松山への旅は「道後温泉本館」に入るのが大きな目的だったので、宿も近いところをテキトーに選びました。それが「ホテル椿館」です。「道後温泉本館」の裏手に当たり、規模の大きな温泉ホテルで、こんな立派な宿に泊まるのは2年前に中野ブロードウェイの福引に当たって河口湖温泉に連れていってもらって以来です。

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アウトバス・シングル・朝食付きで6300円。安くもありませんが、夕食を付けるとかなりの値段になるようです。いつもボロ宿ばかり狙っていると、アメニティや設備が至れり尽くせりなのが新鮮です。安宿にありがちな心配がまったくありません。それが当たり前かもしれませんが(笑)。近代的とはいえ明治レトロ調を狙っているようで、なかなか趣のある館内でした。

この日はチェックイン前に松山市内見物をしました。なんといっても松山城。路面電車で松山城にのぼるロープウェイ乗り場の近くまで行けます。行ってみるとロープウェイのほかにリフトもあって、好きなほうを選べます。「ここはリフトだろ」と思ったのですが、雨と風が強くヘタレてしまいロープウェイにしてしまいました。申し訳ありません。

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とにかく例によって天守閣をめざします。松山城の天守閣は江戸時代創建ということでしたが、よく案内書を見てみると安政年間の再建なので、江戸時代といってもほとんど幕末です。櫓や小天守はもっと新しいようで、城としてはそれほど古い建物ではありません。

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雨とはいってもけっこう暖かく梅などは満開でした。寒桜も満開。すごくきれいでした。ここにも何かキャラクターらしきものがいましたが、この人はなんという名前でしょうか。それなりに観光客もいて、なかなかの人気でした。

松山の中心にあるので天守閣からの眺めはとてもいいです。この日は雨が吹き込んできて大変でしたが、すごく立派な要害です。鎧などの展示物もけっこう見物で、なかなかおもしろいお城でした。

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このあと「道後温泉本館」にいったり、食事をしたりしてホテルに向かうわけですが、夕食が付いていないのでホテル近くの食事できる店を視察してみました。道後温泉の駅はレトロ調の立派な建物で、観光地として繁栄していることがうかがえます。

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一帯にはちょっと大きなアーケード街もあり、裏通りには飲食店街もありました。お寿司屋さん、ラーメン屋さん、さらには「ニュー道後ミュージック」などという店もあり、これは夜も安心だと思ってチェックインしました。


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ホテルに入るとすぐに部屋に案内してくれましたが、部屋のすぐ前が大浴場という便利な立地。「アウトバスのお部屋ということでしたので、お風呂の近くにいたしました。もうご準備もできておりますし、きょうは比較的館内は落ち付いておりますので、ごゆっくりご入浴ください」というていねいな挨拶に、やはり豪華ホテルは違うなあ、と感心しました。

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部屋は2階で、お風呂の門の奥にあります。いかにもビジネスユースの貧乏くさいシングルルームで、狭くてしょぼかったです。部屋に入って荷物をおろしているといきなり仲居さんが駆け込んできて、「すみません、ご案内が遅くなりました。いまお茶を入れるぞなもし」というのです(「ぞなもし」は嘘)。

やはり一応温泉なので、こういうビジネスホテルみたいな部屋でもお茶を入れてあげることになっているのでしょう。「フロントに呼ばれて急いで来たんですけど、もういらっしゃらないのであわててきました」といってましたが、こういう部屋で仲居さんにお茶を入れてもらうのも落ち付かないというか、変な気分でした。

とにかくすぐにお風呂へ。

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源泉はおそらくたくさんある道後温泉源泉のブレンドだと思いますが、やはり少し塩素臭がしました。かけ流しでもないと思います。しかし設備は立派。誰も客がいないのでゆっくりくつろぐことができました。露天風呂もあってこっちは少し熱めですが、なかなかいい感じです。タオルも石けんもないような宿にばかり泊まっていると、こういう宿の便利さがしみじみ実感できます。

館内にはラーメンコーナーもあったので、夕食はこれでもいいかなと思ったのですが、この日は客が少ないせいかオープンしていませんでした。結局3時過ぎまで外でビールを飲んでいたせいもあって、夜に外に出るのが面倒になり、夕食はとらず自動販売機のアイスクリームとお菓子でしのぎました。

その分朝食はめいっぱい食べました。じゃこ天はもちろん、豆乳豆腐やイカの刺身なども出ておいしかったです。

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この日は本来の目的である仕事がある日なので、再び路面電車にのって松山市駅へ。午前中に用事をすませ、あとは松山市駅付近を散策し、お昼ごはんを食べました。いろいろ店を探したあげく結局駅のすぐ近くにある食堂へ。ちょっとさえない感じの外観でしたが、こういう店が意外とうまい、ということもあるので入ってみました。

入り口付近におかずを並べてあるのは東京にはあまりない西日本スタイル。定食も魅力的だったのですが、やはり中華そばを注文しました。かなりおいしかったです。

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このあと、今度は高松方面に向かうため、また路面電車でJR松山駅に行ったのですが、松山市駅では観光蒸気機関車の「坊っちゃん列車」が方向転換します。これをたまたま見ていたら、人力で回していて、大変そうでした。いったんはずした客車も人力で連結していました。

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あっと言う間の松山滞在でしたが、念願の道後温泉にも入ることができ、お城も見ることができて、すごく満足しました。松山市内はやたらと「坂の上の雲の街」というフレーズであふれていましたが、それ以外にもいろんな見どころがあり、もっと長く滞在したらおもしろいだろうと思いました。

[道後温泉 ホテル椿館] (2010年3月宿泊)
■場所 〒790-0836 愛媛県松山市道後鷺谷町5-32
■泉質 アルカリ性単純泉
■楽天トラベルへのリンク→道後温泉 ホテル椿館
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