日本ボロ宿紀行

ボロ宿にあこがれ、各地のボロ宿を訪ねています。

2014年10月

「ボロ宿」というのはけして悪口ではありません。
歴史的価値のある古い宿から単なる安い宿まで、ひっくるめて愛情を込めて
「ボロ宿」といっています。自分なりに気に入った、魅力ある宿ということなのです。
もともと、できるだけ安く旅行をしたいということから行きついた結果ではありますが、
なるべく昔の形を保って営業している個性的な宿を応援していきたいと思います。
湯治宿や商人宿、駅前旅館など、郷愁を誘う宿をできるだけ訪ねて、
記録に残していくこともいずれ何かの役にたたないかなと‥‥。

自炊湯治の風情を残す露天風呂が豊富な温泉宿 [夏油温泉 元湯夏油]

水沢で仕事があったついでに、夏油温泉に寄ってきました。夏油温泉にはだいぶ前にバイクで行って以来。泣く子も黙る東北の名湯のひとつですが、その時は北上からのアクセスが、山道に入るとかなり走りづらかった記憶があります。雨が降っていたせいもありますが。

しかし湯治場風情の残る元湯夏油の一角は、本当にすばらしい露天風呂天国だったので、いずれまたゆっくり行ってみたいと思っていたわけです。それが今回かないました。

昼頃北上駅到着。今回夏油温泉へは送迎バスで向かいます。その時間まで2時間近くあるので、駅周辺で昼食を食べ、時間をつぶす作戦でした。

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西口駅前にある複合施設の「おでんせプラザぐろーぶ」。これに入ってみることにしました。

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1階に北上ケーブルテレビのブースがあり、アジア大会の男子駅伝を放映中。もう40km過ぎの大詰めだったので、見ていくことにしました。川内選手残念。

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「おでんせプラザぐろーぶ」にはおみやげ屋やスーパーのほか、飲食店も入っていましたが、地下飲食店街ではあまり営業している店はありませんでした。射的場の廃墟も。

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このほか「クレヨンタワー」という建物にも飲食店街がありましたが、やはりあまり営業しておらず、適当な店がみつかりません。

何か北上らしい食事をしようかと思っていましたが、結局ホテルメッツの中華料理店でラーメン。名物の北上コロッケというのがありましたが、今回は食べませんでした。

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送迎バスの時間が近づいたので東西自由通路を通ってバス乗場のある東口に向かいます。

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時間にやってきた元湯夏油のマイクロバスに乗り込み宿へ。私のほかに10人くらいの客が乗り込みました。前に来た時の記憶より道がよくなっているような気がしますが、やはりかなり標高があり、宿の直前あたりはヘアピンカーブの連続。

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ついにあこがれの夏油温泉に到着。見た感じは前に来た時と特に変わっていないようでした。

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ここは普通の旅館設備もありますが、自炊部というのがあって、格安で素泊まりできます。というか、素泊まりが本来の湯治の形だったのだと思いますが、最近は旅館形式で泊まる人のほうが圧倒的に多いようです。今回、同じバスに乗っていた人々もみんな旅館。私はもちろん自炊部です。

フロントに入ると、「自炊の方はいらっしゃいますか」と呼ばれ、部屋に案内してもらいます。

両側に見えているのは旅館棟。

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こちらが敷地の奥に向かって並ぶ自炊棟で、今回は「夏油館」という建物の2階に部屋を取ってもらいました。このいかにも昔の湯治場を思わせる風情だけでも来たかいがあります。

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前に来た時は自炊客がかなり多く、もっとボロい大部屋に泊まった記憶があるのですが、今回は立派な個室。

食事も到着時に頼めば作ってもらえるそうです。前に来た時は食堂やうどん屋があったのですが、それはなくなっていました。

仲居さんに「20年以上前に来たことがある」というと、「それならずいぶん変わったでしょう」といわれたのですが、それほど変わっていない。前に来た時は食堂で晩飯を食おうと思っていたら、営業時間を過ぎてしまって、一晩をかっぱえびせんで過ごすことになりました。今回も食事ができないケースを想定して、北上のスーパーでおにぎりを買い、前日の残りのかっぱえびせんがあったので、食事は頼みませんでした。思えば私はかっぱえびせんのおかげでこれまでずいぶん危機を乗り越えてきました。ただし帳場付近には売店もあるので、とりあえず何か食べ物を入手することは可能です。

夏油館入口。

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熊の注意書きも。

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夏油館向かいのやはり自炊の「紅葉館」には団体が入っているようでした。

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部屋はこんな感じ。到着した時は布団干しの最中でした。

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自炊部といっても、こんな部屋に泊まれるので、まったく不便はありません。今回は冷蔵庫まで付いています。

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窓から見た景色。まだ紅葉には早いようです。川の音も聞こえますが、この川沿いに露天風呂が並んでいるわけです。

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夏油館の廊下。

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休憩所。夏油間では唯一ここにテレビがある部屋です。

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自炊場。今回は若い長髪のにいちゃんが一人で自炊していて、夕方になると何か炒めものを作っていました。ちゃんと自炊するとはえらいものです。

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お風呂は露天風呂がいくつかあるほか、本館の内湯も使えるので、全部入ろうと思うとなかなか大変です。昔あった洞窟風呂は入浴中止になっていました。

私はまだ明るいうちに、まずは一番近い「真湯」と「女の湯」に向かいます。お風呂自体は撮影禁止なので写真は宿のホームページからお借りしました。

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↓真湯。

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↓女の湯。

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どちらも適温で、女の湯は少し温いくらい。真の湯から女の湯にぽくには橋を渡るのですが、一緒に入っていたにいちゃんがタオル一枚の姿で「このままで行っちゃっていいんですかね」と聞いてきたので、「問題ありません」と応えておきました。前は川原沿いに裸のまま移動する人もいたくらいの温泉場です。川向こうに行くくらい、どうってことはありません。

基本的に混浴の露天風呂が多いのですが、最近は時間帯で分けているようで、女性には一回も合いませんでした。また女性専用の露天風呂も「滝の湯」という、かなりよさそうなやつがあります。

それと、以前と比べると視線を遮るような囲いが増えているような気がしました。前は本当に湯壺があるだけの露天風呂が多かったような記憶があります。

川向こうの女の湯は岩から流れ出る源泉のあたりには鳥居が作られており、なかなか風情があります。どこかの公務員のようなバリっとした髪形の眼鏡をかけたおっちゃんがじっくり浸かっていました。「ここは温いですね」と声をかけると、「そうですね。ここは長く疲れますが、向こうの大湯は、ちょっと入れないくらい熱いですよ」ということでした。

その後食事をして、ほかにやることもなくまたお風呂へ。食事はおにぎり一個とかっぱえびせん。

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熱いという「大湯」には暗くなってから行ってみましたが、じいちゃんが一人で湯船のそばに座っていて、お湯をすくって掛けていました。私は「そんなに熱くないのかな」と思って、いきなり入って奥まで歩いて行きましたが、その瞬間、とんでもなく熱いことがわかって、あわてて飛び出しました。じいちゃんが見ているのでさりげない風を装い、「なかなか熱いですな」と余裕を見せてきました。

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そのまたすぐそばにある「疝氣の湯」というのは狭い湯壺で、前に来た時は気に入って何回も入ったお風呂です。今回もかなり温くてゆっくり長湯できました。例の公務員風のおっちゃんとは、ここでも遭遇。ここは入りやすいせいか、けっこう人が集まり、自炊していた長髪のにいちゃんとも遭遇。なんだかこういう湯治場に慣れない感じのにいちゃんに対し、ほかのじいちゃんたちがいろいろ教えてあげていました。若い客がいると何となくうれしいのかもしれません。

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露天風呂は川沿いに降りた谷底にあるので、お風呂ごとに8時~9時過ぎくらいからの夜間は入浴禁止になります。だいたい11時以降はすべて入れなくなるようです。朝は明るくなってきたら入ることができます。

私は、朝はかなり早く起きて、旅館棟にある内湯の「小天狗の湯」というのに入りました。前に来た時は「白猿の湯」という内湯に入ったので、今回は違う内湯を狙ってみたわけですが、ここもかなりいいお湯でした。

最初電灯のスイッチがわからなくてうろうろしていると、跡から従業員らしき人がきて、付けてくれました。その人も一緒にサラッと入浴してすぐに出て行ったのですが、たぶん調理場の板前さんではなかったかと思います。

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朝も送迎バスの時間が決まっているので、それに合わせてフロントに行って精算をしました。自炊の料金は寝具などの借り方によって違うのですが、今回は3000円くらいだったと思います。

宿の入口付近には小さな祠と、樹齢850年という大きな杉の木が。

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今回も一泊だけだったのが残念。せっかくの露天風呂をじっくり堪能するには、せめて2泊はしたいところでした。

このあと、北上駅から帰るだけですが、そのまま東京に帰るのも味気ないので、平泉に寄ってみることにしました。

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平泉駅前。観光客多し。

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観光ポイントを巡回する「るんるんバス」に乗って中尊寺をめざします。じいちゃんの運転手さんが「るんるんバス発車しま~す」といちいち発声します。たぶんそんなことを大きな声でいうのは嫌だけど、運行マニュアルで決まっているんだろうなあと思って、少し同情しました。

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中尊寺の手前に「平泉文化遺産センター」というのがあったので下車してみました。平安時代を再現したオブジェなどなかなかおもしろいところでした。

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またるんるんバスに乗って中尊寺へ。

周囲はおみやげ屋さんや食堂もあり、このへんで朝食を食べることにしました。店の前には船橋とは関係ない、ふなっしーも発見。

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なぜにこんなところにふなっしーが。

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「ひらっしー」でした。

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このあたりの店で山菜そばを食べて中尊寺へ。観光地価格で高いけれど、このそばはけっこうおいしかった。

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最初、けっこう登りがきついです。

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上がってしまうと平地に。

お堂がいろいろあります。

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とにかく金色堂へ。

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金色堂を囲っている建物の中は撮影禁止なので、外から望遠で狙ってみましたが、何だかわからない写真になってしまいました。

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実物はやはり世界遺産というだけあって、なかなか迫力がありました。

こちらが中尊寺の本堂。

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帰りは下るだけなので楽です。

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途中平泉の町並みも見下ろすことができます。藤原三代の栄華をしのぶ。

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そしてまたるんるんバスに乗って駅まで戻り、一関で新幹線に乗り換えて東京に戻りました。水沢~夏油温泉と今回は2泊だった上に、平泉で歩いてやや疲れました。しかしやはり夏油温泉は最高でした。

[夏油温泉 元湯夏油](2014年10月宿泊)
■所在地  岩手県北上市和賀町岩崎新田1-22
■泉質  ナトリウム・カルシウム塩化物泉など
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夏油温泉 元湯夏油
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和室と大浴場が魅力の超格安ホテルに泊まる[奧州市 水沢翠明荘]

近頃東北地方の出張が多いです。今回は岩手県の水沢へ行った話です。というか、今は「奧州市」などというわけのわからない自治体名になっています。こんな市名に反対する人はいなかったんでしょうか。この時の合併で、水沢市をはじめ、歴史を感じる「江刺」「前沢」「衣川」などといった自治体名も消えました。今は奧州市内の区名になっています。

水沢といえば高野長英、斎藤實、後藤新平などの偉人を輩出した歴史のある城下町。付近には俘囚の長・アテルイ時代の史跡も多いところで、市名が消えたのは本当に残念。

しかし駅名は残っています。水沢駅は新幹線の水沢江刺駅から少し離れているので、私は一ノ関で在来線に乗り換え、水沢駅に向かうことにしました。

一関に来るのは7月以来。ピカチューも前に紹介しました。この立ち食いそば屋もいったい何回来たことか。ちなみにここの立ち食いのメニューには350円の「学割ラーメン」というのがあるのですが、どんなやつなのか一回見てみたいものです。

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一ノ関駅から在来線で水沢駅へ。私は水沢駅に降りるのは初めてです。

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水沢駅前。タクシーも多いしなかなか栄えています。さすが岩手県第3の都市。

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この日の宿は予約済みです。市内のホテルで、駅から10分くらい歩きます。朝食付きのプランなので、夕食は途中で食べるか、何か買っていこうという作戦でした。

しかし大通りはそれなりににぎやかですが適当な店はなし。私が好むような寂れた感じの店は裏通りにあるはず、と思い裏道に入ってみました。

飲み屋街なのでしょうが、まだ時間が早いせいか、どこもやっていません。

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そもそも営業しているのかどうかあやしい店も多かったです。

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そんなことをしているうちにホテルが見えてきてしまいました。

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その周辺にも店は見当たらず、こうなればとにかくホテルに入ってしまい、その後で改めて出かけるべきだろうと作戦を変更。そのままチェックインしました。

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普通のビジネスホテルかと思っていたのですが、けっこう独特の雰囲気を持った古そうな宿。フロントで浴衣やタオルを受け取るシステム。鍵をもらって部屋に向かいました。

ランドリーコーナーなどがあるところを見ると、長期滞在客も多そう。

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廊下は節電中。

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部屋はこんな感じの和室。ホテルにしてはかなりいい味を出しています。布団が出してあるのも好印象。必要なアメニティは揃っており、冷蔵庫も自由に使うことができます。お湯が入ったポットは廊下の流し台のところに置いてあって、必要な人はそこから各自で持っていくシステムでした。

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窓から見えた水沢の町並み。

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私はまずはさっさと布団を敷いてしまいました。

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その上で宿の案内を眺めていると、ルームサービスでいろいろ食事ができることを発見しました。これは好都合。「玉子丼(味噌汁、香の物付き)430円」がなかなか魅惑的です。もう出かけるのも面倒なので、これで食事を済ませることにして、お風呂に行きました。風呂帰りにフロントに寄って「ルームサービスがあるんですか」と尋ねたところ、「時間は決まっていますが、やっております」ということでした。

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お風呂は大浴場で、24時間入ることができます。これも非常に便利。行ってみると数人の先客がいましたが、円形の大きな浴槽が中央にあり、かなりの深さがあります。全体的に銭湯みたいな感じの風呂でした。なかなか快適です。

部屋に戻って布団で横になっているうち、うとうとしてしまい、気がつくと8時20分。合わせて起きてルームサービスのメニューを見ると、やはりオーダーは8時15分まででした。今夜のめしがない…。

まあそこから出かけて居酒屋などを探してもいいのですが、もう気力もなく、ホテルの1階売店でかっぱえびせんを買ってきて食べました。カップ麺なども売っていたので、お湯をわかせばそういうのも食べられます。

翌朝は早起きしてまたもお風呂に入り、朝食時間と同時に食堂へ。しかしすでにけっこう客がいます。

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こんな感じ。あまり種類は多くありませんが、洋食を選ぶこともでき、ドリンクバー付き。朝食としては十分で、味も悪くなかったです。私は昆布とこんにゃくを煮たやつが気に入ったのでおかわりをして、それをメインにご飯を食べました。そもそも朝食付きで3700円くらいの安さだったので、朝食のメニューなどに文句をつける筋合いではありません。

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この日は水沢区内での仕事があり、場所が少し遠いのでフロントにタクシーを呼んでもらって宿を出ました。夕食を食べられなかったのは残念でしたが、私としてはかなり納得感のあるホテルでした。

しかし本当の楽しみはこれから。この日はそのまま帰るのではなく、北上まで足を伸ばし夏油温泉に泊まる予定。

仕事が終わって水沢駅に戻り、在来線で北上駅をめざします。水沢も城下町なので武家屋敷など見どころがあるのですが今回はパス。下の写真は水沢駅の待合室。

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菊池雄星くんはさすが岩手県の有名人だけあって、純情米のキャラクターになっていました。

駅前で見つけたポスト。国立天文台の観測所が水沢にあるのにちなんだもののようです。

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改札が開いたのでホームへ。この時、窓口でチケットを買っていたじいちゃんの動きが緩慢で、間に合わないのではないかと心配して見ていました。しかもようやく買ったチケットをすぐに床に落としてしまい、それに気づかずに列に並ぼうとする始末。しかし列でそれを見ていたおばちゃんたちがキップを拾ってあげて、寄ってたかって世話をしたので、じいちゃんは無事に列車に乗ることができました。こういうお節介というか世話焼きのおばちゃんがいるおかげで日本の平和が保たれているのだ、と改めて感心しました。私も旅先ではよくうかつなことをしでかしますが、面倒見のいいおばちゃんに助けられることが多いのです。

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さて、いよいよあこがれの夏油温泉に向かいますが、その話は次回にします。

[奧州市  水沢翠明荘](2014年10月宿泊)
■所在地  岩手県奥州市水沢区大手町5丁目33番地
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本格温泉と夜鳴きそば無料サービスなどお得感満載のホテル [中通温泉 こまちの湯 ドーミーイン秋田]

今回もボロ宿ではなく普通のホテルに泊まった話です。格別のネタもないので、普通ならブログに載せないところですが、東京→長野→秋田という長い旅路の仕事だったので、ちょっと紹介してみます。

まず朝早い新幹線で長野まで行き、篠ノ井線で篠ノ井駅へ。篠ノ井駅構内の立ち食いでようやく朝食を食べました。ここの立ち食いは、普通の立ち食いそばと本格的な蕎麦の両方を出しているようで、私は普通の立ち食いにしました。しかしうまい。東京のJR駅の立ち食いは、ほとんどチェーン化してしまって残念な味なのですが、やはり地方に来るとそれぞれの味があります。

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駅前には周囲が展望できるデッキがあり、長野オリンピックを記念したと思われるこんなのもありました。

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デッキから眺める山々。あの山のどれかが、川中島合戦で上杉謙信が布陣したという妻女山と思われます。この近くには古戦場やかの有名な海津城などの跡もあり、本当ならゆっくり散策したいところです。仕事の帰りに駅まで行くタクシーの運転手さんに、どの山が妻女山か聞いてみたのですが、「よくわからない」ということでした。

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山向こうはたぶん城下町の松代でしょうか。いろいろ興味深いエリアですが、次に秋田に向かう必要があるので、今回はとっととしなの鉄道に乗って上田駅へ。

上田駅到着。7月に来たばかりなので街を歩くのはやめて、駅のタリーズコーヒーでアイスコーヒーを飲みながら考えました。このあとは秋田についてホテルにチェックインするだけなので、高崎で乗り換えてのんびり新潟回りの在来線経由で行ってみるか。あるいは大宮まで戻ってさっさと「こまち」で行くか。

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結局乗り換えも多く、体力的に厳しそうな在来線経由をやめて、大宮から秋田新幹線で行くことにしました。上田駅でチケットを買い、またも上田駅内の立ち食いへ。今度は本格的なざるそばを頼んでみました。安い割には量も多く、なかなかの味でした。さすが長野。

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大宮で「こまち」乗車。しかし新幹線に乗ってしまうと、もう秋田に着いたも同然なので、味気ないのは確かですね。

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角館駅通過。

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秋田駅に到着しました。

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夜の秋田駅。

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駅から近いホテルに向かいます。夕食を食べていないので、食べる店を探しながら歩きました。有力候補のきりたんぽ居酒屋。

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しかしここに入ると長くなりそうなので結局やめて、そのままホテルへ。ドーミーイン秋田です。ホテルチェーンですね。

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ホテルはなかなか豪華で、まず部屋に入ると右側に洗面台。正面がガラス戸になっています。

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狭いながらも清潔で設備・備品も万全。

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ここのホテルのいいところは、温泉が付いているところ。実際に行ってみたら、ビジネスホテルにありがちなしょぼい温泉ではなく、かなり本格的な温泉でした。浴室や露天風呂にも温泉らしい風情が。お肌によさそうな泉質でした。人がいて撮影できなかったので、写真はHPからお借りしました。

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お風呂に入ってしまうと、すっかりくつろいで、外に食事に出るのが面倒になってきました。ホテル内にも飲食店があるので、それでいいかなと思っていましたが、案内をよく見ると、夜には「夜鳴きそば(ラーメン)」が無料サービスという記載が。夕食はそれで済ませることにしました。

時間を待ちかねて早速ラーメンコーナーへ。

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ラーメンはこんな感じ。小盛りですが、なかなか本格的な味。しかも無料とくれば、宿泊する客のほとんどが利用しているのではないでしょうか。

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夕食としてはちょっと物足りないのですが、本当にありがたいことです。私はこのあと秋田駅で買ったかっぱえびせんを食べて過ごしました。

翌朝の朝食は和洋揃ったバイキング。これもかなりレベルが高かったです。秋田らしいおかずも並び、いぶりがっこを含む漬物も充実。

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この日は朝はゆっくりでよかったので、のんびりホテルを出て、再び秋田駅に向かいました。ホテル前は久保田城のお堀。

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前日夜のローカルニュースで秋田の公示地価が発表されていたのですが、秋田の商業地で一番高いのはコンフォートホテル前だといっていたので、ちょっと写真に撮ってみました。

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午後、仕事が終わって秋田駅に三たび到着。駅構内では物産展をやっていて、「ババヘラアイス」が出ていたので買ってみました。これ、秋田の名物のようにいわれていますが、私の田舎でも売りに来ていました。鐘を鳴らしながら売り歩くので、われわれは「カランカランアイス」と呼んでいました。

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そして新幹線の時間が来たので、東京へ。今回は乗車時間が長くけっこう疲れました。

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ちなみに昔秋田でご当地キューピーのなまはげを買ったのですが、これが改良されていたのでご報告いたします。

↓これが以前のなまはげキューピー。

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↓こちらが新型。

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↓新型お面装着後。

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昔のイージーな簡易お面と比べて、かなり凝った作りになっており、着脱可能へとメカも進化しておりました。

[中通温泉  こまちの湯  ドーミーイン秋田](2014年9月宿泊)
■所在地  秋田県秋田市中通2-3-1
■泉質  ナトリウム・塩化物炭酸水素塩泉.
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中通温泉 こまちの湯 ドーミーイン秋田
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全室離れ形式のレトロ感覚温泉[蟹江町 尾張温泉 湯元別館]

和歌山に行ったついでに帰りに名古屋に回るという仕事があって出かけました。初日は夜に和歌山に到着して寝るだけなので、和歌山駅前の便利なビジネスホテルを予約。2泊目は蟹江町の尾張温泉で湯元別館という宿を予約しました。今回の旅ではこっちがメインというか、楽しみ。

午後から東京を出て、新大阪から特急くろしおでJR和歌山駅に向かいました。夕食は駅弁。「大阪~神戸間開通140周年記念弁当」。たしか大阪~神戸間というのは新橋~横浜についで古い路線だったような。

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これが最近食べた駅弁の中ではかなり上位にくるおいしさでした。特に牛肉を甘辛く煮たやつが美味でした。

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電車に乗ってすぐに食べてしまったので、あとはすることもなく退屈。

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通天閣も見えていました。

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JR和歌山駅到着。

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少し雨が降ってきましたが、ホテルは駅裏(東側)のすぐ近くだったので傘もささずにチェックイン。部屋はこんな感じで、なかなかシックなムード。

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あらかじめ空気清浄機と加湿器が置いてあって便利。私は両方稼働させてみました。

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雨で外に出るのも面倒なので、そのまま寝てしまいました。

翌日の朝食バイキング。コロッケが揚げたてでおいしかった。

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この日は朝早くから紀三井寺駅まで行き、仕事が終わった帰りはお昼頃にバスで再び和歌山駅へ。和歌山駅から再びくろしおに乗って新大阪に向かいました。このとき、地下街で親子丼を食べましたが、何の変哲もないやつだったので紹介はパス。

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近鉄の蟹江駅から尾張温泉湯元別館までは少し距離があるので、タクシーで向かいました

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すぐに到着。

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何だか趣のある外観です。

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ここの特徴は部屋がすべて離れ形式になっていること。そのへんについてはおじゃるさんのブログ「温泉にいらっしゃい♪」で発見しました。私は温泉に行く時、このおじゃるさんブログをかなり参考にしています。

中に入ると普通の一軒家の庭のような雰囲気。どこに宿の人がいるかもわからないので、適当に声をかけるとご主人らしき人が出てきました。けっこう若い人でした。正面玄関の門限や、遅くなった場合の入口などを教えてくれて、お風呂の場所などを案内しつつ、部屋に案内してくれました。

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独立一戸建ての部屋の玄関はこんな感じ。

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この灯が懐かしいですね。昔の安普請の団地によくあったような。

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部屋はこんな感じでトイレと洗面台は付属しています。

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こういう一戸建て風の部屋が何軒か建っていて、一番奥のほうにお風呂棟があります。

脱衣所。

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お風呂自体はほかに客がいて撮影できませんでしたので、例のおじゃるさんのブログを参照してください。なかなか本格的な岩風呂で、非常に快適なお風呂でした。
到着後すぐにお風呂に行った時に2人の先客がいて、一人は背中に入れ墨満開の御方。ヤーさんかと思いましたが、「こんにちは」と挨拶するとヤーさんとは思えぬ穏やかな応対だったので、違うんでしょうね。

お風呂が気に入ったので、朝までに3回入りました。

お風呂にはシャンプーなどは置いていなくて、部屋に常備してあるのを持っていく形式。

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テレビ台の下に浴衣やタオル、ドライヤーなどが置いてありました。

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夕食は付けていなかったので、近所で外食しようと思っていました。飲食店やコンビニの場所を案内する手作りマップも置いてあり、少し歩けばいろいろ店はありそうでしたが、宿の真ん前がスーパーマーケットのバローだったので、ここで買い出しして済ませることにしました。

結果的に買ってきたのがこれ。

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コロッケパンを買った上に、ちょうど揚げたてコロッケが並べられているところだったのでそれも買ってきてしまいました。まあ何というか、貧しい感じといわざるを得ません。パンが2個とも「ビッグ」サイズなのがせめてものぜいたくか。

とはいえ、翌朝の朝食が付いているので安心。朝食は別棟の食堂で食べます。前日に食べる時間をいっておいて、その時間に行くと準備ができています。

この宿の朝食はまさに作りたて。煮物や卵焼きまで熱さが残っていて、大変おいしゅうございました。味噌汁は名古屋の八丁味噌風。ご飯はおひつにたっぷり入っていたので、私は3杯食べました。

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追加で出てきた干物も当然焼きたて。この宿に泊まるのはどんな人かと想像してみましたが、食事がおいしいので、それが目当てのビジネスマンもいるかもしれないと思いました。それと独立棟の部屋配置は、隣の音などが気にならないのでいいかも。

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そんなわけで朝食後にタクシーを呼んでもらい、名古屋での仕事に向かいました。

ご主人とはほとんど会話する機会がなかったのですが、「別館」という名前が付いているように、近くに本館の料理旅館があります。そちらとうまく客層を分けて、商売を続けているのかもしれません。

[蟹江町  尾張温泉湯元別館](2014年9月宿泊)
■所在地  愛知県海部郡蟹江町源氏3-59
■泉質 単純温泉 低張性弱アルカリ性泉(源泉掛け流し)
■楽天トラベルへのリンク→尾張温泉 湯元別館
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「日本ボロ宿紀行」文庫版発行



ボロ宿紀行・続編




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神奈川県
岩亀荘(湯河原温泉)
富士屋ホテル(箱根宮ノ下温泉)

山梨県
要害(積翠寺温泉)
古湯坊 源泉館(下部温泉)
赤石温泉(山梨県増穂町)
元湯 蓬莱館(西山温泉)

新潟県
ホテル瀬波観光(瀬波温泉)
旅館 附船屋(上越市)
海老名旅館(佐渡市)

富山県
大黒屋旅館(高岡市)
勝江旅館(富山市)

長野県
民宿すわ湖(上諏訪温泉)
湯元齋藤旅館(白骨温泉)
つるや旅館(白骨温泉)
泡の湯(白骨温泉)
金具屋(渋温泉)
野沢温泉ホテル(野沢温泉)
河鹿荘(鹿教湯温泉)
井出野屋旅館(佐久市)
木や伝旅館(上田市)

静岡県
長八の宿 山光荘(松崎町)
白壁荘(湯ヶ島温泉)
ケイズハウス伊東温泉(伊東温泉)

愛知県
平野屋旅館(常滑市)
尾張温泉 湯元別館(蟹江町)

岐阜県
お宿 吉野屋(高山市)
湯之島館(下呂温泉)

三重県
旅館 薫楽荘(伊賀市)
旅館 海月(鳥羽市)
山田館(伊勢市)
星出館(伊勢市)
セレクトグランド伊勢志摩(志摩市)

滋賀県
ホテル大津(大津市)
清瀧旅館(彦根市)

奈良県
旅館 白鳳(奈良市)

兵庫県
やなぎ荘(城崎温泉)

和歌山県
金剛三昧院(高野山)

広島県
ふろや旅館(広島市)
佐藤旅館(尾道市)
ホテル清風館(きのえ温泉)

鳥取県
旅館常天(鳥取市)

島根県
持田屋旅館(出雲市)

愛媛県
旅館 常磐荘(道後温泉)
ホテル椿館(道後温泉)

大分県
陽光荘(鉄輪温泉)
亀の井ホテル 大分豊後高田店(豊後高田市)

長崎県
長崎にっしょうかん(長崎市)

鹿児島県
旭屋旅館(白木川内温泉)






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