すみれさんから寄稿していただいたリポートです。そのまま紹介します。
桜も終わった頃。都内から“常陸太田”直通の高速バスに乗ることができず、みとバスに揺られること2時間。さらに水戸駅からJR水郡線で約30分。
常陸太田駅前から“小中行き”バスに乗り換えて40分弱。バスを降りたら里山のど真ん中、大菅鉱泉についた。
常陸太田駅前、3番バス乗り場のベンチで隣り合わせた親切なおばあちゃんが言うには…
「“鉱泉前”で降りると、吊り橋を渡らないといけないから、ひとつ手前の“いさご沢”で降りなさい」。
なるほど。
残念ながら写真を撮りそびれたけど、今夜の宿は“里美屋旅館”。
部屋の窓から夕暮れの景色を1枚。
夕食の山菜の天ぷらは地元で採れたもの。味噌汁と思ったお椀の中身はニラ入りの卵とじうどんだった。食べきれない。
写真で伝わるおいしさではないが、新鮮な食材を丁寧に調理している。翌朝、卵かけごはんをおかわりした。
鉱泉というのはひいてからわかすらしい。豊富な湯量。硫黄臭はない。熱めのお湯。ぐっとあったまる感じ。
水田に朝日が射す。お隣の“元湯旅館”は湯冶逗留も出来るらしい。失礼ながらボロ宿らしいのはこちらかも。