もうあまりにも古いネタなのでここにのせるのはどうしようかと思ったのですが、古い紙焼き写真がたまたま残っていたのでスキャンしてみました。1998年に行った「滑川温泉」の福島屋です。

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山形の山奥にあり、ここからさらに奥にいくと有名な「姥湯温泉」につきます。どちらも秘湯としてけっこう有名なのではないでしょうか。

このころは、今以上にバイクでやたらとあちこち回っていたのですが、ほとんど写真を撮っていないか、撮っていても残っていません。「ボロ宿」というくくりでいうと、岩手の「夏油温泉」とか、長野の「小谷温泉」とか、かなりのボロ宿にも泊まっているのですが、写真がまったくありません。

とにかくアクセスがあまりよくなく、オンロードバイクで行くと途中からダートになるので、けっこう苦労した覚えがあります。だいたい国道からの分岐点がわかりにくい上に、山奥の分かれ道にもあまり標識がなく、「本当にこの道」でいいのか、と不安になりました。途中に茶屋のような小さな店があったので、そこで確認して、さらに山奥に入っていった結果、ようやく到着したわけです。この店の人はよく聞かれるのか、慣れた感じで道を教えてくれました。

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もう10年以上たちますので、福島屋も変わっているかもしれせまんが、当時は木造の古い建物に食事付きで泊まりました。古めかしい部屋に通されると、部屋に火鉢がおいてあり、混浴の内湯も湯治場風情にあふれています。廊下や階段なども慣れないとちょっとあぶないのでは、と感じるくらい古びていました。

食事も質素なもので、大勢で食事用の座敷で食べました。となりのおっちゃんたちが、出てきた川魚が鮎かヤマメか、あるいは岩魚かと真剣に議論していて、ついにこっちの意見を求めてきたので、「たぶん岩魚ではないか」と答えた記憶があります。ほかの客もあまり観光客らしき人はいなくて、真剣に湯治目的で来ている人が多かったような気がします。

宿の裏には滝があり、洪水で運ばれてきたような巨石がごろごろしていました。宿自体が山奥の一軒宿なので、本当に秘湯にきたという感じがしました。

露天風呂もすぐ横に川が流れ、解放感があり野趣満点でした。白濁していてやや青みがかったお湯もいかにも効能がありそう。いまから思えば貴重な露天風呂で、もっと入ればよかったと思います。その後いろいろ温泉にいっても、これほどの露天風呂はあまりないような気がします。当時はあまりそのへんの価値がわかりませんでした。

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もう一度いってみたい温泉のひとつです。今はアクセス道路などもだいぶ変わっているのではないでしょうか。なるべく変わっていないことを願うばかりです。

[滑川温泉・福島屋](1998年5月宿泊)
■場所 〒992-1303 山形県米沢市大沢滑川15
■泉質 硫酸塩泉
■楽天トラベルへのリンク→滑川温泉 福島屋

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