日本ボロ宿紀行

ボロ宿にあこがれ、各地のボロ宿を訪ねています。

北海道の宿

「ボロ宿」というのはけして悪口ではありません。
歴史的価値のある古い宿から単なる安い宿まで、ひっくるめて愛情を込めて
「ボロ宿」といっています。自分なりに気に入った、魅力ある宿ということなのです。
もともと、できるだけ安く旅行をしたいということから行きついた結果ではありますが、
なるべく昔の形を保って営業している個性的な宿を応援していきたいと思います。
湯治宿や商人宿、駅前旅館など、郷愁を誘う宿をできるだけ訪ねて、
記録に残していくこともいずれ何かの役にたたないかなと‥‥。

移築保存されている大正期建築の待合旅館 [北海道開拓の村 旧来正旅館]

札幌で2日目の仕事が終わり、翌日は千歳市内に用事があったので、この日は新札幌のホテルを予約していました。あくまでも仕事優先なので、あまり酔狂な宿を探す余裕もなく普通のビジネスホテルでした。前日まではまったく取れなかったホテルですが、この日はいくらでも空き部屋がありました。

しかしこの日の札幌も大通り公園はにぎやかで祭のような感じ。ビアガーデンも出ていました。

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まだ夕方でしたが、私はのどが乾いていたのでまたも札幌駅ビルの地下に行き、回転寿司があったのでビールを飲むことにしました。おつまみはあわびといか塩辛。かなり暑い日だったので生ビールも3杯飲みました。

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その後JRで新札幌駅へ。ホテルは新札幌駅と直接つながった構造なのですごく便利。改札前にはラーメン屋もあり、ホテルのロビーからはコンビニに直接入れるという立地の良さ。最近のビジネスホテルはこんなにも便利になっているのでしょうか。そうなると古い宿が対抗していくのはなかなか難しいですね。

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部屋も普通。

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夜8時くらいになってから、改札前のラーメン屋に出かけてみました。ホテルロビーから徒歩20秒(笑)

あくまでも味噌ラーメンに挑戦。

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結論からいうと、ここのラーメンはちょっと昔風の懐かしい感じの札幌味噌ラーメンでした。野菜の甘みと脂のバランスが良く、すごくおいしかったです。普通駅前立地のラーメン屋といえば、あまり期待しないのですが、あなどっていて大変失礼いたしました。

さて翌朝もいい天気。朝食はレストランのバイキングでした。

この日は千歳市内で仕事ですがそれが3時からという遅い時間。朝食を食べながら、それまでどうやって時間をつぶすかを改めて考えてみました。

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新札幌の駅周辺には水族館とか博物館があるようで、そういうのも割と好きなほうなので、そこに寄ってみようかと思いましたが、スマホで調べたところ、博物館は休館日、水族館はオープンまで少し時間がありました。

そんなわけで、バスで比較的簡単に行ける「北海道開拓の村」にいってみることに決定。北海道の古い建物が集まっている野外博物館です。何といってもここには大正時代の待合旅館が移築保存されているそうな。それはぜひ見てみたい。そういえばホテルの部屋からも野幌森林公園にある北海道百年記念塔が割と近くに見えていました。「北海道開拓の村」はこの塔のすぐ近くにあります。

そうと決まったらバス乗り場を探したのですが、新札幌駅も思ったより広く、けっこう手間取ってしまいました。ようやくバスセンターを見つけてバスに乗車。

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すぐに到着。外国人らしき観光客も多かったです。

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そしていきなり正面に出てくるのが、旧札幌停車場。明治41年築。いまの札幌駅よりよほどいいですね。

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あまり時間がないので、とっとと入っていくといきなり豪華建築登場。旧開拓使札幌本庁舎だそうです。

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そしてすぐ近くに来正旅館もありました。遠くから見ただけで、すでにわくわくするような建物です。

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正面横の出入り口。

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正面。観光客でにぎわっていました。

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写真を取っているとボランティアらしき案内のおっちゃんが登場。声をかけてきました。私はよくこういうおっちゃんにつかまってしまうのですが、実際に話を聞いてみると、こういうおっちゃんはだいたい物知りで、結果的に聞いて良かったと思うことが多いのです。

今回、正面の写真を撮影するのであれば、屋根の上にある防火用の樽まで入れなければいけない、ということをいわれました。そういわれてみればまったく気がつきませんでした。「こういう樽には実際に水を入れていたのではなく、防火に気をつかっている、というアピールのための広告のようなものだったのです」と解説してくれました。

おっちゃんと一緒に中に入り、当時の待合として使われていた部屋などを案内してもらいましました。古い写真も掲示されてあって、この旅館が戦後もしばらくは営業していたことがわかります。宗谷本線の永山駅前で待合兼業の旅館として利用されていたとか。創業者は屯田兵として入植した人だそうです。それを移築、復元したのがこの「旧来正旅館」です。いろんな歴史があったことでしょう。ひと通り説明を聞いた後、いよいよ探検開始。

入口すぐのところが待合部分。奥は軍人とか公務員とか、えらい人専用の部屋だったとか。

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1階正面の座敷。客間というより、宿のスタッフの部屋でしょうか。

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1階に狭い部屋をみつけました。日当たりも悪そうですが、こんな部屋を見つけるとぜひ泊まってみたいと思ってしまいます。

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1階廊下の奥から待合方向を見る。

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建物中央の階段をのぼって2階へ。こんな階段の風情も近頃なかなか見ないいい雰囲気です。

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階段を上がってすぐの角部屋。この部屋もすごくいい感じです。前に泊まった佐久の出野屋旅館にも似ているような。

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隣の座敷も開け放してあり、どなたかが座っておられました。

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大正のビジネスマンがビールを飲みながら会話をしているシーンでした。

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とにかく想像以上に古い雰囲気が残されていて感動しました。これを見るだけでも来て良かったと思います。

さて来正旅館の前には鉄道馬車の乗り場があって、村の奥のほうまで乗車できるのでそれに乗ろうと狙っていました。しかし発車時間になって改めて行ってみると、子ども連れの家族で満員状態です。私も乗りたかったのですが、子どもを押し退けてまでいい年をしたおやじが乗るのも大人げないので今回はあきらめました。

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仕方がないので徒歩で先に向かいます。鉄道場所に線路に沿ったエリアは「市街地群」という位置付けで、民家や新聞社、写真館、商店などの建物が並んでいて、一応見学したのですが、あまりにも数が多くきりがないので省略。しかし、非常に見どころが多い。同じ明治・大正期の建物でも、本土とは趣が違うような気がします。西洋風がけっこう入っているというか。昔の交番もあり、そこには明治・大正期の警官に扮したおっちゃんもいました。

省略しがたいポイントとしては、橇を作っている大工のあんちゃんが、ガラが悪いのが目につきましたので掲載しておきます(笑)

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やがて鉄道馬車の終点近くに徒歩で到着。交代用のどさんである「リキ」が草を食べていました。

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このへんから先は「農村群」というエリア。ここも一軒一軒見学して、なかなか見どころの多いエリアでした。

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しかし私が関心を惹かれたのが屯田兵屋。昨日泊まった江部乙も屯田村でしたが、この家に入ってみると、非常に質素で、こんな家で冬の北海道を過ごせたのか疑問に感じます。

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今の感覚でいうと大きな土間があり、上がりに大きな囲炉裏も切ってあります。冬はここで盛大に火を燃やさないと厳しかったでしょう。

座敷はせまいやつが2間のみ。現代の東京にこんな家があったら、逆に快適に暮らせそうですが、当時の屯田兵はずいぶん苦労したのではないかと思います。

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次に向かったのが、「漁村群」。予定していたバスの時間が迫ってきたので、ちらっと見るだけのつもりでした。

しかし行ってみると、非常に豪勢な番屋と漁家屋敷が残されており、これはぜひとも見学しようと思って中に入りました。

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入るとやはりボランティアらしきおばちゃんが冷たいお茶をくれました。入り口左手は巨大な番屋、右手が座敷になっていました。私はお茶を飲みつつ座敷に上がり込み、座ってやれやれと休んでいたのですが、例によっておっちゃんが来て、「よろしければご案内しましょうか」といってきます。「あ、それではお願いします」といっておっちゃんの後について歩きました。

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一番豪華そうな座敷も見学しましたが、ただお金がかかっているだけでなく、火が出るとほかの部屋に知らせるシステムなどもあり、なかなか感心しました。トイレの天井もゴージャス。おっちゃんによると「あまり派手にお金を使うと目立つので、こういうところでぜいたくをしていたわけです」ということでした。

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この家は小樽にあった青山家という漁家を移築したもので、庄内地方から出稼ぎに来て、大をなした家だそうです。しかしニシンの最盛期は非常に短く、3~4世代程度で没落していったようです。とはいえ、ここに残されている家はまさに盛時を思わせる貫祿のある建物でした。

次に番屋のほうに案内してもらうと、天井の高い板の間と、ヤン衆の寝泊まり場が並んでいます。
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囲炉裏も2~3個ありました。寝るスペースはひとり分が約1畳で、飯もここで食うという質素さ。しかし漁期にはここに出稼ぎに来て、ずいぶん儲けて帰ったことでしょう。

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飯の世話などをする女性の部屋は2階にはしごであがる形式に部屋になっていて、夜間ははしごを引き上げていたそうです。「血気盛んな猟師がたくさんいるわけですから、悪さをしないようにという用心でした」とおっちゃんは笑っていました。

そんなこんなでもうほとんど時間がなくなり、走るようにしてバス停へ。もう少し時間があれば、もっとゆっくり回ってみたい野外博物館でした。百年記念塔を車窓から見ながら新札幌駅へ。

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お昼はまたも新札幌駅前の別の店で味噌ラーメン。

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その後千歳市に向かったというわけです。

[北海道開拓の村  旧来正旅館](2013年8月見学)
■所在地  札幌市厚別区厚別町小野幌50-1
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大正初期、屯田村に湧き出した冷鉱泉の湯治宿 [滝川市 えべおつ温泉本館]

江部乙(えべおつ)という地名を聞いたのは今回が初めてでした。札幌から函館本線に乗っていくと、滝川駅の次の駅。滝川市に含まれます。今回はそこにある温泉宿に行った話です。

なんでそんなことになったかというと、8月初旬に札幌市内で仕事があり、2泊ほどする必要が出てきました。今年、北海道に行く機会が多いです。ところがなぜか札幌市内のホテルはほぼ満室で、すごく高い部屋はあるものの、普通の宿が取れませんでした。後から聞いたら何や祭の期間中で、毎年混む時期だということでした。

私としても札幌市内に泊まるより、少し離れた行ったことがない町に泊まってみたいと思っていたので、その後いろいろ探したわけですが、小樽や千歳など、近隣でも宿が取れませんでした。銭函のビジネス旅館なども電話してみたのですが満室。石狩町の民宿なら空きがありそうでしたが、交通の便があまりよくありません。仕事が前提でなければ、どんな場所でもかまわないのですが、やはり札幌市内までの交通が便利なところでないと不安でした。

それで取ったのが札幌からはだいぶ遠いけれど、函館本線で1本の「えべおつ温泉」というわけでした。

当日は朝早い飛行機で、家を出るのも6時くらいと早かったので、朝ごはんはありあわせで貧乏くさい弁当を作ってもらいました。

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使い捨て容器使用なので荷物にもなりません。ごはんの中に海苔がはさんである海苔弁。羽田空港のカフェに持ち込んで食べましたが、こういうのがなぜかうまい。

この日の飛行機はANAとエアドゥの共同運行便でした。搭乗口で待っていると、「満席のために便の振り替えをお願いします」というアナウンスが。次の便に振替えると1万円もらえるということでした。私も仕事でなければ振り替えるのですが。1万円はけっこう大きいですね。

座席指定も当日までしていなかったのですが、搭乗してみたらプレミアムシートになっていました。すごくラッキー。

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そんなことで札幌市内に到着し、この日の仕事をすませたのが夕方。電車の本数が少ないのですが、予定していた列車に乗ることができ、江部乙に向かいました。

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途中岩見沢まではスーパーカムイという特急の指定席を取りました。しかし座席に行ってみると私の席にばあちゃんが座っています。ばあちゃんのチケットを見せてもらうと確かにその席で合っていたので、とりあえず「ちょっと車掌に確認してきます」といってその場を離れました。

車掌がすぐに見つかったので、チケットを見せて「同じ席のチケットを持っている客がいる」と伝えると一緒にその席に戻り、ばあちゃんに確認。よく見るとばあちゃんのチケットは日付が違っていて前日のチケットでした。車掌さんは「とにかくこの席のお客さんがいるので、ここはどいてください」といって、ばあちゃんを立たせ、どこかに連れていきました。

その後の席に私が座ったわけですが、どうも周囲の客からは「ばあちゃんから席を奪った情け容赦のない人非人」みたいに思われているみたいで落ち着きませんでした。結局どういう解決になったのかわかりませんが、ばあちゃんは同じ車両の後のほうの席に無事座っていたので、何とかなったみたいです。

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岩見沢で普通列車に乗り換えて江部乙駅へ。江部乙駅に到着しました。次の駅の「もせうし」というところは、昔確か女子バレーの強い学校があったような?

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ホームが舗装されていなくて、雑草だけでなく切り株まであるのがすごい。

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構内の跨線橋から北側を望む。

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「えべおつ温泉」も見えました。駅からものすごく近いです。

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江部乙駅待合室。昔は無人駅ではなかったような雰囲気があります。

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駅の外観を見ても、そうとう長く修繕していない感じ。なかなか渋い。

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駅から東方向に向かう通り。ほとんど人がいません。

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この日は夕食を頼んでいないので、そのへんで何か食べるつもりでしたが、駅の近くには店は見当たりませんでした。そこで少し歩いてみました。

途中に変な沼があったり

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空き地にほのぼのと花が咲いていたりしました。

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遠くに幹線道路らしき通行量の多い道路が見えるので、まずはそこをめざしました。そして幹線道路沿いに少し歩くと道の駅を発見。これで安心。道の駅があれば、当然何か食べられる店もあるでしょう。時間は6時30分くらい。まだ明るいです。

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ここは「道の駅たきかわ」。けっこう立派で、中華料理屋があったので、そこで生ビールと広東麺みたいなやつを注文。かなりおいしかったです。

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食べ終わってもまだ明るいところをブラブラ歩きながら宿へ向かいます。道の駅の向かいにはセイコーマートなどもあり、思ったより便利なところです。途中、中心商店街らしき通りも発見しました。しかしこちらはかなり寂れています。このへんは今は滝川市内ですが、その昔は江部乙町という別の自治体だったそうな。

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宿到着。外観はそれなりに新しく、あまりボロ宿風情はありません。

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正面入り口にフロント。おっちゃんがいて、お風呂などをわかりやすく説明しながら対応してくれました。部屋は2回で、鍵を受け取って勝手に上がっていくシステム。

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ロビーにはパソコン2台、ピカチュウも発見。なぜかサッカーゲームも。

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お風呂の前にも広めのラウンジがあり、冷水などのサービスもありました。

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部屋の前にはマンガなどの本棚もあって夜ひまな時には便利。

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部屋はこんな感じ。すでにふとんが敷かれています。籐のソファーが付き、コンパクトで居心地が良さそうな部屋です。

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テレビの下の箪笥にタオルや浴衣などがすべてそろっていました。温泉旅館というより、ビジネス旅館風の実用性を重視している感じ。通常必要なものはすべてそろっています。

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暗くなってきた窓からは、函館本線が真ん前に見えます。

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何はともあれ、お風呂に行ってみました。この時はけっこう人がいたので、写真は早朝に撮影したものです。内部の作りは銭湯みたいな感じも。

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結論からいうと大変いいお湯でした。もともとこの温泉は、大正初期に釣り人が冷鉱泉の湧出を発見し、ここに浴場を造り公衆浴場として使用。さらにその後旅館を併設し、「えべおつ温泉旅館」として経営してきたものだそうです。手前にある源泉はかなり冷たいまま使用していました。

その後、昭和57年に地下ボーリングで新たな温泉が噴出し、こちらは一番奥の湯船でけっこう熱いお湯でした。いずれも掛け流しでぜいたく。冷鉱泉のほうはかなり長湯ができて、私はすっかりくつろいでしまいました。

このほか電気風呂・バイブラ風呂・サウナなどもありました。私は夜中にもう1回入り、朝早くさらにもう1回入りました。

お風呂の前のラウンジに昔のこのあたりの絵図面などが掲示してありましたが、このあたりは湿地帯になっていて非常に興味深かったです。夕方見た沼もその名残なのかもしれません。後で調べてみると、滝川と江部乙はほぼ同時期に開設された屯田村が母体になった町で、明治中期に福岡県や鳥取県あたりから移住した人が多かったそうな。江部乙では今も屯田兵の子孫が居住しているそうです。

その後周囲に石炭が出て交通の要衝となったりした後、現在は米やりんごが名産だとか。それにしても開拓当初はやはり原生林だったのでしょうか。渡辺謙のリメイク映画「許されざる者」は明治初期の話だそうですが、あれと共通するような雰囲気だったのかどうか。

また大正初期に浴場ができた時代、このへんはどんな感じだったのか。駅前にはほかの宿もあったのでしょうか。いろんな妄想をしつつ、列車の音などを聞いているうちに寝てしまいました。

翌朝も朝風呂に入った後、指定した時間に朝食部屋へ。よく見るとフロントの隣にマッサージルーム「てあ~て」もありました。もう至れり尽くせり。

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朝食は普通ですが、世話をしてくれるおっちゃんとおばちゃんが何度も「おかわりどうぞ」といってきます。私はこの日札幌でラーメンを食べようと思っていたので、朝食は控えめにしておきました。

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この日また札幌で仕事があります。乗るべき列車は決まっているので、それに合わせて宿を出ました。改めて外観。この日、けっこう宿泊客も多かったようでした。

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江部乙駅前には誰が世話をしているのか、きれいな花のプランターも。

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駅前通りを望む。どことなく、この間泊まった剣淵駅前とも似ているような。

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列車がきました。

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岩見沢駅でまたも乗り換え。ホームにばんえい馬らしき像がありました。

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この日は岩見沢から札幌まで特急ではなく、通勤快速みたいなやつに乗車。

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このへんのエリアは北海道でも人口の多いところですが、車窓からは牧場なのか北海道らしい景色も見えました。

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札幌では店を探すのが面倒なので、とりあえず駅地下街のラーメン屋へ。ところがこれがいかにも昔の札幌ラーメンらしいすごくおいしいみそラーメンで感動しました。

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ところで、話は変わりますが、最近ライブドアのブログ奨学金のフェイスブックで、ブロガー募集の情報を教えてもらったので応募してみました。

それがこれ→「兵庫のお城をめぐる100人のブロガー大募集!」

これに選ばれて、兵庫県のお城をめぐる旅をし、ブログ記事にすると、謝礼3万円や、宿泊費補助などが受けられるそうです。応募自体は簡単なので、関心がある方は覗いてみてはいかがでしょうか。このブログもこんな偏屈なブログなので、選ばれる可能性は低そうです(笑)

[えべおつ温泉本館](2013年8月宿泊)
■所在地  北海道滝川市江部乙町西12丁目8-22
■泉質  単純泉
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昔日の石炭産業で栄えた芦別市の駅前繁華街を歩く [芦別市 北村旅館(廃業)]

剣淵町で一泊後、旭川空港からの夜に便に乗るまで、どういうふうに時間を使うか、いろいろ考えてみました。

有力なプランとしては、士別か名寄あたりまで列車に乗り、町を散策するというもの。前に士別駅前の古そうな旅館や、昭和っぽい町並みを見た記憶があるので、そこを訪ねてみるという企画。

もうひとつは旭川から、当初泊まるつもりでいた芦別まで行き、すでに営業をやめてしまったという「北村旅館」を見学するという企画。旭川から芦別までは直行バスが出ているようでした。

剣淵駅でぎりぎりまで迷ったあげく、芦別まで行ってみることにしたわけです。

そういうつもりでスマホで調べてみると、芦別に行くにはバスがあるほか、函館本線で滝川まで行き、根室本線に乗り換えて芦別に、というルートもあります。また最短距離ではないものの、富良野線で富良野まで出て、やはり根室本線に乗り換えるというルートもありました。このへんには何回も来ているとはいえ、列車で移動するのは初めてなのでルートがよくわかりません。しかも内陸の旧炭鉱都市に行くのは初めて。夕張だけは一度行ったことがありますが、空知地方の芦別や三笠、歌志内といった地名には、なぜか哀感の混じったような、あこがれを感じていました。

現実的には列車の本数が少ないため、富良野経由で行くしかないという結論に。そんなわけで剣淵駅から再び旭川に戻る列車に乗り込んだわけです。

旭川駅からの富良野線乗り換えに1時間近く時間があったので、旭川駅でおみやげ屋やカフェによって時間をつぶしました。

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時間になったので「マイタウン列車ラベンダー」という表記のある富良野線の列車へ。

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富良野線の列車は、前に「西神楽」とかいう駅まで乗ったことがあるだけ。その時は、付近をずいぶん歩いたあげく雨に降られて泣くような思いをした記憶があります。それを考えるとこの日は天気もわりと良く、まだ植えつけ前の美瑛あたりの畑を眺めながら、快適に富良野へ。ちょうどお昼くらいになっていたと思います。

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根室本線への乗り換えにもかなり時間があるので駅前に出てみました。富良野駅は前にバイクで寄ったことがあるのですが、駅そのものはあまり変わっていない感じでしたが、駅前ロータリーがかなりリニューアルされていました。旭川駅といい、古い駅の周辺がどんどん変わっていくのは、旅人としては悲しいような残念な気持。しかし世の流れとして仕方のないことです。

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周辺で何か食べてから根室本線に乗るつもりでしたが、駅舎に戻ってみるとかなり惹かれる立ち食いそばがあったので、ここで昼食。駅周辺は変わっても、こんなのが残っているのはうれしい限りです。

もう、うまいとかまずいとかいう問題を超越し、営業を続けてくれるだけでありがたいという感じ。

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さて、そんなこんなで時間が来たので根室本線滝川行き列車に乗り込みました。

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動き出した列車は、最初は富良野駅から旭川方面に戻る感じで富良野線と並行して走り、途中大きく左に折れる感じで山のほうに上がっていきます。まさに空知川に沿って走る感じですが、どういうわけで富良野盆地から、さらに高地のはずの芦別方面に流れることができるのか。不思議です。

そんなことをぼんやり考えつつ列車に乗っているうち、芦別が近づいてきました。途中駅はそれほど大きな駅はありませんが、けっこう人家があり、町ができています。どこかの駅前にはプレパブ団地?がありました。人が住むための住宅ではないようにも見えますが、何なのでしょう。

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芦別駅到着。古そうな駅舎ですが、昔の鉄道駅らしさが残っていていい感じ。

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駅前に出ると五重の塔出現。

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中は電話ボックスと休憩所になっていました。なぜこんなのがあるかというと、たぶん芦別市内にあるレジャー施設にちなんだものと思われます。芦別には珍物件マニアの間で有名なホテルがあります。ちょっと私の趣味とは方向性が違うのですが、五重の塔あり、北海道大観音像あり、というよくわからないレジャー施設として知られています。

ロータリーに面して観光案内マップと交番もありました。「星の降る町芦別」。なるほど、星を見るとしたら、周辺に大きな街の灯りがないので、すごくいい環境かもしれません。

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駅前道路の向こうにも大きな観音様の像が。これもレジャー施設にちなんだものなのでしょう。商店街そのものは、古い建物が多く、さびれた感じがただよっています。

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炭鉱が栄えた時代の人口が7万人を超えていたのに対し、現在の人口は1万6000人ちょっと。夕張もそうでしたが、これだけ急激に人口が減ると、なかなか手が回らない部分が出てくるのでしょう。それでなくても近頃の地方都市では、中心商店街の空洞化が進んでいます。芦別はどうかわかりませんが、大型SCなどが出てくると一発でやられますね。

とにかくそれなりに繁華なメインストリートへ。北海道らしいゆったりした通りで、清潔感があるのですが、人が歩いていません。

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突き当たりの大通りを右に折れてみると、大きなホテルがあり、営業しているようでしたが、なぜか入り口がバスの待合所になっていました。

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さらにいくと、ついに北村旅館を発見。今回は電話で営業をやめたと聞いていましたが、建物自体はしっかり残っていました。

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木造3階建てといっても、湯治宿みたいな風情ではなく、かなりの迫力を感じさせる大型建築。収容人員も大きそう。

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こういう宿だと知って、一層泊まってみたくなりましたが、残念なことです。

近くを歩いてみると、ほかにも古そうな旅館がありました。営業しているかどうかは確認しておりません。

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とにかくさらに町を散策してみます。ほとんど人影がないので、すごく静か。ちょっと暑くなってきて、汗を拭きながら歩きました。歩きつつ、「私はいったいこういう町にわざわざやってきて、何がしたいのだろうか」と自問してしまいました。

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たぶん、自分の記憶の中にある懐かしい街の雰囲気や、古い旅館を探しているつもりで、結局は、その痕跡を見つけたりしながらも、もはや昔のままの町は存在しないということを確認しているだけなのかもしれません。

それでも歩き続けると、何やらあやしい繁華街の入り口を発見。こういう裏道もなぜか惹かれるものがあります。

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予想通り、奥には小さな歓楽街が連なっていましたが、しかしさびれています。昼間だからよけい寂しげに見えてしまいます。

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大きな通りに出ました。やはり建物はすべてかなり古そう。もしいずれこの町に泊まる機会があったとしたら、この歓楽街はぜひともチェックしたいところです。

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また駅に戻ってきました。富良野に戻る列車は2本ほど候補にあげていたのですが、2時過ぎの列車に乗ることができそうでした。

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駅も小さな町にしてはそれなりの規模があり、やはり昔の繁栄を感じさせます。

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落合行き根室本線に乗車し、ふたたび富良野へ。

富良野からは、旭川空港経由で旭川駅まで行くバスが出ています。まだ時間があるので富良野市内でメルヘン観光してもよかったのですが、あまり似合わないので、早めに空港に行ってしまうことにしました。こちらもラベンダー号。このへんは何でも「ラベンダー」をつけておけばいいという感じ。

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旭川方面に向かう国道。

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途中、美瑛駅のバス停もあり、車窓から前に泊まった民宿を探してみたりしましたが、みつかりませんでした。1時間くらいで旭川空港に到着。

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飛行機の時間まで3時間くらいあります。しかし、便を変更するとキャンセル料がかかるので、ひたすら待つことに。前にも時間つぶしをしたことがある寿司屋に入りました。

イカと赤身とホタテ、サッポロクラシックの生でねばる。内陸地方ではありますが、やはり北海道なので魚はおいしいです。

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羽田に着くと雨でした。空港からはリムジンバスで家へ。

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帰りの時間が遅かったこともあり、今回は一泊だけの割にずいぶんいろんなところに行った気分になりました。

[芦別市  北村旅館(廃業した模様)](2013年6月見学)
■所在地  北海道芦別市南一条西1丁目1−11
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旅館としてより、併設食堂のカレー&ラーメンが超人気の宿 [剣淵町 駅前旅館]

GWに北海道から戻って1週間くらい後に、急きょ、またも北海道に仕事で行く用事ができました。今度は旭川です。

同じ方面での仕事が重なるというのはけっこうよくあるものですが、まさか戻ってすぐにまた北海道に行くことになるとは思いませんでした。

せっかく旭川に行くのであれば、今度はどこか古い旅館を探してみようと思い、いろいろ調べてみました。

市内にも渋いビジネス旅館があるのですが、そんなに古いわけでもなく、そこで思い立ったのが、少し旭川から遠いものの、芦別とか歌志内とか、炭鉱で栄え、その後さびれた町に行ってみるのもおもしろいのではないか、ということです。

いろいろ調べた結果芦別に古い旅館があってよさそうなのですが、あまり情報がないのでとにかく電話してみました。電話に出たおばちゃんに泊めてくれと頼んだところ、「うちはもう商売をやめてしまったんです」という残念な結果に。やはり古い宿はぐずぐずしているとなくなってしまう可能性があります。

芦別にはもうひとつ「ライフステージホテル天都」という大規模リゾートホテルがあり、ここもマニアの間では有名なのですが、「さすがにちょっと違うしな~」と今回の芦別泊はあきらめました。

それで最初に戻って改めて考えてみたのが、旭川から北方向の士別、名寄方面に行ってみようということです。昔バイクで通った時には士別駅付近にかなり古い宿があったのを見かけていました。そのへんを目当てに探していると、士別の少し手前の剣淵という駅付近に「駅前旅館」という宿があることをウェブ上で発見したわけです。

しかし少し妙なのは、ここは旅館とはいいながら食堂を併設しており、「ラーメンとカレーがうまい」という情報はたくさん出てきましたが、泊まったという話は見つかりません。ラーメンについてはかなりおいしいようで、わざわざ遠くからでも食べに行く人がおおぜいいるようでした。

それなら私もここのラーメンを食べてみようかと思い、まったく別の観点からこの宿に決定。しかし電話してみると、泊りはオーケーでしたが、当日は食堂が定休日でラーメンは食べられない、という衝撃的な事実に遭遇。しかし剣淵というまったく知らない町に一泊してみるのもおもしろいと思ったので、朝食付きでお願いしました。

そういうわけでまたも羽田空港から新千歳空港へと飛行機に乗りました。

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目的地は旭川なのですが、現地の仕事の都合で新千歳に集合し、そこからクルマで旭川へ。朝早い便なので、新千歳空港で朝食にラーメンをまず一食。実はこの日、結果的に3食ラーメンでした(笑)

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旭川では、仕事の前にまず食事をしようということになり、旭川ラーメン村へ。前にも来たことがあって、やたらと中国人がいた記憶があるのですが、今回もいました。比較的空いていた「いし田」に入ってみました。普通の旭川系醤油ラーメンでけっこうおいしかったです。

まあ旭川にはいろいろおいしい店があるので、地元の人はあまりラーメン村には行かないでしょうね。

そんなわけで、実際に仕事が終わり、同行者と旭川で別れたので3時過ぎくらいだったでしょうか。

買物公園でコーヒーを飲みつつ、このあとどうするかを考えました。外は雨。

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とにかくひとつ重要な任務として行かなければいけなかったのが、市内にあるおみやげ屋さんです。

数年前に旭川で手にいれたモノと同じモノがどうしても欲しくて、ネット上でそのおみやげ屋さんに相談したことかありました。その店の主人が親切な人で、「すでに製造中止になっていて、店にはおいていないけれど、探せばどこかに売れ残っている可能性はあるので、少し周辺の店を探してみます」ということでした。

数日待っていると連絡があり、「美瑛のおみやげ屋さんで一個だけ残っているのを見つけました」といって送ってくれたのです。私は感激してお礼をしたいと思ったのですが、「そういうことをされるとこちらもまたお返しを、などということになってきりがないので、代金だけでけっこうです」ということでした。美瑛あたりまで探しにいったということは、それなりに時間やお金がかかっているはずです。

それほどまでに世話になったおみやげ屋さんに、せめてあいさつだけでもしていこうと思っていたわけです。その店はすぐに見つかりましたが、突然訪ねたので、ご主人は不在でした。ご主人は若い人だったので、そのお母様らしき方に事情を話し、名刺を渡してお礼を伝えておいてほしいとお願いして帰ってきました。

これで任務終了。旭川から剣淵までは宗谷本線で1時間くらいなので、そろそろ旭川駅に行くことにしました。

しかし駅に行ってたまげました。昔の古い駅舎がなくなっており、未来都市みたいなガラス張り建築の駅ができているのです。ちょっとみない間に。ロータリーはまだ工事中でした。

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そうすると、いつも来ると必ず食べていた立ち食いそば屋はどうなったのか。これは2008年に行った時のかしわそばの写真↓

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必死に探してみると、立ち食いそば屋はありました。しかし前にあった店とはメニュー構成が違うような気もします。食べてみればわかるのですが、今回は時間はずれだったため、次回訪問時には食べてみたいと思います。
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そのほか、大きな売店の奥に「幌加内そば」という店もありました。ここはテーブル席があり。なかなか魅惑的に感じる店でした。

新駅はとにかくだたっぴろい感じ。人の数に比べて広すぎる気もしますが、いずれ新幹線が来ることを見込んでいるのかどうか。

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設備なども、あまり東京近辺でもみかけないような新しいスタイルになっていました。昔駅前にあったアイヌの木彫り人形はどこに行ったのでしょうか‥。

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さらに駅舎内にギャラリーなどアートの香りも。

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石川啄木歌碑もありました。

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こうやって世の中は変わっていくのだな~と感傷にふけりつつ、時間が来たので宗谷本線の普通列車に乗り込みました。通勤通学列車になっているらしく意外に混んでいました。

剣淵駅到着は7時前くらい。もう暗くなっています。

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めざす駅前旅館は、まちがいようがないぐらい駅のすぐ前にありました。

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夕食が付いていないため、まずは付近で飲食店を探します。しかし、駅前も駅前旅館以外は暗く、店などありそうな感じがしません。しかしとにかくやみくもに歩いてみることにしました。雨の夜、遠い明かりを頼りに歩きます。

やがて飲食店らしき看板が。

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やれやれと思って入ってみると、営業している感じではなくて、食堂というより仕出屋みたいな感じです。おばちゃんが出てきたので「食事はできますか」と聞いてみると「うーん、お寿司くらいなら出せるけど、少し時間かかかってもいいでか」といいます。しかしほかになければそれでも仕方がないのではないか、と思ったわけですが「ほかに食事ができる店はありますか」と聞いてみると「駅前に駅前旅館という店があります」というので、「そこは今日、定休日なんです」というと、ほかの店を教えてくれました。

いわれた方角に少し歩き、大きな通りに沿っていくと「やまもと亭」というのがありました。これもジャンルがわかりにくい感じの店でしたが、赤ちょうちんが出ていたので居酒屋でもあろうと思い入ってみました。ほかに店を探す気力もすでになし。

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入ってみると客は誰もいなくて、すごく照明を落した暗いカウンターに店のおっちゃんと若い女性がいて「いらっしゃい」といいます。照明はついていませんが座敷などもあり、広い店のようでした。

「これでとにかく夕食は確保した」と思うとホッとしました。とにかく生ビールを頼んでからメニューを見ると、居酒屋風のおつまみもあり、定食やラーメンもありと、その時の状況にはうってつけの店でした。まず焼鳥とモロきゅうを頼んで、宿に電話。少し到着が遅くなると連絡。

この店は結果的にすごくおいしい店で、焼鳥のつくねなどもすごくていねいに作ってありました。暗くて写真はうまく撮れませんでしたが、つまみがおいしいのでビールをさらに本格的に飲みました。

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そして最後に味噌ラーメン。「これで今日は3食ラーメンだな」と思いつつ、ついオーダーしてしまいました。

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ビールも飲み、おなかもいっぱいになったので、再び歩いて駅前旅館へ。もう後は風呂に入って寝るだけなので安心です。

「駅前旅館」では女将さんが出てきて、お風呂の場所などを教えつつ、2階の部屋に案内してくれました。朝食の時間を確認して、ようやく部屋で一息つきました。

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思ったような古い宿ではなく、新しい建物です。内装もきれい。たぶん工事関係者など、ビジネス系の長期滞在を前提としているようで、部屋に洗面化粧台がありました。

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また別室には洗濯機も完備。ここにマンガもたくさんありました。

お風呂は小規模な宿としてかなり広い湯船で、3人くらいは入れそう。この日てっきり貸し切りだと思ってくつろいでいたら、若い男性客が入ってきたのでびっくりしました。

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部屋に戻ってマンガを読みながら布団に入りました。部屋には食堂のメニューが置いてあり、定休日でなければここのラーメン&カレーセットが食べたかったところです。残念。しかし私は、いずれは食べる機会が来ることを信じています。

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さて、翌朝も少し雨が残っていました。

朝食は一階の食堂で。普通の和食ですが、かなり一品一品がおいしく感じました。やはり食堂をやっているだけあって、味付けがいいです。久々のラーメン以外の食事。めし3杯食べてしまいました(笑)

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聞いてみると、最近は旅館よりも食堂のほうが本業になっているようで、宿泊の場合も夕食は出していないそうです。そうなると長期滞在の客はどうしても毎日ラーメンというわけにはいかないので旅館としては難しい、ということでした。

ご主人も厨房の奥から出てきて、少し話ができたのですが、宿自体もそんなに古い時代からの旅館ではないそうです。旅館開業後に食堂を始めたのがけっこう人気店になってしまったということのようです。

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確かに駅に近いとはいえ、剣淵という町にいったいどんな産業があり、どんなビジネス客が来るのかよくわかりません。駅前は本当に殺風景というか、何もない感じ。「絵本の館」というのと、アルパカ牧場があるみたいですが。

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駅付近は主要国道からもちょっとはずれているし、逆にいえばこういう立地でありながら、ラーメンで客を呼び、やっていけるというのはすごいことかもしれません。

この日、予定ははっきり立てていませんでしたが、帰りの飛行機は旭川空港から7時過ぎの便をとっていたので時間はあります。やはり炭鉱の町芦別方を見るだけでも見てみたいと思い、列車に乗り込みました。

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[剣淵町  駅前旅館](2013年5月宿泊)
■所在地  北海道上川郡剣淵町仲町2-4
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ちょっと落ち着かないくらいゴージャスな巨大温泉ホテル[定山渓温泉 定山渓ビューホテル]

北海道ツアーの3日目、4日目。最終回です。

3日目の朝、宿泊地の洞爺湖温泉を出るとやはりこの日も小雨。最初は湖の展望台に行ったわけですが霧で何も見えませんでした。

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この日の予定は積丹半島神威岬から小樽に回って定山渓温泉へ。なかなかの長距離移動です。

途中何回かトイレ休憩がありました。道の駅の「ふきだし公園」では、消え残った雪がまだまだたくさんありました。とにかく寒いです。すぐ横にあるはずの羊蹄山はまったく見ることができませんでした。

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バスは一般道を倶知安や原発がある泊などを経て積丹半島へ。倶知安もちょっと想い出のあるところなのですが、バスでさらっと通過。

だいぶ走ってようやく神威岬に到着しました。私は北海道には何回も来ているほうですが、積丹半島というのは来たことがありませんでした。今回のツアーでは、ちょっとでも寄ってみたかったので、期待していました。

しかし雨。しかも自由時間が足りませんでした。バス駐車場から岬の先端まで歩いていくと、出発時間ぎりぎりになってしまうというきわどさ。

神威岬は、アイヌの義経伝説が伝わっている岬で興味深いですが、今回はちらっと近くまで行ってみるだけにしました。

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確かに付近の海岸にも、不思議な形をした岩が多く、いかにもいろんな伝説が生まれそうな雰囲気です。

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しかし天気のせいで海の色もいまいち。しかたがないのでポスターの“しゃこたんブルー”を撮影しておきました。

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この日はこの付近の食堂で昼食。オプションですが、ほかに食べるところがないのでほぼ全員が注文していました。

私が食べたのは海鮮丼。まあまあ悪くない味でしたが、函館と比べるとちょっと落ちる気がしました。

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積丹半島での食事が終わると、バスは再び延々と走って小樽へ。最初に運河付近で集合写真を撮り、後は駐車場で解散して自由時間というスケジュールでした。

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そういうわけで結局、私には似合わないメルヘン交差点(笑)へ。

北一硝子。うちはここで買ったグラスが何個かありますが、徐々に減っていくという怪奇現象が起こっています。このあいだの東日本大震災でも1個割れました。

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六花亭と北菓楼。ここでは六花亭に寄って2階のカフェでコーヒー休憩。シュークリームを買うとコーヒーが無料でした。シュークリームも何ということもないやつですが、やはりおいしい。

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さらに泣く子も黙る小樽の名店「ルタオ」本店へ。ここの展望台からメルヘン交差点を望む。

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限られた時間で特に行きたいところもないので、この後も昆布屋さんでただの昆布茶をもらって飲んだりして時間をつぶしました。

やはり小樽まで来たら、一泊くらいしてお寿司を食べたいところですね。

小樽散策が終わって、次は定山渓温泉を向かうわけですが、このツアーでは小樽から銭函まで電車に乗るという企画が盛り込まれていました。銭函というと、何か縁起がいいということでチケットが人気だったような気がします。

バス1台分の団体で小樽駅から乗車。

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途中、海岸線を走る車窓からは、増毛や留萌方面の山がきれいに見えました。所要時間は20分からそこらなので、すぐに銭函駅到着。

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駅前に回送されていたバスに再び乗り込みました。

バスは定山渓温泉へ。途中、積雪で通行止めの区間があるということで、少し遠回りして向かいました。

定山渓温泉というのも、私は初めて。札幌の奥座敷などといわれ、これまでは何となく足が向きませんでした。

この日のホテルは定山渓ビューホテル。前日の洞爺サンパレスと同じカラカミ観光運営の巨大ホテルで、やはり大きなプールがあるなど、家族で楽しめるレジャーホテルです。

途中に「北海道秘宝館」の廃墟など、なかなか惹かれる物件も車窓から発見しました。さびれた飲食店街も。この手の大きな温泉地は、どこも構造不況を乗り越えてきており、昔のような団体客ではなく、アジア系觀光客が主流になっているようです。

しかしとにかくホテルは巨大です。

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ロビーも広い。

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このホテルはソファーなどの備品が、何となくゴージャス系で統一されており、部屋もなかなか豪華な雰囲気でした。

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エレベーターホールもこんな感じ。

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この夜は特に予定もないので、さっそく夕食のバイキングへ。洞爺サンパレスのレストランも巨大でしたが、ここもかなり巨大。かつゴージャスな金ピカイメージ。

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ここの食事はお寿司がけっこう充実していました。

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小盛りのラーメンもあったので注文してみました。醤油味。量が少なすぎて、うまいかどうかいまいちわかりませんでした。

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後はお風呂に入り、積丹半島の売店で買ったお酒などを飲んで過ごしました。

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お風呂もかなり大きいですが、洞爺サンパレスほどではありませんでした。しかし泉質はなかか良く、私は2回入っただけですが、お肌がかなりしっとりつるつるした感じがしました。写真はホテルのHPからお借りしました。

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朝食も同じレトスランへ。基本的にレストランに行くと部屋ごとにカードをくれて、テーブルが決まったらそこにカードを置いてから食事を選びに行くシステム。カードが置いてあると、そのテーブルが使用中だということがわかるようになっています。

しかし食事を乗せたトレイを持ってテーブルに戻ると謎の中国人がそのテーブルで飯を食っていました。

つべこべいってもたぶん通じないと思ったので、ほかの空いているテーブルを探しました。朝食の中では、揚げたてのオニオンリングがおいしかったです。

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朝食後、ちょっと付近を散策してみました。豊平川沿いの橋に銅像発見。

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ちょうどGWなので鯉のぼりも靡いていました。

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最終日のこの日は、夕方までに新千歳空港集合。それまではフリータイムなので、札幌市内に出てラーメンでも食べようと思っていました。札幌まではホテルの無料バスで送ってくれます。

バスは大通り公園に着けてくれたので、まず地下街のコインロッカーに荷物を預けてテレビ塔に行ってみました。残念ながら工事中。

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時間的には11時くらいだったので、夕方まで少し時間があります。とはいっても本格的に観光するようなひまはないので、とりあえずすすきのへ。昔寄ったことがあるラーメン屋を探しましたが、見つけることができず、しかたがないのでラーメン横丁へ。

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ここは觀光客が多いのであまり行きたくなかったのですが、あまりぜいたくをいってもしょうがないので、なるべく空いていそうな店に入りました。

ここは一人も客がいませんでした。

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私が味噌ラーメン、かみさんが醤油ラーメン。まあまあの味でした。

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このあとはブラブラと市内を散策。狸小路でコーヒーを飲んで温まりましたが、やはりかなり寒かった大通り公園までは地下街を通っていきました。

荷物をピックアップして、駅方面にのんびり歩き始めました。途中に時計台とか、馬車とかも発見。あわただしくない気分でゆっくり札幌市内を歩くのもいいもんでした。

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今回気がついたのですが、大通りから札幌駅まではすべて地下を通っていけるようになっていました。そうすると札幌の地下街というのはすごく長い距離がありそうです。

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そんなわけで、早めに新千歳空港へ行きおみやげを買いました。ここにも「ルタオ」の売店があったのでチョコレートをご近所用と自分用に買って、保冷袋で持って帰ってきたのですが、かなりおいしかったです。

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これで長い北海道ツアーも終了。安いツアーとはいえ、企画が盛りだくさんのなかなか充実したツアーでした。

[定山渓温泉  定山渓ビューホテル](2013年5月宿泊
■泉質  ナトリウム塩化物泉
■所在地 札幌市南区定山渓温泉東2丁目
■楽天トラベルへのリンク→定山渓温泉 定山渓ビューホテル
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宇宙一の大浴場!! 泣く子も黙る超大型観光ホテル[洞爺サンパレス]

北海道ツアー旅の続きです。

湯の川温泉に一泊し、一行は朝出発して、まず函館朝市へ。団体ツアーはこういう時に特約店に寄ることが日程に入っています。

朝市でも一番奥の店というか、もはや朝市の範疇ではないのではないかという店に寄り、さっさと塩ウニと冷凍ホタテを購入。クール便で送ってしまい、後は身軽に自由時間を朝市見物しようという作戦でした。しかし雨が強くなってきてどうしようもないので、傘を持っていなかった私は函館駅まで行って、売店でビニールカッパ入手。

カッパがあればあとは降ろうがどうしようがこっちのものなので、ひと安心してバスに戻りました。

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バスはこのあと雨の中を大沼へ。
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途中にある「昆布館」という、やはりおみやげ屋というか、昆布関連資料などの展示もしてある施設へ。ここに来るのも2回目です。ここでは塩昆布みたいなやつを買いました。

大沼では昼食と合わせて自由時間をけっこう取ってあったのですが、雨なので歩き回るのはきついということで、乗合のモーターボートに乗ってみました。大沼と小沼を巡る15分くらいの乗船体験です。しかし雨のせいでほとんど外は見えませんでした。

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湖畔から駅方面には食堂やおみやげ屋もいろいろありますが、昔私が来た時よりはだいぶさびれたような印象を受けました。今回は雨も降っているのでバス集合地点である「ポロト館」という観光施設まで戻り、そこで食事。今回北海道に来てまだラーメンを食べていないので塩ラーメンを頼みました。あまり特徴のない味でしたが、やはり“おふ”が入っているのが北海道らしい。

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まだ寒いので館内はストーブがつけてありました。

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この日の目的地は洞爺湖なので、バスは着々と予定をこなしながら先へ進みます。次はイカ飯で有名な森で休憩。ここの売店でイカ飯の試食がありました。これも食べてさらにバスは先へ。

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次の目的地はけっこう距離がある室蘭の「地球岬」。噴火湾を巡る感じでバスは進みますが、けっこう高速道路が整備されているので驚きました。山に入ると路肩には雪が残り、やはり北海道、という感じがします。

やがて室蘭の市街を抜けて「地球岬」へ。

関東以北では最大の吊り橋「白鳥大橋」も通行。室蘭も産業が衰退しており、人口も減っています。しかしこのへんの工業地帯は夜間ライトアップなど、觀光客誘致にも力を入れていて、工場夜景スポットとしてけっこう人気が出ているそうです。

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「母恋」という駅を通過。母の日のプレゼント用に入場券が人気だとか。そういえば昔、愛国~幸福という駅の切符が人気を呼びましたが。恥ずかしながら、私も一枚持っておりました。

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さて「地球岬」も雨模様で、肝心の水平線がぼやけています。しかもすごい強風で、普通に立っていられないほど。とっとと写真を取ってバスに戻りました。

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地球型オブジェや、

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売店などもあるのですが、やはり天候のせいか寂しげです。あまり客が来ないのか、売店の呼び込みが強烈でした(笑)

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しかし駐車場のある丘の上からの展望が雄大で、雲がかかった有珠山や、昭和新山のシルエットなども見えました。

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けっこうあちこち回って疲れてきますが、最後は昭和新山へ。そこまで行けば宿泊地の洞爺湖温泉はすぐ近くです。

昭和新山に来るのは実に中学生時代以来。当時は山にのぼった記憶があるのですが、最近は禁止されているそうです。

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しかし近所の畑がいきなりこんなに盛り上がったら、それはびっくりしたでしょうね。

有珠山は眺望がいいらしいのですが、ロープウェイの上のほうに雲がかかっていたのでパス。

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自由時間は熊牧場で過ごしました。こういうのがあるとつい寄ってしまいます。
エサのリンゴを買って入場。

子どものヒグマもいました。こぐまのプーさんとご対面。

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各地の熊牧場に行ったことがある人はわかると思いますが、ここのヒグマもエサをもらおうといろいろパフォーマンスをします。立ち上がって手を振ったり、爪をはじいて鳴らしたり。ここには寝ころがってエサを要求する芸をするヒグマがいました。

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これで5時くらいになったのでいよいよ宿に向かいます。今回のツアーでも待望の大型観光ホテル「洞爺サンパレス」へ。ここを運営するカラカミ観光というのは、北海道内では有名です。

洞爺湖畔に立地する全室レイクビュー。しかしでかい。写真に全景が入りませんでした。

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「宇宙一の大浴場」(笑)

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ロビーからしてすごい広さで、全景は写真に入りません。売店も充実しておりました。

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部屋は立派な和室。ボロ宿が恋しい気分。

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窓から洞爺湖の中島が目の前に見えます。

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ところで私は食事前にひとつ用事がありました。

実は1年半くらい前に洞爺湖温泉に来た時に泊まった「大和旅館」を訪ねるつもりだったのです。この宿は前にもブログで紹介していますが、安くていい旅館でした(若夫婦が経営する家族的な快適温泉宿[洞爺湖温泉 大和旅館])

勝手にブログに乗せた上、その後本にも書いてしまったので、せっかく近くまで来たからにはあいさつに行こうと思っていたのです。

同じ洞爺湖温泉なので歩いてもたいした時間はかからないと思い出かけました。雨はほとんどあがっていました。

しかし考えてみれば、同じ洞爺湖温泉といっても、厳密にいえばここは有珠郡壮瞥町で、「大和旅館」があるのは虻田郡洞爺湖町。郡も違うし行政区域も違うわけです。結果的にずいぶん距離がありました。

しかしやがて見覚えのある温泉街の風景にぶつかり、一安心。前に来た時ラーメンを食べた渋い食堂は営業時間前なのかやっていませんでした。

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ここまで来れば「大和旅館」はすぐ。入り口を入って帳場で声をかけると、私のしらない男性がいて、「主人はちょっと出ている」ということでした。

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こちらも突然訪問しているので、いない場合は伝言だけして、東京から持ってきた羊羹を渡して帰るつもりでいました。そんなわけであいさつをして外へ出ると、そこへご主人が登場。勝手に“ボロ宿”呼ばわりしたことなど、謝罪してきました。

ご主人は「ブログは見ていましたけど、そのまま本になるとは思っていなかった」ということでした。本の掲載については出版社から許可を取ってあったのですが、いずれにしても本当にすみませんでした。あまり怒っていなかったし、直接面談してあいさつできて何よりでした。

これで一安心して再びホテルへ。15分~20分くらいの感じで、来た時はかなり遠く感じたのですが、帰りは任務が終了して気が楽になったので、湖畔をのんびり歩いたらそんなに遠く感じませんでした。

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湖の向こうに羊蹄山が見えるはずですが、曇っていてよくわかりません。GWではありますが、北海道はまだ寒いのであまり人通りもありませんでした。

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ホテルに戻ってさっそくバイキング会場へ。とにかく広い食堂で、自分の席から料理のあるところまで行ったり来たりするだけでも大変でしたが、内容的にはなかなか良かったです。

普通観光ホテルのバイキングというとあまり期待しないのですが、ここは焼きたてのホタテやステーキ、にぎりたてのお寿司などもあり、それぞれかなりおいしかったです。そのほか、何回かおかわりを取りに行き、ビールもしこたま飲みました。かみさんはプチケーキみたいなやつを5種類くらい食っていました。

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食事後はお風呂へ。「宇宙一」のお風呂とはどんなものなのか。実際いってみるとお風呂の手前にものすごく大きな遊園地風呂があり、ウォータースライダーや造波プールも。これだけでもでかいのですが、温泉はさまざまなタイプの浴槽がたくさん並ぶ巨大温泉でした。温泉は撮影禁止なのでホテルのホームページから写真を拝借しました。

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この写真はほんの一部。浴槽のひとつが写っているだけです。しかもこの規模のお風呂が2つあり、朝、夜で男女入れ換え制になっていました。夜中は入れないのですが、カギがかかっているわけではなく、自己責任で入ることは可能なようです。

今回私は2回しか入りませんでした。しかしここのホテルに来たら子ども連れなどは温泉だけでもけっこう楽しめそうな気がします。

部屋に戻ってしばらくすると、湖畔の花火大会が始まります。これは冬季をのぞいて毎日やっているそうで、私は前に「大和旅館」に泊まった時も見ました。そのときは一人旅で感傷的な気分になったものですが、今回はかみさんとビールを飲みまくっているので、部屋で騒ぎながら見学。

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花火は湖上を移動する船から上げているそうで、徐々に移動するので温泉街のどの位置からも見えるようになっています。

夜、ちょっと部屋が乾燥している気がしたのでフロントに頼むと、すぐに水を入れた加湿器を持ってきてくれました。さすが豪華ホテルだと思いました。

さて翌朝も同じ場所でバイキング。こんなに広い。

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朝もなかなか充実したメニューの中から、ついついふだん食べつけているようなものばかり選んでしまいました。この日は朝ビールは勘弁しておくことにしました。

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さて次回はいよいよあこがれの積丹岬に向かう3日目の様子をリポートします(笑)

[洞爺サンパレス](2013年4月宿泊)
■泉質  ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
■所在地  北海道有珠郡壮瞥町洞爺湖温泉7-1
■楽天トラベルへのリンク→洞爺サンパレス
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3泊温泉泊まりの格安北海道ツアーに出動!! [湯の川温泉 ホテル万惣]

4月の伊勢神宮ツアーに続き、GWに北海道ツアーに参加しました。これはかなり衝動的というか、新聞広告で見てあまりにも安いのでつい申し込みました。

もともとGWにどこかに行きたいと思っていたのですが、どこもかなり混むので、いきあたりばったりの自由な旅はしにくいですし、お金もかかります。それよりはGWこそ、宿の心配もなくのんびり行ける旅行会社のツアーがいいかな、と思ったわけです。確か3泊で2万6000円くらい。羽田空港から函館に行き湯の川温泉に一泊、あとはバス巡りで洞爺湖温泉に一泊、最後は積丹半島や小樽を回って定山渓温泉に一泊。最終日は夕方までフリーという、3泊とも温泉泊まりで、自分で行くとしたらすごくお金がかかりそうなプラン内容です。2万6000円だと片道の飛行機代くらいにしかならないところです。

そんなわけで4月末に出かけました。今回もボロ宿は出てきませんが、やはり北海道は何度行っても楽しいところでした。

初日は羽田空港から函館空港へ。団体窓口でチェックインします。

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羽田空港にはこんな方がいました。オリンピック招致活動のひとつでしょうね。

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函館空港には添乗員と、バスガイドさんが出迎えていて、集合・点呼のあとバスへ。一行はだいたい40人くらい。

バスはまず函館港の金森倉庫群付近に向かい、お昼過ぎくらいに到着。そこで自由時間が2時間半ほどありました。オプションの昼食を頼んでいる人はレストランへ。思ったより時間があったので、私たちは朝市までのんびり歩いて、どこか食堂で食べることにしました。ほかの乗客もそれぞれ、散っていきます。感じとしては函館あたりには何回も来ている人が多いようでした。

金森倉庫群あたりから朝市までは歩いて15分か20分くらい。この日は天気もよく爽快な日でしたが、やはりまだ寒い。東京はもう暑い日もあるくらいでしたが、ほとんど真冬と変わらない装備で歩きました。

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朝市にもいろいろ食堂がありますが、今回は手軽な「朝市どんぶり横丁」へ。

恵比寿屋食堂という店に入り、例によって三食丼とかを食べました。やはりイカとかウニとか相当うまいです。

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食後はまた歩いて金森倉庫群のバス駐車場に戻りますが、まだ時間があるのでそのへんを見物しながらブラブラと歩きました。

なかなかそそられるラーメン屋も発見。

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ボロ宿紀行らしい風景の町並みもありました。

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このあとは実は昔の知り合いが港沿いでカフェレストランをやっているので、寄ってみることにしました。店を何軒がやっているので、その店にいる可能性はなかったのですが、古い蔵を改造したなかなか小洒落た店で、人気があるようです。

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けっこう歩いて喉が乾いたので、私は寒い日にもかかわらずアイスコーヒーを飲み、かみさんはアイスクリームを食べました。前はこの店の開店前によってうどんをごちそうしてもらったことがありました。繁盛していて何よりです。

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ちょっと金森倉庫も見学してみました。

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バスに戻ると、次の行程は元町散策。函館山の中腹を団体で散歩します。みんな秩序を守って団体行動をしているので、私もなるべく問題を起こさないようにおとなしく歩きました。

この時の添乗員さんは若い男性でしたが、なかなか一生懸命な感じでいい人でした。

このへんも何回も来ているのでそれほどの感慨はありません。

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しかしこのチャーミーグリーンの坂道だけは、つい写真を撮ってしまいます。

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港の風景も。函館は函館戦争の舞台ともなったところですが、今のどかな光景を見ると想像もできない感じ。歴史といい、かなり風変わりな独特の地形といい、早くから開けた貿易港であるため残されたエキゾチックな雰囲気といい、函館は何度来てもいい雰囲気の街です。

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このあとはお決まりのトラピスチヌ修道院へ。一度中まで入ってみたい。無理ですけど。

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この日は昼間の日程はこれで終了。湯の川温泉・ホテル万惣に向かいました。修道院からも近いのですぐに到着。前回湯の川で泊まったホテルのすぐ裏手にありました。

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かなり古そうな感じはありますが、団体向けの大規模ホテルで設備などは十分整っていました。

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部屋も昔よくあったようなベッドと和室が付いた和洋折中スタイル。私から見るとぜいたく過ぎるくらいの部屋です。お茶受けに「函館バタークッキー」付き。

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この後に、暗くなってから函館山夜景見物があるので、食事は5時半くらいの早いスタート。食事は大広間でお膳が出ました。まあ普通の温泉旅館の食事。とにかく安いツアーなので、食事は付いていればオーケー。内容をとやかくいうつもりはありません。

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食後、夜景見物まで時間があるのでちょっと海まで散歩してみました。

函館山が遠くに見えます。

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コンビニでお茶を買って宿に戻りました。

この後バスででかけた函館山は、天気が良く絶好の条件。夜景もきれいに見えました。何回来ても見事な夜景だな~と思います。

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宿に戻るとあちこち回ってさすがに疲れていたのか、風呂に入ってすぐに寝てしまいました。さすがにお風呂は広くてゆったりできるので、なかなか良かったです。

翌朝起きてみると、天気は雨模様。部屋の窓から見える函館山にも雲がかかっています。

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私は傘を持ってきていなかったのでまずいと思いましたが、この後本格的に降ってきたので、後で函館駅の売店に行った時にビニールガッパを買いました。

朝食はバイキングでしたが、旅に出てハイになっている私たちは朝から缶ビール。旅館の朝食はいいつまみがそろっているので、つい飲んでしまいます。ここのバイキングはイカの煮たやつとか豆腐がおいしかったです。

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そんなわけで2日目の出発。バスの座席は日替わりで指定されるのですが、この日は前から2番目のなかなかいい席でした。

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続きは次回にします。

[湯の川温泉  ホテル万惣](2013年4月宿泊)
■所在地  北海道函館市湯川町1-15-3
■楽天トラベルへのリンク→湯の川温泉 ホテル万惣
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[利便性最高の温泉付きハイクラスビジネスホテル 斜里町 ホテルグランティア知床-斜里駅前-(後編)]

流氷ツアーはさらに続きます。

私的にはまれに見る高級ホテルグランディアで一夜を過ごし、翌日はものすごく早起きしました。

というのも、この日もハードスケジュールで、いったん網走まで戻り、流氷ノロッコ号に乗って流氷を見学。さらに北浜駅から中標津空港まで行ってそこから東京に戻るという行程。

そこから逆算すると朝食は7時30分くらいに食えということになっていたのですが、私としてはその前にホテル周辺を散策してみようと思っていました。

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前夜の気象情報によると、斜里地方の最低気温は零下15度くらい。しかし、流氷が接近して、ちょうどこの日網走に接岸したという情報もあり、とにかく斜里の海を見てみたかったのです。

外に出ると、やはり寒い。私も何を隠そう北国の出身なので、寒いのは慣れているのですが、零下15度というのは近頃めったに体験しない気温。それを予測して完全防備ででかけてみたら、意外に耐えられました。ただ顔とか、外気に触れている部分はやはりかなり厳しいです。

ホテルグランティ知床から斜里漁港までは歩いてすぐ、といわれていたので、前の坂を降りたらすぐ海だと思っていました。しかし思ったより遠く、早朝で人通りもないので、なんだか心細くなります。

夜中に降った新雪の上に謎の生物の足跡も残っているし。

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しかしがんばってひたすら歩くと漁港付近に出ました。

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このへんは河口付近らしく、海だか川だかわかりませんが水面は凍っています。もちろんこれは流氷ではありません。しかし沖を見ると、どう見ても流氷らしき白い帯が間近に見えます。

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雪をかきわけながらけっこう歩きまわっていると、川で海鳥の群れを発見。こいつらはこんなところにいて寒くないのでしょうか。

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せっかく外に出たので、ものすごく遠回りしてホテルに帰りました。途中、前夜チェックしておいたラーメン屋の前を通り、さらに知床斜里駅にも寄ってみました。駅はホテルのすぐ前です。

改めて「ホテルグランティア知床-斜里駅前-」。私の場合、今後もこういう立派なホテルに泊まる機会は、ツアーでもなければめったにないことでしょう。

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しばれた体でホテルに戻ると、ロビーがやたらと暖かく感じます。しかしもう時間がないのですぐに朝食バイキングへ。散歩に時間がかかり出遅れたせいか、もう満席で座る席もありません。しかしホテルの人が「もし良かったたらロビーのラウンジをご利用ください」といってくれました。

私は朝食バイキングというと、いつも好きなものばかり選んでしまい、栄養バランスに問題が出てしまいます。今回もウィンナ2本と塩シャケ2切れがメイン。だから本当は決まった定食のほうが望ましいのです。このなかで意外においしかったのがイカリング。

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とにかくあわただしい感じで出発。

今回のツアーはバス1台分の人数で団体行動するわけですが、バスの座席は指定されていて、毎日変わります。最終日のこの日はついに待望の最前列。

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ちなみに今回のバスガイドさんは、何というかちょっと変わったしゃべりのガイドさんで、北海道なまりがあるのは当然として、ちょっと覚めた感じのクールな口調で、しかしまじめな顔をしてギャグをかます油断のならない人でした。

ホテルを出たバスはまずは網走へ行く途中の観光物産館に寄りました。こういうところに寄るのはツアー観光の義務みたいなものなので、だまって従うしかありません。

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やはりここでもツアー客の皆様はいろいろ買い込んでいました。私は何も買いませんでしたが、ちょっと惹かれたのが「脱獄まんじゅう」。このイラストのモデルになったのは実在した網走刑務所の囚人だとか。

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このおみやげ屋の前の海でも、流氷がほぼ接岸していることがわかりました。

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そして網走駅へ。この日はここから流氷ノロッコ号に乗って、北浜という駅まで斜里方面に戻る感じで乗車します。

とにかく網走駅は何回も来ていますが、初めてきた時に駅前で野宿して、本当に印象の深いところなのです。いろいろ新しくなっていましたが、基本的な構造はまったく変わっていなくて、懐かしい当時のことを思い出しました。

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温度計が柱に設置してあって、だいぶ暖かくなっていました。

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「流氷ノロッコ号」というのはJRの観光列車です。こういうのも個人で旅行していると面倒なのでまず乗ることはありません。ツアーというは、そんな意味でもなかなかいいなと思いました。

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流氷ノロッコ号はストーブ列車でした。そういえば最近津軽鉄道でスルメを食べたばかりでしたが。今回も、乗車時間は短いものの、車内売店で北海道限定ビール「サッポロクラシック」を売っていたので、これを買ってストーブの前に陣取りました。一応指定席なのですが、みんな自由に適当に座っています。

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ツアー参加者のおっちゃんが売店で買ってきたスルメをストーブを焼いていました。それを物欲しそうにずっと見ながらビールを飲んでいると、視線に気づいたおっちゃんがすかさず焼けたゲソをくれました。

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こういうところでスルメを食べると信じられないくらいうまいですね。本当にありがとうございました。

ノロッコ号の車窓からもすでに接岸した流氷が見えています。

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現地の人の話しによると、接岸自体も最近は少なくなっていて、何回来ても流氷をまったく見ることができない觀光客もいるそうです。だからラッキーだといっていましたが、しかし本当の流氷というのはこんなものではなく、昔はもっと大規模に積み重なる感じで、最近のやつは以前の10分の1とか、そんな感じのボリューム感だそうです。

私が前に読んだ本によると、流氷が減っているのは温暖化というより、流氷の原料となるアムール川からオホーツク海に流れる淡水が減ったことが原因だということです。たぶん上流の開発が進み、さすがのアムール川も流量が減っているではないかと。本当かどうかいずれ調べてみます。

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それにしても一応見ることができて良かった。

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北浜駅で下車し、ここから再びバスに乗ります。ツアーガイドさんは「ここで降り損ねると永遠の別れになります。絶対に忘れずに降りてください!!」と厳しく指示していました。あのいいかたの感じだと、たぶん実際に降り損ねる人がたまにいるのではないでしょうか。

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北浜駅は流氷観測の名所なので、展望台などもあり、なかなかいい眺めでした。ここで知らない同士がシャッターを押し合ったり。私も頼まれたのですが、どうも背景がとび気味に写ってしまい、申し訳ないことでした。流氷写真は難しい。しかし実際のところすごくいい眺めでした。

急に思い立って参加した流氷ツアーでしたが、実際に流氷を見ることができたのは本当に幸運だったし、感動しました。私は1度は流氷を見たいと思っていましたが、そんなに觀光客が殺到するほどのものなのか、疑問に思っていました。しかし実際に見ると違います。海が凍って、その氷がカラフトの反対側から北海道のオホーツク沿岸に流れつくというのは大変なことです。

この後は休憩をはさみながら中標津空港にひた走り、午後の便で羽田まで。こんな感じのまっすぐな道を走り続けました。

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途中雪が盛んに降ったりやんだりして冬季の天候は不安定。中標津空港発着便もたまに欠航することもあるということで、クールなバスガイドさんは「もし欠航になったらそれなりに何とか対処しますのでご心配なく」とさらっといってました。

そんなことになったらどう対処するのでしょう。もう一泊するようなことになったら、私はひまなのでいいけれど、普通の人は困るだろうなあなどと考えましたが、天候も回復し、無事に出発することができました。

中標津空港は近隣の木材を生かした木造の内装が特色だそうです。

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お昼過ぎなので、またも空港の食堂でラーメン。

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帰りの飛行機も雲が多かったのですが、北海道を去る地点で襟裳岬らしき地形が見えました。

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北海道は何度行っても本当におもしろいところだと思いますが、去る時はどうしても現実に戻ってしまうような、痛切なさびしい思いを感じてしまいます。

[斜里町 ホテルグランティア知床-斜里駅前-]
■所在地 北海道斜里郡斜里町港町16-10
■泉質  ナトリウム塩化物泉(源泉かけ流し)
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利便性最高の温泉付きハイクラスビジネスホテル [斜里町 ホテルグランティア知床-斜里駅前-(前編)]

流氷ツアーの続きです。

最初に断っておくと、前回同様ここもツアーで泊まったホテルなので、どこから見ても“ボロ宿”ではありません。残念(笑)。「グランティア」というのはたぶんルートイン系のホテルだと思います。かなり快適で立地もいいホテルでした。

稚内で一泊した翌日、この日は宗谷岬を見学して、ひたすらオホーツク海岸をバスで走る予定。紋別、網走を経て斜里町までの長距離移動です。途中、流氷砕氷船「ガリンコ号」に乗るのがこの日のメインイベント。

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しかしツアーというのは便利なもので、バスに乗っていれば、勝手にいろんなところに連れていってくれます。

宗谷岬を出発して最初に寄ったのが、猿払村にある道の駅「さるふつ公園」。ここは数年前にバイクでも来たことがありますが、天然ホタテで有名。ツアー客は大量におみやげを買い込んでいましたが、私たちはホタテのひも入り海苔の佃煮だけ買いました。ツアーガイドがやたらと「おいしい」と宣伝していたので。

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それとお昼ごはんにオプションのホタテ弁当を頼んであったので、それをバスで食べながら移動。確か1000円くらいだったと思いますが、おいしかったです。

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さらにこの後も休憩をはさみながら、この日最大のイベントである流氷砕氷船「ガリンコ号」に乗るため紋別へ。原生花園にも寄りましたが、当然何も咲いていません。

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紋別も昔自転車で北海道を回った時に街中で野宿をしたという思い出の地。

この日、流氷は接岸していませんでしたが、沖に多少あるのでそこまで行くという案内がありました。
いよいよ流氷とご対面できるのかどうか。ガリンコ号乗船。

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しかし、沖まで行っても流氷になりきらない「蓮の葉氷」というのはありましたが、完全な流氷といえる状態ではありませんでした。残念。

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しかし、この翌日も網走付近を回るので、まだまだ期待できそう。寒いけれど
天気がいいので、かもめも気持良さそうです。

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ガリンコ号は正確にいうと二代目の船なので「ガリンコ号Ⅱ」という船だそうです。

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紋太くんというのもいました。

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この後は紋別から網走を通りすぎて、ひたすら斜里町をめざして走ります。

途中サロマ湖の道の駅で休憩しました。サロマ湖といっても冬なので一面雪が積もっていて、どこが湖なのかはさっぱりわかりませんでした。

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旧常呂町では、立派なカーリング場も見えました。あのマリリンもここで練習しているのでしょうか。

とにかく移動距離が長い。その間にどんどん暗くなっていきました。ようやくホテルに付いたのは真っ暗になってから。もう7時近かったと思います。

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「ホテルグランティア知床-斜里駅前-」は、釧網本線・知床斜里駅のすぐ前にあり、コンビニもすぐ目の前。斜里漁港にも近いということなので、翌朝は漁港まで行ってみるつもりです。

とにかくふだん古い宿ばかり泊まっているので、こういうホテルに泊まるとどうしていいかわかりません。

エレベーターホールの生花なんかも、高級感あふれています。

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部屋もかなり新しく豪華な感じ。普通のビジネスホテルと比較しても、かなりゆったりしていて、設備もいいです。

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この日の夕食は外の料理屋さんで食べることになっていたので、落ち着くひまもなく再びバスに乗り、市街にある店に向かいました。

海鮮料理の店ですが、蕎麦が名物のようでした。鮭は知床産トキシラズだとか。安いツアー料金を考えれば十分な内容です。

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さすがにかき揚げとか蕎麦もおいしい。

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われわれは4人用の席に2人で座ったのですが、前の2人分の席にほかの客がきません。ガイドさんによると、ツアー客のうち2人が夕食をキャンセルして、別行動を希望したので、空いているということでした。それでも料理は準備されていたので、ちょっとお刺身とかをかっぱらおうかと思ったのですが、たぶんバレると思ってやめておきました。

お酒はツアー料金に含まれていないので現金精算ですが、限られた時間にもかかわらずここぞとばかり飲みました。隣のテーブルのツアー客は2組の夫婦で、そのうちのおっちゃん一人は全然酒が飲めないそうで、ごはんを食べていました。しかしその奥さんがすごく飲む人で、競い合うように飲んでしまいました。

そしてホテルに戻って、お風呂へ。部屋にもバスルームがありますが、当然1階にある大浴場に入りました。天然温泉のかけ流しで、露天風呂まであります。外が零下10度以下という気温なので、周囲の床などは凍りついていました。しかしそんなところで入る露天風呂はひときわ気持が良かったです。

ホテルの前の泣く子も黙るセイコーマートにも寄ってみました。北海道らしいカップ麺とかもあって、私は焼きそば弁当を買ってしまいました。

それとお酒も買って、部屋でさらに飲む。

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外は真っ暗ですが、海のほうを見ると、なんとなく流氷が近づいているような予感もします。あるいは気のせいでしょうか。とにかく朝早く起きて散歩しようというつもりだったので、早めに寝ました(続く)。

[斜里町 ホテルグランティア知床-斜里駅前-](2012年2月宿泊)
■所在地 北海道斜里郡斜里町港町16-10
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極寒の流氷ツアーで泊まった居心地のいいホテル [稚内 ホテルサハリン]

新聞の旅行ツアーの広告で、北海道2泊3日の流氷ツアーで3万円以下、というのが目に止まりました。個人で行くとしたら、3万円だと往復の飛行機代にもなりません。なんでこんなに安いのかと思いつつも、真冬の北海道は行ったことがないし、流氷も見たことがないのでさっそく申し込みました。

これだけ安いと、仮にホテルや食事がショボくてもまったく気になりません。旅程は羽田空港から稚内に飛んで一泊、翌日はバスで紋別、網走を通って斜里に一泊。最終日は中標津空港からの便で東京に帰る、というものでした。

とにかくものすごく寒いことが予想されるので、出発前に耳当てを買ったり、登山用のインナーを引っ張り出したり、いろいろ準備してその日に備えました。

ツアーといっても稚内までは勝手に指定された便に乗っていきます。しかしこの日は天気があやしく、稚内便は場合によっては旭川や千歳に降りるか、羽田に引き返すかもしれない、ということでした。

飛行機に乗る前ならキャンセル可能だということでしたが、もうここまで来たので行くしかありません。しかし実際に千歳あたりに降りてしまったら、そこから稚内に行くのはかなり大変です。そんなことになったらえらいことだなあ、と思っていましたが、とにかく飛行機は出発することになり搭乗しました。

しかし乗り込んだ後、なかなか出発せず、結局「整備不良でエンジンがかからない」というアナウンスがあって飛行機を降ろされました。

再び搭乗口で待機していると、約1時間後に代替機で出発するというアナウンスがありました。さらに搭乗券は1000円の金券として使えるようにするので、空港の売店で使ってください、ということでした。飛行機はたまにこういうことがありますね。

なんだかんだでけっこう出発が遅れましたが、とにかく飛行機は無事離陸しました。

途中、室蘭らしき市街地が見えましたが、やはり雪で真っ白です。

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そして無事稚内空港に到着。もう3時くらいになっていました。ここにはツアーの添乗員がバスで迎えにきてきます。

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稚内にくるのは5年ぶりくらいですが、とにかく真冬なのでかなりの寒さです。ツアー参加者は高齢層中心。添乗員さんの話しによると、流氷ツアーは人気があるけれど、参加者はだいたい何回も北海道に来ていて、普通のツアーに飽きたような人が多いそうです。

飛行機が遅れたのでこの日の予定は変更になりました。宗谷岬見学を翌日にまわし、この日は稚内の「ふれあい公園」とかいうところでスノーモビルや雪上車に乗って遊びました。これがバカにしたものではなく、けっこうおもしろかった。

かなり寒いのですが、この日は稚内としては穏やかな天気で、前日は嵐で市内の交通がまひし、稚内は陸の孤島になるというほどの荒れ方だったそうです。

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その後は再びバスに乗り、観光市場の「副港市場」へ。

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ここでは特に何も買いませんでしたが、ロシアの民俗音楽のアンサンブルをやっていて、これを見学しました。

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ロシア人の団長が日本語で曲を解説。さらに自分で鉢巻きをし、一升瓶を持って演歌を歌うというサービスぶりでしたが、演歌はいまいちこぶしのまわりが足りないかなぁ(笑)

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そしてすっかり暗くなってからこの日の宿に到着。暗くてよくわかりませんでしたが、稚内駅の裏にある港のそばのようでした。

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「ホテル サハリン」。なかなかエキゾチックな名前ですが、外観は小規模なシティホテルみたいな感じ。けっこう古いようですが、私がふだん泊まっている宿と比べると、それほどの特徴のない、普通のホテルです。けして“ボロ”ではありません。

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部屋はきれいな和室。

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冷蔵庫の安定が悪いようで、マンガ雑誌をかませて支えていました(笑)

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食事は大きな食堂で。ツアー客みんなが集まって、ほぼ貸し切り状態。安いツアーなので期待していませんでしたが、一応カニの半身が2個付いています。毛ガニとズワイガニ。これがけっこうおいしくて、なかなか良かったです。ちょっと食べきれないくらいのボリュームもありました。

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タコしゃぶも付いていて、凍ったタコは席に付いてから配られました。

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お風呂も各部屋についているのですが、私は一応少し大きな風呂があるのというのでそっちに行ってみました。たいして大きくはありませんが、やはり部屋のお風呂と比べるとお湯もたっぷりでかなり快適でした。このお風呂はあまりほかの客は使わないようで、ずっと貸し切り状態でした。

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この後、せっかくなので少し外出してラーメンでも食べてやろうと思っていました。ホテルのフロントでラーメン屋さんの場所を聞いて、なるべく近い店にでかけました。

外に出るとやはりひときわ寒いです。零下10度くらいはいってそう。歩道の雪はある程度片づけてあるのですが、やはり歩きにくいせいか人通りはほとんどありません。

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ようやく教えてもらった店を発見。ラーメン屋というより普通の居酒屋で、ラーメンもやっているという感じ。

せっかくなのでお酒も頼みました。

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この醤油ラーメンがすごくおいしくて感動的でした。北海道らしいラーメンというより、東京にもあるような懐かしい感じの醤油ラーメン。寒い中をでかけてきたかいがありました。

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夜の間少し雪が降ったようでしたが翌日はあがっていました。ホテルの窓から寒そうな海が見えます。

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宿のすぐ近くにかの有名な北防波堤ドームも見えます。前に来たときは、このへんからフェリーに乗って礼文島に渡ったことを思い出します。

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あらためて「ホテルサハリン」の外観。普通の居心地のいいホテルですが、ツアーで泊まったので基本的な料金などは不明。でも立地もいいし、人気があるのではないでしょうか。

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この日はバスで斜里まで走り、もう一泊するという強行スケジュールですが、まずは昨日時間がなくてキャンセルになった宗谷岬に寄りました。

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このへんではけっこう天気がよくなり、サハリンもよく見えました。

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最北端の碑も、ついつい記念撮影してしまいます。昔初めて宗谷岬にきたのは高校生の時で、すごく感動しました。当時はおみやげ屋さんから大音量でダ・カーポの「宗谷岬」が流れていましたが、今でも音楽碑があってセンサーで歌が流れます。

その後も何度か来ましたが、宗谷岬はいつも高校時代の旅を思い出させてくれる懐かしい場所なのです。

[稚内  ホテルサハリン](2012年2月宿泊)
■所在地  北海道稚内市中央1-5-5
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