先日滋賀の彦根市に用事があり、でかけるついでにどこかに寄って一泊してこようとたくらみました。2009年の11月に彦根には一泊してひこにゃんとも会ってきたので、今回は近江八幡とか、長浜あたりの宿がいいかなと思ったのですが、彦根から東京に帰るのに、草津線を使って、甲賀~伊賀という忍者の里をまわるのもおもしろいと思い、結局伊賀市の宿を予約しました。 伊賀市をさまよった記事はすでに掲載しています。

甲賀、伊賀というと、真っ先に思い浮かべてしまうのが忍者マンガです。横山光輝のマンガは子供の頃にずいぶん読んだあげく、今でも「伊賀の影丸」の復刻版を持っています。そういえば「仮面の忍者 赤影」の原作にも確か、六角や浅井といった室町末期の近江大名の名前が出てきたような。「金目教」という謎の教団も確か琵琶湖付近だったはず。あの「うつぼ忍軍」も甲賀忍者だった気がします。

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こういうものに影響を受けているので、これはおもしろそうな企画だと、わくわくしながら出かけました。

彦根で仕事をすませて、まず午後3時くらいに東海道本線で草津まで行き草津線に乗り換えました。

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草津線は通学客などでけっこう混んでいて、周辺の街並みは近江の古い宿場風情を残しています。草津線のルートは旧東海道とも重なり、水口などの城下もあって昔はかなり栄えた主要街道のひとつだろうと思います。このあたりもゆっくり歩いたらずいぶんおもしろいだろうと思いました。

途中駅の三雲駅あたりにも、かなりいい感じの古くて大きい宿屋「天保閣」が見えたのですが、一瞬のことで写真も撮れませんでした。いずれ機会があったら、ぜひ泊まってみたいと思いました。

この日は伊賀市まで行かなければいけないので、あまり時間がありません。とりあえず甲賀の忍者屋敷があるという甲南駅をめざしました。

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この日は午前中はかなりの豪雨があり、午後も少し雨模様。甲南駅はかなり寂れた雰囲気。駅前に忍者屋敷行きのバスとかタクシーがあることを期待していたのですが、タクシーは呼ばなければならないようで、時間的に厳しいと思いました。歩くとけっこうあります。しかたがないので甲賀忍者屋敷はあきらめ、周辺を少し歩いてみました。

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あてもなく歩いていたのですが、なかなか風情のある街並み。新築の家も、街並みの統一感を意識した造りになっているようです。ボロ家もありました。

「甲賀の忍者のやつらはこんなところに住んでいたのか」などと想像しましたが、このへんの市街地ではなく、もっと山の中にいたのかもしれません。歩いているとキリがないくらい古い家があり、みとれてしまうので、次の電車の時間に合わせて駅に戻りました。

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電車の本数はけっこうあって、乗客も少なくありませんでした。少し先の「甲賀駅」にも下車してみました。ここにきて初めて知ったのですが、甲賀の読みは「こうが」ではなく「こうか」となっていました。今まで「こうが」と思ってきたのはまちがいなのでしょうか?????

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駅は近代化されたなかなかきれいな建物です。駅の中には忍者を立体的に描いたトリックアートがあちこちにあり、けっこう楽しめました。やっぱりこのへんの観光の核としては“忍者”しかない、ということでしょう。

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とはいえ、甲賀駅も周辺はかなり寂れていました。古い家の廃墟がたくさんあって、とても駅前とは思えないようなさびしさ。案内板に貼りついている忍者がなぜかもの悲しい‥‥。

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でも、こういう雰囲気はかなり好きなので、ここも少し散策してみました。たぶん市街地はどこか駅から離れたところにあるのでしょうが、駅前もなかなか風情のある古い建物が多かったです。

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上は駅の真ん前にあった廃墟(たぶん)。何か商売をしていた家のようで、もしかしたら旅館だったのかもしれません。

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土蔵造りの建物には「ようこそ甲賀町へ」という看板が。これは旧甲賀町時代のものだと思いますが、甲賀市ができた後も、このへんは町名として「甲賀町」という名称が残っているので、まちがいとはいえません。

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このときにすでに5時を過ぎていたので、伊賀の宿に急ぎました。甲賀と伊賀は山ひとつ向こうの近さなのですが、電車だとさらに関西本線と伊賀鉄道を乗り継いでいく必要があります。伊賀では時間があったので忍者屋敷も行きましたし、いい宿もみつけました。

このあとに、伊賀の「薫楽荘」に向かったわけです。

(2010年5月見学)
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