会津西街道は、江戸時代は会津藩の参勤交代の主要ルートだったそうですが、現在は主要街道ではなく廃れた感もあります。しかしいろんな温泉があるため、私としては好きなエリアのひとつです。
かなり前に湯野上温泉の「会津野」という宿に泊まりました。ここに行くまでの間に「左下観音堂(さくだりかんのんどう)」という不思議な建物があり、ちょっと寄ってみました。
けっこうのぼった山の中腹にあるのですが、弘法大師が9世紀に創建し、現在の建物は1358年のものだといわれているそうです。崖に沿って建てられた不思議な3層構造で、上にのぼると眺めはいいのですが、何のためにこんな造りにしたのかがわかりません。
裏には洞窟につながる通路があり、やはり不気味な地蔵が。
たぶん構造自体に信仰上の意味があるのだと思いますが、今、無住で崩れかけたようなお堂を訪ねてみると、不思議な珍風景にしか見えませんでした。会津美里町にあります。
このあと「塔のへつり」に寄って、例の「大内宿」にも行ってみました。すばらしい藁葺き屋根の建物がたくさん残っており、かの宮本常一氏も、こんな宿場町が残っているのは奇跡的で、何か保存措置が必要だという指摘をしていたそうです。
幸いにして家並みは現在も保存されていますが、すっかり観光地化されてしまっています。大きな駐車場に観光バスがたくさん並び、街路には人があふれています。藁葺き屋根の家はおみやげ屋さんなどをやっていますが、ここのおばちゃんたちの呼び込みはかなり強烈で、うっかりしていると何か買うことになってしまいます。
せっかくの宿場町風情を味わうことができませんでしたが、ここには何軒か民宿をやっている家もあるようなので、どうせなら宿泊して、早朝とか深夜に町を歩いてみるといいのかなと思います。
この時泊まった湯野上温泉の「会津野」も藁葺き屋根ということに惹かれて行ってみたのですが、非常にきれいで新しい宿で、まったくボロ宿といえるようなものではありませんでした。
食事は大部屋でとります。会津らしい田舎料理で、それを上品な感じに仕上げてあって、なかなかおいしかったです。大きな囲炉裏で大量の岩魚を焼いていますが、これは塩焼きで食べるだけでなく、確か岩魚の骨酒用にも使われていたと思います。
お風呂はろくな写真が撮れなかったのですが、簡素な屋根がついた露天風の岩風呂でした。なかなかいい雰囲気で清潔感のある風呂でした。
湯野上温泉では、前にもかなりボロい民宿に泊まったことがあったのですが、ここは温泉街から離れて孤立した立地にあり、当時はまだ新しい感じで非常にきれいでした。
そのほかにも南会津方面にも、木賊温泉、湯の花温泉、西山温泉など、行ってみてよかった温泉がけっうこあります。もともとはみんな地元の人が行く素朴な温泉なのだと思いますが、現在もそんな雰囲気が残っています。木賊温泉の川沿いの共同露天風呂なんかはかなりワイルドだし、湯ノ花温泉の共同浴場である「石湯」などは、地元の人に大事にされているようで、昔の雰囲気が残っていると思います。地元なりの決まりもあるので、よそ者が入る時はじゅうぶん注意が必要ですが。
このあたりはなぜか昔の日本が残っているような気がします。喜多方まで足を伸ばしてラーメンを食べるのも好きです(下の写真は喜多方の「まこと食堂」)。私としては何度行っても飽きることのない、けっこう楽しめるエリアだと思います。
[湯野上温泉・民宿 会津野](2004年宿泊)
■場所 〒969-5206 福島県南会津郡下郷町大字湯野上字寄上乙1346-1
■泉質 単純温泉(アルカリ性単純温泉)
福島の宿
「甲子温泉」の大黒屋に初めていったのは、もうだいぶ前のことで正確な年月も覚えていないくらいです。栃木と福島の県境付近の山中にあります。当時はアクセスが悪くて、途中国道からはずれるとまともに鋪装されていない狭い道路が、急勾配のヘアピンの連続で宿まで続いていました。急坂を登る時にバイクのタイヤがぬかるみにとられて、遭難しそうになったことをよく覚えています。
泥道に埋まりこみそうになりながら、思い切りエンジンをふかしていたら、近くで工事をしていたおっちゃんたちが救援にきてくれて、無事に難所を越えることができました。バイクで旅をしているといろんな人に助けられます。その節は本当にありがとうございました。
その結果到着した大黒屋は、当時は本当にボロ宿といっていい宿でした。建物はそんなに古くなかったのですが、けっこう無愛想なおやじがフロントにいて、商売っ気も感じられませんでした。部屋も風情というものはあまりなく、安普請で殺風景でした。難所を越えてやってきたものの、これははずれかな、などと思ったものです。
しかしここの売りはなんといっても巨大な混浴の内湯です。ここに入ってやっぱりきてよかったと思いました。石造りで底には岩盤や岩が配置されていて、底からもお湯が湧いていました。大きな湯船というのはあちこちにあると思いますが、ここのは深いです。深いところは1.2メートルくらいあります。相当な湯量があるということでしょう。当時から女性用の風呂も隣にあったのですが、おばちゃんたちは大きなほうを占拠して、どちらかというと男性が隅のほうでおとなしく入っているという感じでした。
お湯は岩を組んだ鳥居の奥から流れていて、夜などはそれ自体、何か不思議な雰囲気を感じさせる神秘的なムードもあったと思います。脱衣所も棚があるだけの素朴さ。一応浴槽との間についたてはありました。
そういうわけでこの風呂はとてもいいのですが、深い谷底にあり、長い階段をおり、さらに渓谷にかかるボロい橋をわたった先にあります。一度いってしまうと階段を登ってもどってくるのが大変で、途中に休憩用のベンチなども置いてありました。最初に宿泊した時は夜中に行ってみたものの帰るのがいやで、どうせ誰もいないので、お風呂で夜明かししようかなどと思ったくらいきついです。
当時の写真はまったくありませんが、上の写真はその後に訪問した時のものです。このときはご夫婦が混浴のほうの扉を開けて、じいちゃんが「すみませんが、うちのも一緒に入れさせていただきます」と遠慮がちに奥さんと一緒に入ってきました。
山の奥の秘境とはいえ、昔と比べてだいぶ開けてきて、習慣も変わってきたのかもしれません。宿泊したのは最初の1回だけですが、その後何回も日帰り入浴にいきました。
その間、遭難しかけた道はほぼ鋪装され、それほどの難所ではなくなりました。また、当時は白河から南会津のほうに抜ける国道を工事していて、いつも工事はしているもののまったく完成する気配がありませんでした。しかしその甲子道路もついにトンネルとともに完成し、開通したようです。またもともと那須のほうから回る有料道路もあるため、これを通ると東京からはだいぶ近く感じます。
ただ最後に行った時は、1階に日帰り入浴客用のきれいな休憩室ができており、蕎麦や岩魚や生ビールなんかがオーダーできるようになっていました。また階段をおりるまでもなく、1階部分にもきれいな男女別の浴室と露天風呂ができており、洗い場も整備されていました。まあ便利というか、ちょっと残念というか。
もちろん阿武隈渓谷の谷底にある大浴舎は健在なのですが、アクセスが良くなった分、観光客も増えたようで、いつも混んでいるようでした。商売繁盛なのはけっこうなことです。ただ昔の雰囲気が好きだったので、最近は行かなくなってしまいました。
[甲子温泉・大黒屋] (2005年5月日帰り入浴)
■場所 〒961-8071 福島県西白河郡西郷村大字真船字寺平1
■泉質 単純泉
■楽天トラベルへのリンク→元湯甲子温泉旅館大黒屋
「岩瀬湯本温泉」は、1960年~70年代につげ義春が訪ねて、茅葺きの集落が人に知られることもなく、ひっそりと残っていることに感動したということです。もう古い話しですがそれを受けて2004年に一度いってみました。その当時でもいくつか茅葺きの宿が残っていましたが、このときは「分家」に宿泊しました。
上は宿のHPからお借りした写真。自分で撮ったのは下の写真。
「湯口屋」や「星野屋別館」もよさそうでした。集落全体につげ義春のペン画にあるような、さびれた貧しげなようすはなく、素朴ですが普通に営業をしている温泉町というイメージ。むしろすでに営業をやめてしまった宿の建物がいくつかあり、こっちのほうがボロ宿としての迫力がありました。一般住宅にも茅葺き民家が何軒か残っていて風情があるのですが、30~40年前に比べるとだいぶ減っているようです。共同浴場もひとつありましたが、ここは住民優先の雰囲気だったので入りませんでした。
「分家」はイメージ通りの古い宿で風情がありますが、実際のところ古民家といった不便さはまったくなく、きれいで設備も整っていました。お風呂もひのきの浴槽でゴージャスです。その意味では、やはりボロ宿とはいえませんでした。食事もけっこう豪華だったような気がします。そのへん、あまり写真が残っていなくて記憶もあいまいです。料金は8000円から9000円くらいだったような気がしますがはっきり覚えていません。
宿につくとやたらと愛想のいい女性スタッフが案内してくれて、いろいろ教えてくれました。茅葺き屋根は昔は住民みんなでメンテナンスしていたが、いまではそのノウハウが失われてしまい、若松のほうの専門の職人に頼んで葺いているということでした。「だから普通の屋根よりお金や手間がかかるので、このへんでもだいぶ減ってきたのだ」ということです。その職人も数が少なくなっているそうなので、ますますこうした風景は貴重なものになっていくのかもしれません。
その女性、話しをしながらお茶をいれてくれようとしたのですが、どうもそそっかしい性格のようで、湯飲み茶碗に急須のふたごとついでしまい、自分で大笑いしていました。
どうもつげ義春の世界のような暗さがないので、夜になれば違うかとも思い、夕食後周辺の散策に出てみました。通りがかりの子供連れの住民はみんな風呂道具を持っていて、共同浴場にいくようでした。その子供たちがみんな「こんばんは!」ときちんと挨拶してくるのです。ふだんから観光客に対するあいさつをしつけているのかもしれませんが、明るく礼儀正しい。どうも期待していたような「つげワールド」は、今どきの日本では簡単にはみつかならないのだと思ってあきらめました。
宿の入り口付近に熊の剥製が置いてある休憩スペースがあり、ここで湯上がりに頼んだ生ビールがおいしくて、くつろいだのが思い出です。
[岩瀬湯本温泉・分家](2004年8月宿泊)
■場所 〒962-0621 福島県岩瀬郡天栄村湯本字居平7
■泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
■楽天トラベルへのリンク→岩瀬湯本温泉 分家
工事関係者が泊まる長期滞在向けの宿が各地にありますが、この「旅館金勝寺」もそんな宿です。ここに泊まったのは2009年のゴールデンウィークにバイクで北東北をまわり、東京までの帰りの渋滞を警戒して、どこか中間地点で一泊しようというのが目的でした。白河までいっておけば、次の日渋滞したとしても午前中に東京に帰ることができるという狙いです。
そういうことで値段優先で探したのがこの「旅館金勝寺」でした。
現場関係者向けの宿に紛れ込む観光客という立場からいえば、とにかく普通に泊まることができれば何の文句もありません。ここは2食付きで5500円という料金が良かったので、泊まることにしました。それに白河という、しょっちゅう通っていながらまともに行ったことがない街にも泊まってみたかったのです。
高速のインターからけっこう距離があり、新幹線の駅からも近くない立地ですが、国道沿いにありたぶん工事関係者にとってはいい立地だと思います。殺風景な国道に沿って、宿はありました。看板を見ると「湯の宿 金勝寺」とあったので、温泉なのかなと思いましたが、風呂の近くに「温泉ではありません」という表示があり、ある意味正直というか、最初から「湯の宿」などと名乗らないほうがいいのではないかともおもいました。
ただお風呂は岩風呂風で、古びた感じはあるものの、窓が大きくて展望も良く、おそらく窓がきれいな昔には、なかなかのいい風呂だったのではないでしょうか。ゆったりつかれる大きな風呂でした。これだけの風呂は普通の現場宿にはないので、確かにそこを何とか表現するために「湯の宿」としたいという気持は理解できました。
ロビーは節電のためかほとんど薄暗く、不気味な置物などが立ち並んでいて異様な雰囲気でした。置物の趣味には統一感がなく、鎧もあれば七福神もあり、フランス人形やディズニーもあるという、ちょっと気が弱い人なら、しり込みしそうな雰囲気を持っています。
部屋に通されると、ふとんが丸めてあって、広げればいつでも横になれる体制ができており、その点、完璧でした。ふとんその他は清潔で、まったく問題はありません。窓の外には殺風景な国道と、工事中と思われるコーンや遮蔽用の青シートが目につき、まことに風情はありません。実は白河城がある丘にも遠くないのですが、この宿からはまったく見えませんでした。
そもそもカーテンがピンクというのも……。
ただ、こっちとしては当然そういう感じを予想していたことでもあり、広い風呂を独占してゆっくり入浴し、いよいよ夕食に臨みました。夕食は広い食堂でとります。いわれた時間ちょうどにいってみるとまだ食事処の鉄トビラが鍵がかかっていて、ちょっと待ってから鍵があく音を聞いた瞬間に入りました。もちろんほかの客は誰もいななくて、自分たちだけでビールを飲み始めました。メニューはとりたてていうこともないものですが、だからといって家庭料理でもありません。温泉旅館風のメニューを貧相にした感じです。「すみれ」という部屋札がいい感じを出しています。
ただ、この手の宿にはめしがうまいとか、何か売り物となる差別化戦略があるのが普通なので、それが何かと思っていたところ、結局ここの“美人若女将”ではないか、という結論に達しました。非常によく働く若女将がいるのです。夕食の時もいろいろ世話をしてくれましたが、ビールを終わって熱燗にしようかというところでも、ちょっと呼ぶとすぐにきてくれて、愛想も良くすごく親切なのです。
そのころにはほかの長期滞在客も食堂に集まってきていて、ビールを飲んだりしていましたが、みんな若女将になついているように感じました。
こっちも思いもかけず「白河の地酒です」などといわれて、熱燗のおかわりなどもしてしまい、それなりにゆっくりと食事を楽しむことができました。片づかないので早く飲め、という感じのプレッシャーはまったくかけてきません。
朝食もまあなんというか、まずいとはいいませんが貧相です。しかし、とにかく早起きした若女将が世話をしてくれるのでこちらはしては文句のいいようもないわけです。「コーヒーもあるので飲んでいってください」といわれ、セルフなのに喜んで飲んできてしまいました。
ここでは宿の人とあまり会話をしなかったので、彼女が本当に若女将なのか、ただのスタッフなのか実は知りません。だからからあまりてきとうなことはいえませんが、結局みんなに好感を持たれる彼女の存在が、この宿の集客のポイントになっていると思いました。
チェックアウトする時もあいかわらずフロント付近は薄暗く、例の不気味なオブジェがたくさん取り囲んでいました。こういうものに惹かれて常連化する客はあまりいないと思うのです。たまたま中継地として選んだ宿でしたが、偶然とはいえ、安くて美人女将のいるこの宿に泊まれたことはラッキーだったと思っています。
[白河・旅館金勝寺](2009年5月宿泊)
■場所 〒961-0083 福島県白河市金勝寺37
■楽天トラベルへのリンク→旅館金勝寺
会津西街道には、大内宿とか古い宿場の名残りや、岩瀬湯本温泉、芦ノ牧温泉などボロ宿好きにはたまらない温泉場があって好きなスポットです。湯野上温泉はけっこう繁盛している立派な温泉地で豪華な宿もあるのですが、私がいったのは砂風呂があるという民宿「すずき屋」です。駅からけっこう歩いて到着したところ受け付けカウンター周辺は、まるで普通の家の玄関口に入ったような生活感あふれる乱雑な雰囲気で、照明も薄暗く本当に商売をやっているのか不安になるほどでした。
壁に貼ってあった地元出身の演歌歌手のポスターだけが、ここが民家ではなく宿なんだという気持にさせてくれました。
ちなみに湯野上温泉の駅も藁葺き屋根のなかなかおもしろい建物で、まあ観光用に作られたといえばそれまでですが、待合室に下の写真のような囲炉裏があるなど、おもしろい駅です。
とにかくなんとか部屋に通されて、風呂にも入りましたが、あまり記憶にありません。ただ目的だった砂風呂はなかなか立派で、砂風呂は別料金の申込み制になっているのですが、宿のおばちゃんが入る時間とかの指導をしながら砂をかけてくれました。なかなよかったです。ただ、この湯野上温泉でなぜ砂風呂なのか、という点はいまだによくわかりません。
この手の商売っ気のない宿に共通していると思うのですが、マニュアル通りの接客というのがない分、だいたい親切です。何か頼むとなんとかしてくれます。客の感じを見て、なるべく居心地がいいように気を使ってもくれます。ここもそんな感じの宿で、家族がみんなで協力してなんとか経営しているという雰囲気で私はけっこう好きなのです。
ほかの客は40歳くらいの男1人と20歳代の女2人というよくわからないグループで、なるべく関わり合いにならないほうがいいだろうと思いましたが、ただ、食事部屋が狭く、こっちのテーブルのすぐ隣にいるため、あまり他人行儀にもできず、夕食時、朝食時にはてきとうに挨拶などもしました。
食事は大広間で、夕食は西会津の山中に関わらず、カニとか刺身が出ました。こういう場違いな素材は山奥で食べてもはっきりいっておいしくないので、割り切って山の物メインにしたほうがいいと思います。
その後この宿は大きく改装したようで、このブログを書くのでHPで確認したら、ようすがずいぶん変わってきれいになっていました。料理なども改良し、ずいぶん一般受けする魅力的な宿になっている印象を受けました。もはやただの民家のような素朴な民宿ではなくなっているようで、やや寂しい気もします。
[民宿すずき屋](2005年3月宿泊)
■住所 福島県南会津郡下郷町大字湯野上字居平乙796
■泉質 アルカリ性単純泉
■楽天トラベルへのリンク→会津湯野上温泉 民宿すずき屋
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もんすけ
古い湯治宿や駅前旅館など、日本が高度成長時代に入る前からあったような雰囲気の宿が大好きで、各地を回っています。
どこにいってもそれなりに立派な宿が多く、個性的なボロ宿に出会うことは少なくなりました。
10年、20年前ならもっといろんな宿が残っていたと思いますが、しかしいま現在でも、10年後、20年後に比べたら多くの貴重な宿が残っているはずです。そうした宿を記録に残していけたら、と思っています。
大和旅館(洞爺湖温泉)
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