい宿でした。朝食もおいしかったので、今度来るとしたら夕食付きで泊まってみたいと思います。

さてこの日は秋田内陸線の「阿仁マタギ」という駅まで行く予定です。昨夜のうちにいろいろ計画を練ったあげく、列車に乗るとすぐ着いてしまうので、昼頃までは角館で過ごしお昼を食べてから内陸線に乗ることにしました。

武家屋敷街はもうひとつ田町という別のところにもあるので、そっちへ。まず宿の近くのスーパーの観光物産店で買い物をし、おみやげなどを宅配で送りました。昨夜のきりたんぽ鍋がおいしかったので比内地鶏のたれや比内地鶏スープ、地酒など。店のスタッフの人に聞くと、「生まれてこの方、武家屋敷はいったこともない。花見にもいったことがない」といってました。地元というのは、そういうものかもしれません。さらに宿の真前にある桜皮細工の店にも寄ってみました。

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道路もかなりの積雪ですが、こんな穴があって除雪に便利。

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田町武家屋敷も歩いてすぐ。雪かきの人がたくさん出ています。

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西宮家という古い家が工芸品の店とカフェをやっていたので、ここで少しお茶を飲んであたたまりました。その後武家屋敷をひと通り見て、裏道を通っていると大きな味噌・醤油屋さんを発見。レンガ造りのかなり古い歴史のありそうな店です。

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入ってみると女性スタッフがすぐに出てきて蔵座敷の見学(無料)や、味噌汁やダシ汁などの試飲(無料)に案内してくれます。観光スポットとしてすごく手慣れた感じでした。

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さてこのあとお昼ぐらいになったので、地元のうどんや稲庭うどんの店もあったのですが、目を付けていた地中華料理「東東」に入ってラーメンを食べました。どこに行ってもラーメンばかり食べてしまいますが、化学調味料味の昔懐かしいラーメンでした。

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駅まで歩く途中でさらに本日用の地酒ワンカップとビールを買い込み、内陸鉄道の駅へ。

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「乗ってけれ  内陸線!!」といわれるまでもなく乗ることにしましたが、かなり長くなってしまったので、その話は次回に。

[角館  高橋旅館](2011年12月宿泊)
■所在地   秋田県仙北市角館町中町12
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横手かまくら会場にも近い歴史のある商人宿 [横手 尾張屋旅館]

先日、秋田の能代と宮城の気仙沼に行く用事ができました。どちらも比較的最近行ったばかり。中間点で一泊しようと思い場所を検討した結果、ちょうど雪まつり期間中の横手に注目。あこがれの横手かまくらを見にいくことにしました。

能代と気仙沼は同じ東北とはいえけっこう遠く、横手は必ずしも中間点とはいえません。早くいこうと思えば秋田新幹線で盛岡まで行って、さらに東北新幹線で一関まで行くべきだと思いますが、雪まつりの誘惑には抗しがたく、横手の「尾張屋旅館」を予約しました。

電話予約に出た少しなまったおばちゃんが「雪まつりは今週はじめから見れる体制になっておりまんす」というので安心しました。到着時間が読めず、出発も早くなりそうなので、素泊まりでお願いしました。

当日は朝早く東京駅を「こまち」に乗って出発し、昼頃秋田駅へ。今年は雪が多いと聞いていましたが、市内はそれほどでもありません。秋田駅からはクルマで能代に移動。去年の11月に来たばかりの町。あのときは狙っていたラーメンが食べられず残念な思いをしましたが、今回も諸事情によってダメでした。「十八番」のラーメンが食べられる日はいつかくるのでしょうか。

そうして夕方くらいに秋田駅に戻り、いよいよ奥羽線で横手に向かいます。もう日暮れ近くで、奥羽線は混雑中。横手についたら真っ暗でした。7時くらいだったと思います。駅のホームにもかなり雪が積もっています。

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懐かしいマンガのポスターも。「釣りキチ三平」が横手の話だったとは、初めて知りました。

駅前はいきなり雪の壁になっています。ライティングもされていました。かまくらもすでにあちこちに作ってあります。

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いや~、さすがに横手は雪が深い。同じ秋田でも、秋田市内とは全然違います。

宿に入る前に雪まつりを見物し、食事もすませる魂胆だったので、まずは会場をめざします。メインは横手地域局前と聞いていたのですが、どうもよくわかりません。駅前を歩いているおまわりさんに「横手地域局はどっちだべか」と聞くと、いったん来た方向に一緒に戻って、親切に教えてくれました。「近くにいってもわからなかったら、誰でも歩いている人に聞けばすぐわかる。今、町中まつりだから」ということでした。

そしてついに会場の大通りに到着。かまくらだけでなく雪像もありました。見物客もけっこう出ています。

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かまくらは、もう数えきれないくらいありました。中に人が入っていて火鉢を囲んでいるのもあれば、誰もいないのもあって、私も思わず中に入ってみました。

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ふらふら歩いているといきなり後ろから「これどうぞ!!」と知らない子供に大きな声をかけられました。ふりかえると焼いた小さい餅を持った子供が「もぢ、もぢ」といっています。「ああ、ありがとう」といってもらって食べましたが、炭火で焼きたてなので、信じられないくらいおいしかったです。ふだん餅なんか好んで食べませんが、これはおいしいなと思いました。

少し行くと屋台が集まっているエリアを発見。

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これをみて、今晩は横手焼きそばを食べてやろうと決心しました。さらに大通りの近くには魅惑の歓楽街らしき路地も見つけました。

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この入り口付近に食堂があったので、この店で横手焼きそばとビールを頼みました。店のおばちゃんが「ほかには?餃子か何かいりませんか?」と聞くので、「いやあ、そんなに食べられないから、何か軽いおつまみでもありますか」と聞いてみました。でも悩んでいて「漬物とかならありますけど」という感じだったので、まあ餃子でもいいかなと思って頼みました。結果的に餃子も横手焼きそばもおいしかった。焼きそばは味が濃くてビールに良くあいました。

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そんなことをしているうちに8時も過ぎたので、宿に向かいました。この雪まつり会場付近からは歩いてすぐ。路地裏の道路にも雪が積もり、なかなか風情がありました。不思議なことにあまり寒く感じません。

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宿の正面は期待に反して、かなり現代的で瀟洒な雰囲気。

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でもやはり、古い宿の感じも随所に残っています。

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声をかけると女将さんが出てきて部屋に案内してくれました。予約の電話に出たなまっていた女将さんですが、これも予想に反してけっこう若い美人女将。そのギャップにとまどいました。

こういう上品な感じの美人がなまっていると、逆にあたかかい感じがしてすごく好感が持てます。言葉使いもすごくていねいでした。

部屋に通されて、少し話を聞いたところ、横手のこの付近には由緒ある名旅館が3軒ほどあったそうですが、いずれも火事にあったり廃業したりして、今ではいずれも営業していないそうです。見事な古い建築だったそうで、それを聞くとすごく残念な気がします。

「尾張屋」さんはそれとは比較にならない、細々とやってきた商人宿だと謙遜しておりました。「今ではビジネス旅館ということでやっておりまんす」とか。女将さんはよそからお嫁に入った人だそうですが、この家は代々ここで宿をやってきたそうです。ちなみに「尾張屋」という屋号は、出身地ではなく「姓です」といってました。

「明日の朝、7時くらいに出たいので先に精算しといたほうがいいですか」と聞くと、「7時くらいなら私が起きておりますのんで、その時でけっこうです」ということでした。

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部屋はきれいな6畳間。私は素泊まりなので、部屋に通されると女将さんがすぐに布団をしいてくれました。お風呂にもすぐに入りましたが、正方形のかなり大きな湯船で快適でした。部屋も設備も清潔で、結局のところ、ボロ宿とはいえない宿でした。

雪は深いけれど、部屋もそんなに寒く感じませんでした。翌朝早く置きて階下の洗面所へ。すでにストーブが付けてありました。

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窓を開けてみると裏庭もすごい積雪。

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精算して宿の前に出ると新しく雪が積もっていて、人はあまり歩いていませんでした。

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駅までは歩いて15分くらいだと思います。歩道も雪だらけ。明るいところで見ると、雪まつり会場以外でもあちらこちらにかまくらが作ってあります。

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夜ついて朝出発するというあわただしい横手滞在でした。こんなことでは来たとはいえませんが、かまくらも一応見たし、何となく満たされた気分で駅へ。駅は改装中のようでした。地元高校生たちも通学の途中です。

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ここからは奥羽線を離れ、北上線で北上に向かいます。

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駅の中に積もった雪も1m以上ありそうな感じ。最近これだけの雪を目にするのは珍しいです。

この後北上で東北線に乗り換えて一関へ、さらに大船渡線に乗り換えて気仙沼に向かいました。気仙沼まで着くとほとんど雪はありませんでした。すべて普通電車なので時間はかかりますが、何となくのんびりした気分の移動。なかなか快適です。これで仕事さえなければなあ、などとつい思ってしまいます。

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乗り継ぎにけっこう時間があるので、駅の周辺を散歩してみたりしました。朝ごはんは北上駅の立ち食いそば。

最後、気仙沼からは気仙沼線経由の快速電車で仙台まで出て、新幹線で東京に戻りました。移動距離が長く、なかなか大変でしたが、横手の雪まつりをちらっと見物できたのが何よりでした。

晩ごはんは帰りの新幹線で、「むすび丸弁当」でした。

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[尾張屋旅館](2011年2月宿泊)
■所在地  横手市鍛冶町3-33
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宿の名前そのまんま。本当に駅前の居心地のいい旅館 [能代 駅前旅館]

秋田の能代に行ってきました。今年の2月にも奥羽線で通ったところですが、その時はすごい寒波でした。その記憶があるので、今回はまだ11月とはいえ、重装備ででかけました。朝早く「こまち」に乗って東京駅から出発。秋田で奥羽線の普通列車に乗り継いで、さらに1時間以上行くと東能代駅に到着。今年の2月とは逆のコース。東能代に着いたのは2時過ぎくらいです。実感として、東京から能代に行くのは、北海道や九州より遠い。この日は東能代で用事を済ませて、タクシーで能代駅に向いました。

タクシーの運転手さんによると、バイパス沿いに商業集積エリアができたせいで、中心市街地の商店街はまったくダメになったそうです。まさにシャッター通り。「若い人が出ていってしまうからねぇ。若い人も別に出たくはないのだけれど、就職口がないから。人口も減っていて、ちょっと前に合併で少し増えたけど、せいぜい6万人ちょっと」ということでした。

能代駅に着いたのは5時くらいで暗くなりかけていました。

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能代駅は東能代駅から分岐する五能線の駅で、駅前はかなり立派。寂れてはいますが、昭和の駅舎という感じで、いい雰囲気です。駅中に売店もあります。この日の宿泊はすでに予約済の「駅前旅館」です。宿の名前が「駅前旅館」。珍しいので予約してみました。

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まさに駅のすぐ近く(歩いて30秒くらい)に立地。建物はそんなに古くはない感じですが、典型的なビジネス旅館の雰囲気があって、気に入りました。予約の時に電話に出た女将さんの感じが良く、この日も暖かく出迎えてくれました。

2階の休憩スペースにはすでにクリスマスの飾りが出ていました。

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部屋は和室にベッドという、昔たま~に見られたパターン。貧乏くさいのは確かですが、とにかく全体的に清潔で掃除が行き届いていて快適です。

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女将さんと夕食の時間を相談したところ、「早いのが良ければ、すぐにでもできます。遅いほうが良ければ8時くらいからでも大丈夫」というので、とりあえず外に出て、先に周辺を探索することにしました。

というのも、タクシーの運転手さんに聞いた話しでは、「駅の周辺に飲み屋などはまったくないけれど、ちょっと歩いて柳町まで行けばけっこうある」ということでしたので、一応、偵察しておこうと思ったのです。「よさそうな飲み屋があったら、夕食のあと飮みに出てもいいな」という魂胆です。

「散歩に行く」というと、女将さんは「自転車を使いますか」と聞いてくれたのですが、知らない土地なのでまず歩いてみようと思いました。女将さんが市内のイラストマップをくれたので、それを持って外に出ました。

駅前のロータリーを抜けて、大きな通りに出ると、シャッター街が並んでいます。その交差点の角に大栄百貨店という店の廃墟がありました。1階には明かりがついていて、喫茶店らしき商売をしているようでした。

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近くにいってみると、喫茶店でもあり古本屋でもあり、無料休憩スペースでもあり、たぶん公共の施設のような感じでした。

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ここで一冊10円の古本がたくさん売っていたので、これはお得とばかり、3冊ほど買いました。9割引きの書籍もたくさんあったので、旅先でなければ50冊くらい買いたいところでした。

この休憩所の中に、昔と現在の能代の街の写真を展示してあったのがなかなか興味深かったです。昔の繁華街は、今と比べると狭い通りだけれど、すごくにぎやかに見えます。やはり能代はこのへんでは貴重な港を持つ町として栄えていたのでしょう。

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さらにあこがれの夜の繁華街・柳町方面をめざしました。だいたいの場所しか聞いていなかったのですが、すぐわかりました。大通りから少し坂を下っていく道が、確かににぎやかな繁華街になっていました。

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これが柳町。といっても、あまり飲み屋は見当たらず、少し裏道などにも入ってみましたが、居酒屋のチェーンやラーメン屋があるくらいで、それほどあやしい店は見つけられませんでした。そういうことなので、もう寒くなってきたことでもあるし、この日は宿に帰って、宿で飲むことにしました。

お風呂は一人用のやつが2つあり、普通の家庭のお風呂よりやや広いくらい。とてもきれいに掃除してあり、快適でした。ここのお風呂は夜12時まで、いつでも入れるので便利です。

お風呂に入ったあとの夕食は牛鍋メイン。刺身、帆立焼き、サーモンホイル焼きなど、なかなか豪華で、どれもおいしかったです。米も炊きたてでおいしかった。

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お酒は駅の売店で買ってきた秋田の銘酒「高清水」。一番ありきたりのを選んでしまいました。

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夕食後に出かけるのをやめたので、夜はひまでした。廊下に「ゴルゴ13」と「美味んぼ」がたくさんあったので、読みふけりました。「ゴルゴ13」を読むのは、鹿児島の温泉以来です。地方の宿で一人で過ごす夜、「ゴルゴ13」なんかを読んでいるとひしひしと孤独を感じます。しかしこの日は夜中にアジア大会の中継などがあって、さらに酒を飮みながら2時か3時くらいまで起きていたので、あまりしんみりした感じにはなりませんでした。

朝食は部屋の隣の食堂で8時からということで頼んでいました。

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朝食もなかなかおいしくて、コーヒーなんかも飲み放題。とにかくこの宿は、いろいろ行き届いていて、居心地がいいです。朝食は頼めばパンも用意してくれるみたいです。洗濯機の使用も無料。長期滞在するにも便利な宿です。2食付きで6300円というのは、なかなかお手頃なのではないでしょうか。

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さて、この日はもう帰るだけなのですが、前にブログにコメントをくれた人が、「能代の十八番というラーメン屋がうまい」と教えてくれたので、そこに行くべきかどうか改めて悩みました。一応、場所などは調べてきていましたが、行くべきかどうか。

まず駅に行ってみて時刻表を確認したのですが、ラーメンを食べてから帰るとなると、やはり能代駅出発は昼過ぎになり、東京に戻るのもずいぶん遅くなります。しかし、今度いつ能代にくる機会があるのかわからないので、やはりここは11時くらいまで時間をつぶし、「十八番」のラーメンを食べてから帰ろう、と決心しました。

宿でもらった地図を見ると、海沿いに「風の松原」というのがあります。なんだかよくわかりませんが名所のようなので、行ってみることにしました。駅から歩いて20分くらいはかかりそう。ラーメン屋の開店まで、まだ2時間以上あるので、まずここに行ってみて、その後ゆっくり市内を散策することにしました。

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風の松原というのは、要するに防風林というか砂防林というか、強風とそれによって砂が飛ぶのを防ぐために、江戸時代に植林された松林だそうです。風が強いので、松は斜めに生えています。

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幸田露伴先生も、昔ここに来たようです。

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林はとんでもなく広くて、とてもすべてを見ることはできませんでした。ところどころに公園などが整備されていて、ジョギングコースにもなっているようです。市民が散策しているほか、能代北高校の陸上部もランニングしていました。

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しかし、市内にこんな広大な松林がある街はめったにないと思います。松は700万本もあるとか。結局、この林を横断する気力がなかったために、その向こうにある日本海は見ることができませんでした。

このあと適当に歩いていると、松原の近くで能代工業高校のグラウンドを発見。能代工業といえば泣く子も黙るバスケットの名門校。そういえば1日、2日前に、アジア大会で活躍している
田臥勇太くんをテレビで見たばかりで、奇遇なのかなと思いました。

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正面に回ってみると、校門のそばにバスケットの像があり、さすがに学校としても力を入れていることがわかります。

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「彼はこんなところで高校生活を過ごしていたんだなあ」などと思いながら、さらに歩いていると、能代で開催されるbjリーグのポスターが貼ってあり、能代工業OB選手の写真を大きく扱って「能代凱旋」などと書いてあります。たぶん、日本のバスケットリーグには、能代工業出身選手が山ほどいるんだろうなと思いました。

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だいたいの見当で駅方面に戻りながら歩いていると、昨夜ちょっと来てみた柳町付近に到着。広い幹線道路に沿ってジャスコもありましたが、人はほとんど歩いていません。

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そんなことをしているうち、2時間くらいたったのでいよいよ「十八番」に行ってみました。「十八番」は一見ラーメン屋に見えないような、古い家だと聞いていたので、地図を頼りに探しました。駅からはそんなに遠くないところで、能代北高校の近く。そしてついに発見。

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確かにただの家にしか見えません。さらに無駄に寄ってみた (©ドンさん)

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‥定休日でした。

能代市内をさまよい歩いたこの2時間はいったい何だったのか。すぐに帰っていれば、今頃秋田駅で新幹線に乗っていたかもしれない。定休日を確認していなかったのは、大きな手抜かりでした。

でも考えてみれば、宿を出てそのまま電車に乗っていたら「風の松原」や能代工業も見れなかったわけだし、知らない町をこれだけ散策することができたわけだけから、まあいいかなと。そう自分にいい聞かせるしかありません。でもこうなって見ると「十八番」のラーメンをなんとしても食べたいので、いずれ能代を再訪してやろうと心に固く誓いました。

そういうわけで、結局この日はこの後いったん東能代駅まで出て、そこで奥羽線に乗り換え。

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東能代の駅でも「バスケットの街」をアピールしていました。秋田駅では、今年の2月に泊まったホテルの近くで「末廣ラーメン本舗」という店をみつけたので、ここでラーメンを食べて帰ってきました。どうしてもラーメンを食べないと気がすまなかったので。そういえば2月に来た時も駅でラーメンを食べたのですが、その時は体調が悪い上に雪で電車が止まって大変だったことを思い出しました。

今回、ラーメン屋の定休日の件では大きな失敗をしたわけですが、これに懲りず、また行ってやろうと思います。

[駅前旅館](2010 年11月宿泊)
■所在地  〒016-0831  田県能代市元町13-10
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旅に病み、電車は雪で運休。悲惨な秋田ツアー [秋田市 ホテルα-1秋田]

2月に津軽地方から秋田にまわりました。青森のはなしは前に書いたのですが、日程としては五所川原から黒石・温湯温泉とまわって、その次の日昼過ぎくらいに秋田駅に到着。このときはまれに見る寒波に見舞われ、地元の人もとまどうくらいの寒さ。雪も多く、今の東京で思うと懐かしいような気もしますが、実際にはそれどころの騒ぎではありませんでした。

まず弘前から秋田に向かいました。

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予定としては、この日、秋田のどこかで一泊し、さらに次の日は山形の酒田の宿を予約していました。酒田の古い商人宿を拠点に、「おくりびと」関連名所をまわるという、ちょっと旬をはずした計画。

秋田のどのへんに泊まるのがいいのかと思いながら車窓を見ていくと、電車は東能代、八郎潟などの駅を通過していきます。

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もう、みるからに寒そう。最初山奥の温泉とか、海岸沿いの象潟とか、いろいろ宿泊地のプランは考えていたのですが、しかしこの天気だとあまり酔狂なことを考えてもまずいと思い、まず秋田駅に降りてみることにしました。秋田駅も雪にうずもれており、さらに雪は降ったりやんだりの状態です。

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このへんから、ちょっと腰に違和感があり、腰痛持ちなのでちょっと気になっていましたが、まずお昼を食べようと思い駅中の喫茶店へ。昔風の喫茶店で、なぜかラーメンがあったので食べてみました。

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これが細麺のあっさり醤油味でおいしくて、「いや~アタリだったな~」などと思いながら、駅の観光案内所などでどこかいいところはないかと探していると、ますます腰が痛くなってきただけでなく、胃の調子もおかしくなってきました。前にも同じような症状で寝込んだことがあったので、これはやばいと思い、とにかくまだ3時にもなっていない時間だったのですが、秋田駅近くに泊まることにしてしまいました。

ビジネスホテルならいくらでも見えているのですが、とにかく安いところがいいと思い、携帯で楽天トラベルで検索して電話してみると、楽天のコールセンターにつながり、秋田駅近くで安いホテルということで、3500円くらいの「α-1」を紹介してくれました。ホテルチェーンですね。

オペレーターの女性に「3時にチェックインする」というと、「3時というともうすぐですが、場所はすぐわかりそうですか?」と聞かれました。しかし「α-1」は秋田駅にいるとすぐ目の前に見えるので、わからないどころではありません。とにかく腰が痛いのでとっととチェックインしました。

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駅から歩いて1~2分くらい。行ってみると1階に飲食店があったので、夜まで調子が悪いようなら食事はここですませばいいなと思いました。

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部屋に落ち付くととりあえず横になり「困ったことになった」といろいろ考えていました。前はほんとうに動けないくらいになったことがあったので、これ以上悪化するようだと秋田に滞在するしかないのか、とか、もう1泊するのはいいけど、それ以上になると仕事に影響が出るな、などと。

安いだけあって部屋はまれにみる狭さ。でも「昔はビジネスホテルってこんな風だったよな」、などと思いつつ、そうはいっても久しぶりに完璧な設備やアメニティのそろった宿に泊まって、ひと安心といった気持でした。

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食欲はまったくわきません。ビールを飲む気にもならず、結局お風呂に入った以外はずっと横になっていました。

翌朝も食欲がなかったのですが、とにかく動けるので、酒田に行くべくホテルを出発しました。雪はまったくやむ様子がありません。

さらに秋田駅で衝撃の事実が伝えられました。羽越線運休。窓口で駅員に詳しく聞いてみると、「羽越線は強風と雪のため現在ストップしており、午前中の電車はすべて運休が決まりました」ということ。「午後になると動く見込みはあるんですか」と聞くと「いや、まず動かないと思います」ということ。

そうであれば奥羽線で新庄までいって、陸羽西線で行くという手もあります。しかし聞いてみると陸羽西線も途中までしか運行しておらず、酒田まで行けるかどうかその時点でははっきりしませんでした。

だいたい立っているのがつらいくらいなので、喫茶店に入ってあったかいコーヒーをオーダー。いろいろ考えた結果、とりあえず新庄まで行ってみることにしました。もし酒田に行けなくても、新庄まで行けば肘折や銀山など、勝手のわかるいい温泉も近いし。とにかく行ってみることにして、弘前で通しで買ってあった切符を交換してもらいました。

秋田駅のホームは雪がふぶいていて、乗客はみんな階段の陰などに避難して電車を待っています。駅員だけでホームの端に立っていますが、仕事とはいえかわいそうな感じでした。

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このあと、奥羽線の各駅停車に乗って、新庄に向かったわけです。電車は途中駅で何度もストップし、駅ごとにスコップで雪をかき落としながらの運行となりました。私は腰と胃が痛くて、座席にうずもれるようにして目をつぶっていました。その耳に、運転士が無線で運行本部に「もう無理です!!」と叫ぶように状況を伝えているの聞こえます。結局この電車を最後に奥羽線も運休になったので、本当に危ないところでした。

新庄に着くとやはり陸羽西線も不通。体調も良くないので、もう東京に戻ることにしました。とにかく新幹線に乗ってしまえば東京に着いたも同然。新幹線のチケットも無事とれました。最初から秋田新幹線に乗れば良かったのですが、へたに粘ってしまいました。新庄も寒かったですが、ここでようやく食事をする気分になったので、うどんを食べて少し体調が良くなった感じがしました。

酒田の宿にキャンセルの電話をすると、おっちゃんが出て「そういう事情ならば残念ですがいたしかたありません。また機会があればぜひお立ち寄りください」といってくれました。当日キャンセルなどしたくないのですが、今回ばかりはどうしようもありませんでした。

駅には地元の祭りに使うらしい、直江兼継の人形が。結局秋田市では駅と駅前ホテルを往復しただけで、どこにも行きませんでした。状況が許せばお城をはじめ、いろいろ見どころはあったのに残念。

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そういうわけで秋田や山形の酒田には、またゆっくり行かなければいけないと思っています。

[ホテルα-1秋田](2010年2月宿泊)
■所在地 〒010-0001 秋田県秋田市中通4-16-2
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