日本ボロ宿紀行

ボロ宿にあこがれ、各地のボロ宿を訪ねています。

2012年05月

「ボロ宿」というのはけして悪口ではありません。
歴史的価値のある古い宿から単なる安い宿まで、ひっくるめて愛情を込めて
「ボロ宿」といっています。自分なりに気に入った、魅力ある宿ということなのです。
もともと、できるだけ安く旅行をしたいということから行きついた結果ではありますが、
なるべく昔の形を保って営業している個性的な宿を応援していきたいと思います。
湯治宿や商人宿、駅前旅館など、郷愁を誘う宿をできるだけ訪ねて、
記録に残していくこともいずれ何かの役にたたないかなと‥‥。

BE-PAL「リアル旅人図鑑」で紹介されました

もう古い話しになりますが、先日あの「ビーパル」の取材を受けて、雑誌に掲載してもらいました。私も昔はキャンプに凝っていたので、ずいぶんビーパルを読んだものです。そんな雑誌で紹介されるというのは、すごく光栄なことです。掲載されたのは1か月以上前に出た5月号なので、もうほとぼりも冷めた頃。

BEーPAL (ビーパル) 2012年 05月号 [雑誌]

「リアル旅人図鑑」という連載ページで、いろんなタイプの旅人を紹介している、長く続いている企画ページのようです。

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この連載を書いているのがかの有名な旅作家・石田ゆうすけさん。取材当日はまず荻窪で撮影し、その後私の自宅に移動して取材を受けました。

私もけっこう旅をしてきたわけですが、その意味を改めて問われると自分でもわからないことが多いのです。そういうことをいろいろ考えるいい機会になりました。

石田ゆうすけさんは「行かずに死ねるか!」で、海外自転車旅のイメージが強いですが、国内でも各地の古い宿に好んで泊まっているそうです。実際に泊まってよかった宿や、ボロ宿の探し方など、いろいろ話しが盛り上がりました。おもしろかったなあ。具体的にいくつか“ボロ宿”情報を教えてもらいました。

ちなみに当日のカメラマンもバイクで世界を回った人だそうです。さすがビーパルというべきか、いろんなスタッフがいます。

この本が発売されたのは4月で、発売後すぐに掲載誌を送ってもらいました。それでうれしかったのが、付録についていた「金環日食観察眼鏡」。

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明日の朝はこれで日食を見てみます(笑)
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[利便性最高の温泉付きハイクラスビジネスホテル 斜里町 ホテルグランティア知床-斜里駅前-(後編)]

流氷ツアーはさらに続きます。

私的にはまれに見る高級ホテルグランディアで一夜を過ごし、翌日はものすごく早起きしました。

というのも、この日もハードスケジュールで、いったん網走まで戻り、流氷ノロッコ号に乗って流氷を見学。さらに北浜駅から中標津空港まで行ってそこから東京に戻るという行程。

そこから逆算すると朝食は7時30分くらいに食えということになっていたのですが、私としてはその前にホテル周辺を散策してみようと思っていました。

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前夜の気象情報によると、斜里地方の最低気温は零下15度くらい。しかし、流氷が接近して、ちょうどこの日網走に接岸したという情報もあり、とにかく斜里の海を見てみたかったのです。

外に出ると、やはり寒い。私も何を隠そう北国の出身なので、寒いのは慣れているのですが、零下15度というのは近頃めったに体験しない気温。それを予測して完全防備ででかけてみたら、意外に耐えられました。ただ顔とか、外気に触れている部分はやはりかなり厳しいです。

ホテルグランティ知床から斜里漁港までは歩いてすぐ、といわれていたので、前の坂を降りたらすぐ海だと思っていました。しかし思ったより遠く、早朝で人通りもないので、なんだか心細くなります。

夜中に降った新雪の上に謎の生物の足跡も残っているし。

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しかしがんばってひたすら歩くと漁港付近に出ました。

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このへんは河口付近らしく、海だか川だかわかりませんが水面は凍っています。もちろんこれは流氷ではありません。しかし沖を見ると、どう見ても流氷らしき白い帯が間近に見えます。

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雪をかきわけながらけっこう歩きまわっていると、川で海鳥の群れを発見。こいつらはこんなところにいて寒くないのでしょうか。

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せっかく外に出たので、ものすごく遠回りしてホテルに帰りました。途中、前夜チェックしておいたラーメン屋の前を通り、さらに知床斜里駅にも寄ってみました。駅はホテルのすぐ前です。

改めて「ホテルグランティア知床-斜里駅前-」。私の場合、今後もこういう立派なホテルに泊まる機会は、ツアーでもなければめったにないことでしょう。

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しばれた体でホテルに戻ると、ロビーがやたらと暖かく感じます。しかしもう時間がないのですぐに朝食バイキングへ。散歩に時間がかかり出遅れたせいか、もう満席で座る席もありません。しかしホテルの人が「もし良かったたらロビーのラウンジをご利用ください」といってくれました。

私は朝食バイキングというと、いつも好きなものばかり選んでしまい、栄養バランスに問題が出てしまいます。今回もウィンナ2本と塩シャケ2切れがメイン。だから本当は決まった定食のほうが望ましいのです。このなかで意外においしかったのがイカリング。

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とにかくあわただしい感じで出発。

今回のツアーはバス1台分の人数で団体行動するわけですが、バスの座席は指定されていて、毎日変わります。最終日のこの日はついに待望の最前列。

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ちなみに今回のバスガイドさんは、何というかちょっと変わったしゃべりのガイドさんで、北海道なまりがあるのは当然として、ちょっと覚めた感じのクールな口調で、しかしまじめな顔をしてギャグをかます油断のならない人でした。

ホテルを出たバスはまずは網走へ行く途中の観光物産館に寄りました。こういうところに寄るのはツアー観光の義務みたいなものなので、だまって従うしかありません。

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やはりここでもツアー客の皆様はいろいろ買い込んでいました。私は何も買いませんでしたが、ちょっと惹かれたのが「脱獄まんじゅう」。このイラストのモデルになったのは実在した網走刑務所の囚人だとか。

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このおみやげ屋の前の海でも、流氷がほぼ接岸していることがわかりました。

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そして網走駅へ。この日はここから流氷ノロッコ号に乗って、北浜という駅まで斜里方面に戻る感じで乗車します。

とにかく網走駅は何回も来ていますが、初めてきた時に駅前で野宿して、本当に印象の深いところなのです。いろいろ新しくなっていましたが、基本的な構造はまったく変わっていなくて、懐かしい当時のことを思い出しました。

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温度計が柱に設置してあって、だいぶ暖かくなっていました。

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「流氷ノロッコ号」というのはJRの観光列車です。こういうのも個人で旅行していると面倒なのでまず乗ることはありません。ツアーというは、そんな意味でもなかなかいいなと思いました。

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流氷ノロッコ号はストーブ列車でした。そういえば最近津軽鉄道でスルメを食べたばかりでしたが。今回も、乗車時間は短いものの、車内売店で北海道限定ビール「サッポロクラシック」を売っていたので、これを買ってストーブの前に陣取りました。一応指定席なのですが、みんな自由に適当に座っています。

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ツアー参加者のおっちゃんが売店で買ってきたスルメをストーブを焼いていました。それを物欲しそうにずっと見ながらビールを飲んでいると、視線に気づいたおっちゃんがすかさず焼けたゲソをくれました。

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こういうところでスルメを食べると信じられないくらいうまいですね。本当にありがとうございました。

ノロッコ号の車窓からもすでに接岸した流氷が見えています。

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現地の人の話しによると、接岸自体も最近は少なくなっていて、何回来ても流氷をまったく見ることができない觀光客もいるそうです。だからラッキーだといっていましたが、しかし本当の流氷というのはこんなものではなく、昔はもっと大規模に積み重なる感じで、最近のやつは以前の10分の1とか、そんな感じのボリューム感だそうです。

私が前に読んだ本によると、流氷が減っているのは温暖化というより、流氷の原料となるアムール川からオホーツク海に流れる淡水が減ったことが原因だということです。たぶん上流の開発が進み、さすがのアムール川も流量が減っているではないかと。本当かどうかいずれ調べてみます。

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それにしても一応見ることができて良かった。

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北浜駅で下車し、ここから再びバスに乗ります。ツアーガイドさんは「ここで降り損ねると永遠の別れになります。絶対に忘れずに降りてください!!」と厳しく指示していました。あのいいかたの感じだと、たぶん実際に降り損ねる人がたまにいるのではないでしょうか。

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北浜駅は流氷観測の名所なので、展望台などもあり、なかなかいい眺めでした。ここで知らない同士がシャッターを押し合ったり。私も頼まれたのですが、どうも背景がとび気味に写ってしまい、申し訳ないことでした。流氷写真は難しい。しかし実際のところすごくいい眺めでした。

急に思い立って参加した流氷ツアーでしたが、実際に流氷を見ることができたのは本当に幸運だったし、感動しました。私は1度は流氷を見たいと思っていましたが、そんなに觀光客が殺到するほどのものなのか、疑問に思っていました。しかし実際に見ると違います。海が凍って、その氷がカラフトの反対側から北海道のオホーツク沿岸に流れつくというのは大変なことです。

この後は休憩をはさみながら中標津空港にひた走り、午後の便で羽田まで。こんな感じのまっすぐな道を走り続けました。

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途中雪が盛んに降ったりやんだりして冬季の天候は不安定。中標津空港発着便もたまに欠航することもあるということで、クールなバスガイドさんは「もし欠航になったらそれなりに何とか対処しますのでご心配なく」とさらっといってました。

そんなことになったらどう対処するのでしょう。もう一泊するようなことになったら、私はひまなのでいいけれど、普通の人は困るだろうなあなどと考えましたが、天候も回復し、無事に出発することができました。

中標津空港は近隣の木材を生かした木造の内装が特色だそうです。

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お昼過ぎなので、またも空港の食堂でラーメン。

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帰りの飛行機も雲が多かったのですが、北海道を去る地点で襟裳岬らしき地形が見えました。

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北海道は何度行っても本当におもしろいところだと思いますが、去る時はどうしても現実に戻ってしまうような、痛切なさびしい思いを感じてしまいます。

[斜里町 ホテルグランティア知床-斜里駅前-]
■所在地 北海道斜里郡斜里町港町16-10
■泉質  ナトリウム塩化物泉(源泉かけ流し)
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