よく工事や現場関係者などが長期滞在するいわゆる「ビジネス旅館」。昔からの商人宿がそういう業態に転換している例は多いのですが「清瀧旅館」もそんな感じの宿です。駅前旅館ではなく、彦根の駅からはかなり遠く、古い商店街や花柳街などに囲まれた一角にあります。玄関には戦国時代の甲冑などが飾ってあり、かなりいい感じのボロ宿でした。部屋は清潔でトイレや風呂、空調などの設備は近代化していました。

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駅からタクシーで宿に向かい、川に面した裏口に付けてもらいました。でも呼んでも誰もでてこないので、路地の階段を降りて反対側に回ってみると、こっちに本格的な玄関がありました。呼んでみると若くて元気のいい女将さんが出てきて「お疲れ様でした」と迎えてくれました。あとで聞いたらどっちから入ってもいいそうです。外から戻ってきた工事関係の客には「お帰りなさい」と迎えていて、とても感じのいい宿でした。2食付きで6000円くらいでした。

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すぐに部屋に通されましたが、この手の宿の特徴として、すでに布団が出してあり、勝手に横になることができます。到着時間が6時過ぎだったので食事時間も近く、「食事までの間にお風呂に入ったらどうですか」といわれたので、いってみましたが混んでいたので後にしました。お風呂は3人くらいは同時に入れる広さがありました。

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食事は普通の家庭料理で食堂で食べます。生ビールを1杯飲みました。ほかの客もナイターを見ながらゆっくり飲んでいる人もいれば、くるなり一気に食べてしまって部屋に帰る人もいます。メニューはごく普通なのですが、近江牛のたたきなどが付いていてかなりおいしかったです。なんというか味付けがいいです。こういう長期滞在向けの宿はやはり食事がうまいことが集客効果につながるのではないでしょうか。

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朝食はみんな仕事にでかけた後なのか自分ひとりだけでした。食後、ご主人がこっちを場違いな客とみて、コーヒーをいれてくれました。それと石田三成の家紋が入った「戦国マグカップ」をおまけにくれました。「お客さんは仕事ですか? ぜひまた近くまで来る機会があったらご利用ください」と、一見強面のわりには親切で愛想のいいご主人でした。その節はお世話になりました。

この宿は彦根市街の中でも便利なところではありませんが、周囲に城下町らしい古い町並みが残っていて、そういうのが好きな人にとっては最高の立地です。宿のすぐ前は細い路地で、飲み屋街のような感じ。そこから彦根城まで歩いてみましたが、古い建物がたくさん残った商店街があり、格子や虫篭窓などが残った町屋も多くて散策に最高です。彦根城まで徒歩15分くらいの距離だと思いますが、まったく飽きませんでした。

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彦根城にいくと1時間くらい後に「ひこにゃん」のパフォーマンスがあるということで、迷いましたが結局自分の俗物根性に負けて、1時間待って見てきました。ひこにゃんさん、その節は決めポーズとカメラ目線をいただき、ありがとうございました。

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[彦根・清瀧旅館](2009年11月宿泊)
■住所 〒522-0083 滋賀県彦根市河原2-7-10
■楽天トラベルへのリンク→清瀧旅館
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