ほぼ毎年、初夏の桃の旬の時期を狙って甲府方面にでかけています。5年くらい前にいった時に泊まったのが「積翆寺温泉・要害」という宿でした。「要害」という名前がまず変わっています。いってみると、宿は山をのぼった高台にあり、建物もちょっとお城のような“要害”という感じに作ってありました。

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甲府周辺にも温泉がたくさんありますが、ここは武田神社の裏手にあたり、比較的市街地にも近いところです。

この宿の道をはさんだ向かいに、今思えば絶対に写真を撮っておくべき大きな崩れかけたホテルの廃墟?があったのですが、あまりの光景にあぜんとするばかりで写真を撮りませんでした。当時はこんなブログなどをやるとも思っていませんでしたので。たぶんもう残っていないと思います。

当日は宿に入る前に武田神社にも寄ってみました。武田信玄公の躑躅ヶ崎館の跡地に作られた神社です。武田信玄公は「人は石垣、人は城」などとかっこをつけてお城を作らなかったといわれていますが、「けっこう屈強なお堀や石垣があるではないの」と思いました。でも今のお堀が当時のものであるかどうかはわかりません。

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さて「要害」は、甲府付近の行ったことのない宿、ということでテキトーに選んだのですが、いってみたら設備はけっう新しく、あまり特別な風情もありませんでした。しかし、その真価がわかったのは夜になって露天風呂に入った時です。

露天風呂の林の間から見える甲府の夜景がすばらしくきれいなのです。例によって写真は撮っていませんが、宿のHPからお借りしました。

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実際の印象としては、この写真よりずっとインパクトがあってきれいです。混んでいなかったので、ゆっくり眺めて最高の気分でした。

宿に到着して部屋に案内される時、宿の仲居さんが「今日は石和温泉の花火大会もある」といったので、「もしかしたらここから見えますか!?」と聞いたら、「見えるわけがねえずら」とあっさり否定され(ねえずらは嘘)、がっかりしていたので、この夜景は思わぬ得をしたような感動でした。

食事はまあ、こぎれいな普通の温泉という感じ。

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お風呂については夜景の印象が強くてあまり感想などを覚えていないのですが、とにかくきれいで清潔な雰囲気だったような気がします。

翌日は、ここまできたついでに塩山の恵林寺にも寄ってみました。武田家興亡の跡をたどる旅になってしまいした。

この日は8月で朝からかなり暑く、バイクで走っていても汗だくになってしまいます。恵林寺前の売店でもアイスコーヒーを飲んだり、アイスを食べたりして、そのあと寺にいってみたら、境内の高い木々のおかげで日陰ができていて、意外に涼しかったです。

それで日陰ばかりを歩いていたのですが、お寺の案内版に快川和尚の「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」という境地が紹介されていて、思わず反省してしまいました。

このあと直売所で桃を買って宅配便で送ってもらうことににして、さらについでとばかり、「ほったらかし温泉」にも寄ってみました。「ほったらかし温泉」はこの時初めていきましたが、混雑はしているものの、甲府盆地を眺める景色がすばらしく、やはり夜景がきれいだということでしたので、今度はぜひ夜入るつもりでいってみたいと思っています。

[積翆寺温泉・要害](2005年8月宿泊)
■場所 〒400-0011 山梨県甲府市上積翠寺町1003
■泉質 アルカリ単純泉 単純緑ばん泉
■楽天トラベルへのリンク→積翠寺温泉 要害
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