日本ボロ宿紀行

ボロ宿にあこがれ、各地のボロ宿を訪ねています。

雑記

「ボロ宿」というのはけして悪口ではありません。
歴史的価値のある古い宿から単なる安い宿まで、ひっくるめて愛情を込めて
「ボロ宿」といっています。自分なりに気に入った、魅力ある宿ということなのです。
もともと、できるだけ安く旅行をしたいということから行きついた結果ではありますが、
なるべく昔の形を保って営業している個性的な宿を応援していきたいと思います。
湯治宿や商人宿、駅前旅館など、郷愁を誘う宿をできるだけ訪ねて、
記録に残していくこともいずれ何かの役にたたないかなと‥‥。

無事を祈ります

お世話になった方々。

古い家を守ってきた方々。

気仙沼は連絡が取れませんが、ただただ家族そろって無事であることを祈ります。




「日本ボロ宿紀行」書籍化決定!!

このほど本ブログの書籍化が決定し、4月20頃発売の予定で準備を進めております。すでにブログで載せたネタを再編集するとともに、新ネタのための取材旅行もすでに終了。新しいネタを加えて出版いたします。

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出版元は鉄人社というところ。このブログにふさわしく、ボロいですが小さいですが気鋭の出版社です。

これも、ブログを読んでいただいたり、コメントを寄せてくれた方々のおかげであります。心から感謝いたします。ブログを始めた時は、ほんのちょっとの理解者に出会えればいいや、くらいに思っていたので、こんな展開は予想もしていませんでした。

結局ライブドアさんの「ブログ奨学金」受給者に選ばれたことがきっかけなので、ライブドアさんにも感謝いたします。こんなとっつきにくいブログを公然と評価していただいたことで、いろんな展開が始まりました。

そういうわけで、まだまったく形になっていませんが、3月中には表紙デザインなども決めるということなので、その時にはまたご報告いたします。

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外付けのハードディスクがクラッシュ!!

昨夜、過去の旅行写真のデータなどを入れていた、外付けのハードディスクがクラッシュしてしまいました。

電源を入れると不気味な異音がしてエラーになってしまいます。パソコンでは認識されません。

写真の一部はバックアップがあるのですが、かなりの量の写真にアクセスできなくなってしまいました。いつかこんな時がくるとわかっていたのに、結局放置していた私。壊れたHDからデータを取り出すのを業者に頼むと、仮に復旧できたとしても、とんでもなくお金がかかるそうな。最近忘年会で酒ばっかり飲んでいた祟りなのか。

たぶん自然治癒はしないと思うので、どうにかしなくてはなりません。とりあえず見積りだけでも頼んでみるか、あきらめるか、現在悩んでいるところです。

やっぱりバックアップは小まめに取っておかないとダメですね。
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「TV Bros.」で紹介されました

このあいだ取材を受けた「TV Bros.」(東京ニュース通信社)で、このブログが紹介されました。「ネット探偵団」というページです。ウェブサイトではけっこう紹介されたこともあるのですが、紙媒体での紹介は初めて。アメーバで始めてから約1年。出世したもんです(笑)

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発売日の11月10日、家に雑誌が届きました。取材は雑談みたいな感じだったのですが、記事を読むとうまくまとめてあります。さすがプロ。でも、実際はこんな風に流暢に受け答えしていないし、なんとなく自分でしゃべっているような気がしないのは、慣れないせいでしょうか。

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記者の人に「雑誌に乗るとアクセスが増えますか?」と聞いたら、「まあ多少は‥(笑)」ということでしたが、これを見てきている人もけっこういるような気がします。あまり人に知られるようになると、“ボロ宿”という表現も考えないといけないかもしれません。
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とっても恐いお化けがおんねん。 [池袋 怨念旅館]

「怨念旅館」というのに行ってきました。最初にいっておくと今回はボロ宿ネタではなく、そもそも宿ですらありません。

池袋の「ナムコ・ナンジャタウンにあるアトラクションです。だからブログのテーマとはまったく関係ないのですが、「怨念旅館」というのがあると聞いた時、「旅館」とつくからにはこれは見学したいと思い、チャンスをうかがっていました。昔は「地獄旅館」だったそうですが、リニューアルしたみたいです。

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この夏のすごく暑い日、池袋を通る用事ができたのでさっそく行ってみました。サンシャインシティ自体が久しぶり。

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子供向けの施設なのでつべこべいってもしょうがないのですが、ただただ暗い通路を歩き、時々大きな音や、突然現れるお化けで驚かそうとするだけの施設でした。

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入場料は、全体の入園料が300円、怨念旅館は600円でした。

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↑こういうのがところどころにいますけど、結局のところ、恐さを求める人にはあまり向いていないと思います。むしろ笑える施設。でもみんなキャーキャーいっておもしろがっていました。

途中、何か所か撮影スポットがあり、そこで自動的に写真を撮られます。撮った写真は、次のスポットに行くとディスプレイに表示されたやつを見ることができます。これに心霊写真みたいに何か写っているというのが、ただのお化け屋敷とは違った趣向。写真はあとでプリントしたやつをもらえるのですが、何か写っているようないないような。よくわかりませんでした。

それよりも、システムの説明をする受け付けの女性の、そのしゃべり方のほうが恐かった。あれはマニュアルで、ああいうしゃべり方をすることになっているのでしょうか。「館内は真っ暗ですので~、アクセサリーなどを紛失されると探すのがとても大変です~。く~れ~ぐ~れも~、落したりしないように~お気をつけください~」。今思うとちょっと岸田今日子系の震え声でした。

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ナンジャタウン内には、ほかにも怪しいお化けの街や、レトロな商店街が再現されているコーナーがあったりして、なかなかおもしろかったです。

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昭和30年代の雰囲気を再現。わかりにくいたとえかもしれませんが、植木等がはしご酒でもしていそうな感じでした。宇都宮餃子の店が集まっているコーナーもあったので、ここで餃子をテイクアウトしてあとで食べました。

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でもなんだかんだいって、けっこうおもしろしくて楽しんでしまいました。‥‥面目ありません。

[ナムコ・ナンジャタウン  怨念旅館](2010年9月見学)
■所在地  東京都豊島区東池袋3丁目  サンシャインシティ・ワールドインポートマートビル2・3階 入園ゲート2階
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ついに終焉。中野の闇市ゾーン [中野光座]

私の住んでいる中野区にはすでに廃業している「中野光座」という古い映画館の建物が残っていました。

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場所は通称「中野五差路」と呼ばれている大久保通りと中野通りの交差点の角で、JR中野駅からも歩いて3分ほど。私が知っている時代にはポルノ映画ばかりやっている映画館でした。実際にここで映画を見たことはありませんが、内部は大正ロマンを感じさせる吹き抜けの独特の構造になっていたらしいです。

現在の自宅にはごく近いので、いつも付近を通っていました。映画館としては、廃業してもうだいぶたちますが建物はつい最近までそのまま残っていて、小劇団の公演などにも使われていたようです。1階には小さな飲食店が入れ代わり立ち代わり入っては消えていきました。立ち飲み屋とか、一度は場違いな佐世保バーガーの店なんかも入りましたけど、すぐにやめてしまったみたいです。

また隣接していた建物と連結する形で「ファミリー中野センター」というマーケットがあり、零細の肉屋、八百屋や乾物屋なんかが並んでいて、終戦直後の闇市を思わせる雰囲気があった一角でもあります。私はここの肉屋でよくメンチかつなんかを買っていました。また市場にはあまり大手スーパーなどでは売っていない、マイナーなカップ麺なども置いてあったりして、そんな意味でも、不思議な雰囲気を持つ周囲に取り残されたような空間でした。

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上は2008年頃の写真ですが、「ファミリー中野センター」の建物は昨年暮れにすでに取り壊されました。この2階には「中野ヘルスクラブ」という、よくわからないスポーツジムみたいなのが昔は入っていて、大きな古い映画看板みたいな男性と女性とマッチョ姿が描かれていました。デッサンの狂った色褪せた絵が、一種異様な雰囲気をかもしだしていたものです。


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上の写真は2009年の12月、取り壊し工事中に撮影したものです。

その後今年4月にこの前を通ると、ついに「中野光座」の建物が取り壊されるような雰囲気だったので、写真を撮ってきました。入居している飲食店などはすでに立ち退いているようでした。

市場があった通路も、すでに廃墟のようになっています。もっと中に入って確認したかったのですが、工事関係者らしき人が作業していて、逮捕されるとまずいのでやめておきました。

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建物は老朽化が進み、もはや限界だったと思われます。商売をする上でも難しい状況になっていたことは想像に難くありません。

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一般的には文化財的な価値も認められない建物だと思うので、建て替えは仕方ないと思います。しかし中野のような街中で、いまや貴重な戦後まもない頃の貧相な建物が消えていくのは残念な限りです。現在では完全に取り壊されています。

ますます街はきれいになっていくんでしょう。ちょっと寂しいですね。

[中野光座] (2010年4月見学)
■場所 〒164-0011 東京都中野区中央4-61
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番外編・フィリピンで見た印象的な街並み [ブキドノン市 パインヒルホテル]

旅行が好きであちこち行きますが、海外旅行となると数えるほどしか行っていません。しかもたいてい仕事関係の用事で、自分が目的地を選んで行った海外旅行はほとんどありません。海外旅行も行けばおもしろいことはわかっているのですが、国内に行きたいところがありあまるほどあるので、どうしても国内優先になってしまいます。

また“ボロ宿”にしても、海外に目を向けると日本とは意味が違ってくるので、このブログでも基本的に除外しています。

昨年フィリピンに行きましたが、これも仕事でした。実際に行って思ったのですが、やはり日本は豊かというか、日本の旅では「ボロ宿が好き」などといっていられますが、フィリピンあたりに行くとそんなあまっちょろいもんではないな、ということです。

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本物のスラムもありますし、ホームレスも日本みたいにこぎれいにしているのはいなくて、かなりヤバそうな感じばかりでした。

しかも私がいったのはマニラなどの都会ではなく、ミンダナオ島の田舎町です。マニラからミンダナオ島のダバオという都市まで国内線で行って1泊し、翌日そこからさらにチャーター便に乗りました。

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こんな感じのプロペラ機です。小さいですが割と立派でした。でも乗る前に体重申告や荷物の重さチェックなどがあり、かなり能力ギリキリの客を乗せての飛行でした。案の定、途中の山を越えるのにえらく苦労をしたそうで、帰りは荷物は別便で送ることになりました。

行ったのはバナナやパイナップルのプランテーション。広大な農地が広がっていますが、そのところどころに農場労働者の集落があり、これが掘っ立て小屋というか、柱と布でできている感じで、現在の日本ではもはや見られないようなボロい家でした。気候や風土が違うので住宅も日本とは違ってあたりまえですが、防寒の必要性が薄いことも大きいかもしれません。よく見学したかったのですが、車であっという間に通りすぎてしまいました。

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この日泊まったのが、ブキドノン市という町にある「パインヒルホテル」です。ここがけっこうなボロ宿でした。でも現地としては可能な限りのいいホテルだったのだと思います。ホテルへは車で行きました。

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ホテルはかなりにぎやかなエリアにあって、屋台や夜店も目につき「なかなかおもしろそうなところじゃないの」と思ったのですが、現地の人に「このへんを日本人がひとりで夜歩きするのはあまりよろしくない」といわれたので、食事以外はホテルに引きこもっていました。

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しかし地元民はホテル前の広場にも夜中まで集まっていて、楽しそうに遊んでいます。あのへんの屋台でちょっと「サン・ミゲル」でも飲みたいな、という誘惑にかられたのですが、私的旅行ではないのであきらめました。

とにかくここらのほとんどすべての建物がかなり古い廃墟みたいな感じで、ホテルはその中では比較的立派な建物でした。室内も殺風景ではありますが、ふつうに清潔でタオルや石けんなども付いています。しかしお湯の出が悪くて、突然ほとんど水しか出なくなったりします。結局給湯パワーに限界があり、何人かが同時に使うと出る量が少なくなるということのようでした。

海外に行けばこういう例はよくあることでしょうが、あまり慣れていないのでなかなか大変でした。

翌日、再びチャーター機に乗ってセブ島に向かいました。セブ島といえば日本でも人気のマリンリゾートで、宿泊するのは前日とうってかわって、リゾートホテルの「シャングリラ」ですから、いきなり豪華になりました。

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こんな感じ。客は日本人も多かったですが中国人、韓国人がやたらと多かったです。ホテルに荷物を置いたあと、セブ市内の見学に行ってみました。旅行客の多いリゾート地とはいえ、通りにはホームレスもいましたが、思いっきり汚かったです。

「カルボン・マーケット」という地元民向けの市場にも行ってみました。ここは戦後の闇市というか、アメ横というか、かなり活気があり、なかなかおもしろいところでした。

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もうこのへんはボロい住居や崩れそうなビルの宝庫で、思わず目を奪われましたが、やはり治安上は問題があるみたいで、前後を現地の人に警備してもらい、しかも「あまり立ち止まるな」といわれて、さっさと歩いて見学したのであまりゆっくり見学もできませんでした。

学生時代の友人に「ハゲフィリピン」というあだ名のやつがいましたが、「あいつならここに溶け込んで、なんの問題も起きないだろうな」などと妄想しながら歩きました。しかし現地人はみんな明るく庶民的なムードで、なかなかいい感じでした。

結局、日本と比べると貧富の差がかなり大きいということでしょうか。私が見たのはフィリピンのほんの一部ですが、ボロい家は本当にボロく、一応屋根が付いている程度という感じ。

しかしどこかスペイン風が混ざっているせいか、私としてはボロい街並みにもそれなりに個性と風情を感じてしまい、なかなか印象深い経験でした。いずれは仕事ではなく、個人旅行でもう一度訪問してみたいと思っています。

[フィリピン ブキドノン・エリア パインヒルホテル](2009年2月宿泊]
■場所 ミンダナオ島ブキノドン市(あとはよくわからない)
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東京に近づくに連れて夜が明けていく。寝台特急「サンライズ瀬戸」

先日の四国旅行では、行きは飛行機でしたが帰りは酔狂にも寝台特急の「サンライズ瀬戸」を利用しました。新幹線で帰ることも十分可能でむしろ早く帰れるのですが、やはり寝台特急のワクワク感を取りました。

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「サンライズ瀬戸」は高松~東京間の夜行列車で、繁忙期には松山まで延長されているそうです。また、岡山で出雲方面からの「サンライズ出雲」と連結して東京まで一緒に運行されています。これに乗るのは2年くらい前に甲子園球場でナイターを見た帰り、新幹線で帰るのをやめて三ノ宮から乗って以来です。

今回は坂出から東京までの間を乗車しました。JRでは「動くホテル」などといっているようですが、確かにB寝台でも、昔の寝台急行なんかと比較すればかなり快適です。

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坂出駅のホームで、電車の先頭を写真に撮ろうと思ったのですが、ぼやっとしていてタイミングがずれました。なんだかわからない写真になってしまいました。今回ほかの写真も暗いせいか手ブレが目立ちます。

前回も今回も、席の種別としては「シングル」というやつに乗りました。今回の旅は仕事がらみで経費で落とせるので、「デラックス」を狙っていたのですが、さすがに考えが甘く、すでに満席でした。「シングル」の寝台は下の写真のような感じ。狭いですが、清潔で快適です。まあカプセルホテルみたいな感じで、枕元にはラジオやめざまし時計も付いています。

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このほか、フルフラットシートの「ノビノビ座席」や「シングル」より少し寝台が狭い「ソロ」、A寝台1人用個室の「シングルDX」などがあり、2人用の「ツイン」や2段ベッド形式の「シングルツイン」などがあります。

今回は車内を探検している時に、いくつか空いている部屋があったので写真を撮ってみました。「シングル」の部屋には非常にかっちょわるい部屋着というか寝間着が備え付けられていて、個室の外に出る時はこれを着ます。やはり一度脱いだスーツなんかをまた着るのは面倒なので、これを着て出歩く人が多いようです。今回も夜中に一人、トイレか何かで出歩いている人を見かけましたが、あの部屋着を他人が着ているのをみると、あまりにもかっちょわるいので、自分も同じ姿であることを忘れて笑ってしまいます。

個室にはさまれているので、通路は狭いです。

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下の写真はB寝台の「シングルツイン」。2段式ですが、荷物置き場などがあり「シングル」より少しスペースに余裕がある感じです。

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下は「ノビノビシート」。要するに普通車指定席なのですが、横になることができます。個室ではありませんがカーテンなどで仕切ることもでき、たぶん十分に眠れると思います。フェリーの大部屋みたいな感じかもしれません。

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「シングル」の個室を出る時は、自分で入力する方式の暗証番号でロックします。

今回、探検から部屋に戻ってきて、暗証番号を入れても鍵が開かないのであせりました。「サンライズ瀬戸」が毎日運行される中で、自分で入れた暗証番号がわからなくなって車掌を呼ぶはめになるケース。そんなことも時にはあるはずで、皆無だとは思われません。しかしめったにいないと思います。「そのめったにいない、よけいな手間のかかるアホ客の一人になってしまうのか‥」と絶望感に襲われました。

もう車掌を呼ぶしかないかと思いましたが、暗証番号自体は覚えているので、たぶん入力ミスをしたわけです。なので、「たぶんこんな感じで押し間違えたんじゃないかな」と思う番号を押してみたら奇跡的に開きました。この時の喜びはとても言葉では伝えきれません。夜中に車掌を呼ぶ必要がなくなってほっとしました。

夜明けに向かって走る「サンライズ瀬戸」は、東京に近くなるに連れて外が明るくなっていく時間帯を走ります。季節によって違いますが、前に乗った時は確か7月頃で、だいぶ早く、静岡あたりでは明るくなっていました。最初の時はもの珍しくて、ほとんど眠らず外の景色を眺めていました。東海道新幹線とは違う区間を走る東海道本線の景色が珍しく、海もところによって間近に見えるなどなかなかおもしろかったです。

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上の写真3点は2年前の写真です。最後の写真は海と、遠くの山に「熱海城」が見えているので、おそらく熱海駅付近です。ここまでくるとすっかり明るくなっていました。しかし今回は3月だったので日が短く、まだこのへんは暗かったと思います。

「シングル」個室は2階建て構造になっていて、下の部屋に入ると、窓からの目線がちょうど駅のホームすれすれの高さになります。平塚を過ぎるくらいになると、徐々に通勤・通学客の姿が見えはじめ、横浜近辺ではかなり多くなります。

窓にはシャッターも付いているのですが、労働者諸君が早朝通勤している時に、自分がのんびり寝台列車に乗っていることがおもしろく、つい開けたままにして窓の外の光景を見ながら「諸君、がんばって通勤してくれたまえ」などと思ってしまいます。

もしかしたら外の連中もこっちを見て、「なんであいつはダサい部屋着を着て、うれしそうに外を見てるんだ?」などと思っているかもしれません。

東京駅には朝7時過ぎくらいに到着します。到着前になると乗客が起きてきて顔を洗ったり歯をみがいたり、それなりににぎやかになります。今回は途中ぐっすり眠ったので十分からだも休めることができ、快適な旅になりました。

東京からも夜出る電車があるので、いつかそれに乗って、今度は出雲方面に遊びにいってみたいと思っています。

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「ゲンセンカン」探し

「ゲンセンカン主人」(つげ義春)というマンガがあって、どこか田舎の湯治宿が舞台になっています。ここで描かれている世界に妙にひきつけられて、ひところ似た雰囲気の宿を探していました。 

一応群馬の「湯宿温泉」が舞台だということになっていて、実際につげ義春はかなり気に入っていたみたいです。今いってみても共同浴場などがあり、確かに上州街道から少しはずれていてのどかな感じですが、きれいな石畳みが敷いてあるすっきりした温泉街で、マンガのような雰囲気はありません。 

はっきりいって床が傾き、お経を読む声が聞こえるようなゲンセンカンみたいな宿はありませんでした。「大滝屋」というのがモデルらしいですが、今は変わってしまっています。 

ただ「源泉館」という宿は日本中の温泉地にある名前なので、私もいくつかいったことがあります。 ひとつは山形の銀山温泉にある「源泉館」で、温泉街全体が雰囲気があって気に入りました。「ゲンセンカン」のように寂れた雰囲気ではなく、きれいで風情があり、能登屋という古い宿はいまや大人気だそうです。ここの源泉館は普通の小規模な宿で建物や風呂もごく普通でした。 

次にいったのは、山梨の下部温泉にある「古湯坊 源泉館」で、ここはかなり迫力があり、気に入ったので2回いっています。私たちは湯治棟に泊まったので、食事も湯治向けのものでした。毎日同じような根菜類を煮たものが、煮物やカレーやシチューなど、調理法を替えて出てきます。

ここのお風呂は自然湧出している岩場に床板を渡した源泉そのもので、温度は非常につめたい水みたいなお湯です。 混浴ですがほとんどの人がバスタオルを巻いたり、湯浴着を着ています。長期滞在の湯治客ばかり、毎日そこに長時間黙り込んで浸かっているので、次第にみんな顔見知りになりました。

佐野史郎が出ていた「ゲンセンカン主人」という映画も見ましたが、原作のイメージには遠く感じました。結局ゲンセンカンは見つかりませんでしたが、いくつか気に入った宿を見つけることができました。そんな宿も含めて、これから紹介していきたいと思います。

はじめまして

はじめまして。

アメブロから移ってきました。ライブドア主催「ブログ奨学金」の受給者に選んでいただいたのがきっかけです。過去記事を単純にインポートすることができないので、とりあえず内容を再確認しながらアップしていこうと思っています。

新規記事はそれが終了した時点で書き始めるつもり。まだライブドアブログの操作や設定に慣れなくてはいけないし、アメブロとは違った“風習”もあるみたいです。

少しずつやってみます。よろしくお願いします。

試しにまず写真のアップを。日奈久温泉の木賃宿です。

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「日本ボロ宿紀行」文庫版発行



ボロ宿紀行・続編




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