日本ボロ宿紀行

ボロ宿にあこがれ、各地のボロ宿を訪ねています。

2012年01月

「ボロ宿」というのはけして悪口ではありません。
歴史的価値のある古い宿から単なる安い宿まで、ひっくるめて愛情を込めて
「ボロ宿」といっています。自分なりに気に入った、魅力ある宿ということなのです。
もともと、できるだけ安く旅行をしたいということから行きついた結果ではありますが、
なるべく昔の形を保って営業している個性的な宿を応援していきたいと思います。
湯治宿や商人宿、駅前旅館など、郷愁を誘う宿をできるだけ訪ねて、
記録に残していくこともいずれ何かの役にたたないかなと‥‥。

武家屋敷通り観光にも便利な素朴な町宿 [角館 高橋旅館]

年末に、秋田、青森を遊び回ってきました。

最初の目的地は角館です。角館駅は秋田新幹線で秋田に行く時に通るたび、いつも途中下車したい誘惑にかられる駅でした。なぜかと考えてみると、何となく昔のNHKの朝ドラでイメージができたような気がします。桜並木の武家屋敷なども有名。かの菅江真澄せんせいが没した地ともいわれておりました。そのほか私は角館駅を通るたびに「秋田名物  内陸線」という看板を見て、「あれに乗ってみたい」と漠然と思ってきました。

今回、数日遊べそうな時間があったので、まずは角館に一泊し、秋田内陸線を通って青森に抜けるという企画を考えてみました。宿を調べてみると、なかなかこぎれいなホテルなどもありました。なるべく古い旅館はないものかと思ってさらに調べてみた結果、明確な情報はないものの、名前と連絡先だけはウェブにも出てくる「高橋旅館」にお願いしてみることにしました。電話してみると、何となく気さくそうなおばちゃんが出て、いい感じの宿。夜は付近の居酒屋かどこかで食べることにして、朝食のみ付けてもらうようにお願いしました。

角館というとすごく遠く感じますが、東京駅から「こまち」に乗ると、3時間かそこらでついてしまいます。すごく便利。

この日は朝10時くらいのこまちに乗ったので、1時過ぎに角館駅に到着。お昼は新幹線の中で弁当を食べ、ビールをたらふく飲んだので、もはや不要。

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駅の外に出ると12月なのに思ったより雪が多いです。この年末は秋田青森の各地ではかなりの雪に見舞われていたそうです。

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かなり寒いこともあって、とりあえず駅前の観光案内所に避難しました。

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中では雪ぐつの貸し出しサービスも。

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この日、到着後どうするかあまり考えていなかったのですが、これだけの雪があるとあまり長く歩くのもつらいので、まずいったん宿に荷物を置かせてもらい、それから武家屋敷方面の観光に行くこ方針に決定。宿に電話してみると「今どご?」と聞かれたので「駅前」というと、もう入れるから気をつけてくるように、ということでした。

駅前の大通りをやや下る感じで市街に向って歩きます。私は雪もそれなりになれているのですが、やはり歩きづらくて、滑るところではコケそうになります。

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途中に平和劇場というのがありましたが、これは映画館か何かの廃墟でしょうか。

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こんな寂れた感じの商店街を10分くらい歩いて宿に到着。角館でもそれなりににぎやかな通りに面していました。

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古そうな宿ですが、思ったより外観はきれいで、手を入れている感じ。

建物脇の路地みたいなところの奥に玄関がありました。

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声をかけるとばあちゃんおばちゃん登場。

部屋の鍵を渡され、2階の部屋に勝手に行ってくれということでした。階段の昇り降りがちょっとつらいのでしょう。

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「まあよぐきだ。まんずあったまって」というので、「少し休んだら武家屋敷のほうに行って、ついでに夕食も食べてきます。お風呂はそれからでもいいですか」と聞くと、「お風呂は何時でも入れるから大丈夫。食事もこのへんにはいろんな店があるから、大丈夫だ」ということでした。

勝手に2階に上がり、いわれた部屋に入るとすでにストーブで部屋があたたまっていただけでなく、こたつも入っていました。思ったより立派な8畳間で、古いですけれどきれいにしてあります。1泊してみてもすごく快適な部屋でした。

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お湯もわいていたのでお茶を飲んで一息。やはり東京から一気に来ると寒さをひときわ感じますが、室内に入ってしまえば東京よりあったかいです。

しばらくしておばちゃんに声をかけて外出してみました。武家屋敷も歩いて10分くらい。途中にスーパーがあったので寄ってみると、ハタハタが大量に売ってました。さすが秋田。知らない街のスーパーに寄るのはなかなかおもしろいです。SC形式で100円ショップや観光物産展もあって便利そう。翌日寄っておみやげを買うことにしました。

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そしてすぐに武家屋敷らしき雰囲気が出てきました。私は有名観光地に行くのはあまり好きではないのですが、
それは人が多いのが面倒だからで、人が少ないならなるべく行ってみたいのです。この日は大雪の午後で、あまり人影はありませんでした。

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何軒か古い家が残っており、見学できる家もあります。「青柳家」と「石黒家」というのに入ってみました。「青柳家」は格式の高そうなかなり大きな家で、小さな城下町なのにこれだけ金持ちの武士がいたというのが不思議です。

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歴史村として観光化されており、中に売店や喫茶店などもあります。建物が多く、武具や生活用具などの展示スペースも。しかしこの時は觀光客は誰もいなくて、スタッフのほうが完全に多い状態。著名な薬医門があるのですが、この日は修復工事中らしく見ることができませんでした。

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それにしても戦災を免れたのでこれだけの家がこの一帯に残っているわけです。こんな雰囲気の中で実際に暮らしていたらどんな感覚が育つのでしょうか。石黒家ではボランティアらしき案内の人がいろいろ説明してくれました。ここは一部の部屋を公開し、奥には実際に人が住んでいるそうです。ここの売店でホカロンが売っていたのでつい買ってしまいました。

もうこれだけでかなり時間がかかり、疲れたというより寒いので歴史村内のカフェに退避。2階には古い時計などの展示物があり、1階に売店とカフェがありました。

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ここで観光案内のパンフレットなどを見ていると飲食店も出ていたので、夕食を食べる店の見当をつけて、ようやく外に出るともう暗くなっていました。まだ5時前なのですが暗いです。しかもかなりの降雪。

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寒いし、もう居酒屋に行きたいと思ったのですが、5時前ではやっていないだろうと思い、近くのお土産屋さんや桜皮工芸品の店などを見物。5時頃になって、新たに積もりつつある雪をかきわけながら、ちょっと裏道に入った居酒屋に到着しました。雪がなければ武家屋敷からも5分くらいの距離です。

パンフレットに出ていた店は「日辻屋」。なんだかよくわかりませんが、店頭にクリスマスみたいなイルミネーションが出ていました。「何だかイメージが違う」と思いましたが、もうあまり店を選り好みしている余裕がなかったのでここに入りました。

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入った感じは寿司屋みたいな感じ。カウンターで常連らしき客が飲んでいて、あがりの座敷には宴会用のセットがしてあったので予約が入っているようでした。

カウンターに座ってまずはビール。お通しにおでんが出てきました。これがおいしかった。

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アジやイカの刺身のほかにやはり「きりたんぽ鍋」を注文。どれもボリューム感があり、おいしいのでその後お酒をかなり飲みました。

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やがてここの主人が「お客さんは観光ですか」と話かけてきて、いろいろ話しているうちに、この主人は地元の人ではなく、一時期は東京の私の家の近くにも住んでいたことがわかって盛り上がりました。

その後もう2人くらい常連らしき客が来て、一緒にいろいろ話をしました。とにかく12月にこれだけの雪が降るのは珍しいそうです。私が「しかし観光で来る分には、これぐらい雪があったほうが風情があっていいですね」というと、「そりゃそうだけど、住んでいるほうからしたら雪かきでもう筋肉痛だよ」と笑っていました。

「高橋旅館に泊まる」といったら、「あそこも1階で料理屋をやっていて、すごくおいしいんだけどね。ただ予約制だからね」ということでした。高橋旅館はけっこう多角経営をしているようです。

すごくおいしいうえに安かったので、大正解の夕食でした。ここから歩いて宿までは5分くらいでしょうか。コンビニで地酒を買い、あえて裏道を通って宿に帰ろうと思っていたら、やはり酔っぱらっていたせいか滑ってコケてしまいましたが、コケつつも執念で地酒は死守。

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宿の前の通りにようやくもどると、こっちにも何だかライトアップされた店がありました。とにかく歩いていると寒いわけですけど、雪の降る中だと何だか幻想的な気分になってしまいます。

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部屋に戻ったらふとんを敷いてくれてこたつもつけてありました。本当にありがたい。

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とにかくさっそくお風呂に。古い宿のわりには近代設備の立派なお風呂でした。

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お風呂あがりにまたも地酒を飲み、寝たのは11時くらいだったでしょうか。夜になって本格的に降り出した雪はこの時もまだ降り続いていました。

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翌朝はとっとと起きて朝食へ。窓から外を見るとまだ雪が降っていて積雪も増えています。

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1階におりるとおっちゃんがいて、何だか恥ずかしそうにこっちを避けるような感じだったので、「おはようございます。朝食はどこですか」と聞くと、奥の部屋を指さして「こっちです」とひとこと教えてくれました。人見知りするおっちゃんなのでしょうか。

朝食はカウンターのみの不思議構造の食堂です。

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奥からおばちゃんが出てきて、「炊きたてのあきたこまちだからたくさん食べてね」とごはんを持ってきてくれました。

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このとき聞いてみると、この宿はもう当地で営業して90年くらいにはなるのだとか。昔から行商の商人や、付近の田舎から町に出てくる人などが泊まり、繁盛してきたそうです。最近はやはり觀光客が多いということでした。

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1階の多角経営の料理屋は、息子さんがやっているそうです。予約制のなかなかの高級店のようですが、そういえばここの朝食も同じキンピラでも漬物でも、どことなく料亭みたいな上品な感じもありました。料理屋と共通のこしらえなのかもしれません。昨夜は「日辻屋」で夕食を食べたといったら、「あそこは1人前から鍋をやってくれるし、何でもおいしいから私もよく行くんですよ。いい店にいきましたね」とほめられました。

宿を出る時に「今日はどちらへ?」と聞かれたので「秋田内陸鉄道に乗って山のほうに行く」といったら、「どんどん乗ってあげてくださいね。経営が大変みたいだから」ということでした。

高橋旅館は明るくて愛想のよい女将さんと、どこか人見知りがちのおっちゃんのコンビがおもしろく、なかなかいい宿でした。朝食もおいしかったので、今度来るとしたら夕食付きで泊まってみたいと思います。

さてこの日は秋田内陸線の「阿仁マタギ」という駅まで行く予定です。昨夜のうちにいろいろ計画を練ったあげく、列車に乗るとすぐ着いてしまうので、昼頃までは角館で過ごしお昼を食べてから内陸線に乗ることにしました。

武家屋敷街はもうひとつ田町という別のところにもあるので、そっちへ。まず宿の近くのスーパーの観光物産店で買い物をし、おみやげなどを宅配で送りました。昨夜のきりたんぽ鍋がおいしかったので比内地鶏のたれや比内地鶏スープ、地酒など。店のスタッフの人に聞くと、「生まれてこの方、武家屋敷はいったこともない。花見にもいったことがない」といってました。地元というのは、そういうものかもしれません。さらに宿の真前にある桜皮細工の店にも寄ってみました。

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道路もかなりの積雪ですが、こんな穴があって除雪に便利。

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田町武家屋敷も歩いてすぐ。雪かきの人がたくさん出ています。

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西宮家という古い家が工芸品の店とカフェをやっていたので、ここで少しお茶を飲んであたたまりました。その後武家屋敷をひと通り見て、裏道を通っていると大きな味噌・醤油屋さんを発見。レンガ造りのかなり古い歴史のありそうな店です。

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入ってみると女性スタッフがすぐに出てきて蔵座敷の見学(無料)や、味噌汁やダシ汁などの試飲(無料)に案内してくれます。観光スポットとしてすごく手慣れた感じでした。

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さてこのあとお昼ぐらいになったので、地元のうどんや稲庭うどんの店もあったのですが、目を付けていた地中華料理「東東」に入ってラーメンを食べました。どこに行ってもラーメンばかり食べてしまいますが、化学調味料味の昔懐かしいラーメンでした。

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駅まで歩く途中でさらに本日用の地酒ワンカップとビールを買い込み、内陸鉄道の駅へ。

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「乗ってけれ  内陸線!!」といわれるまでもなく乗ることにしましたが、かなり長くなってしまったので、その話は次回に。

[角館  高橋旅館](2011年12月宿泊)
■所在地   秋田県仙北市角館町中町12
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昭和6年創業。木造本館や洋館が立ち並ぶ老舗旅館 [下呂温泉 湯之島館]

今回はあらゆる意味で“ボロ宿”ではないので、こんなブログに載せてしまうと問題になるかもしれませんが、話の流れなのでさらっと紹介しておくことにします。下呂温泉の「湯之島館」です。

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高山市内見物の後、暗くなってから下呂温泉に移動し、駅まで迎えにきていた送迎バスに乗車。高台にある「湯之島館」に向かいました。

泣く子も黙る高級宿なので、私一人では絶対に泊まることはない宿。しかし考えてみれば私は下呂温泉といえばここにしか泊まったことがありません。前はバイクツーリングで来ていて、今回で3回目。歓楽色の強い温泉街から離れ、静かで自然が多いのが魅力でしょうか。

もう暗くなってしまいましたが、バスは宿の入口に到着。チェックインすると、まず女性客には浴衣を選ばせてくれます。浴衣があるだけましという宿ばかり泊まっているので、こういうのは感心します。

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浴衣選びが終わると広い広い館内を仲居さんの案内で部屋へ。

エレベーターもあり、階段もありなかなか覚えにくい構造です。敷地は5万坪もあるとか。

私は3回目なのでだいたいわかるのですが、今回、かみさんと義理の母はお風呂の帰りに本気で迷子になってしまい、なんとかフロントに戻って助かったそうです。

部屋は私が日頃泊まっている宿と比べるとやはり立派です。

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アメニティグッズもしゃれてますね。

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変な形をしたあがりの間も。

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室内には奥に向う廊下があり、お風呂やトイレがあります。

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お風呂はこんな感じ。部屋でも温泉に入れるというわけですが、まあ、あまり利用する人はいないでしょう。

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それというのも、この宿には大浴場や露天風呂のほかに、貸し切りの家族風呂がいくつかあって、それに入るだけでもけっこう忙しいからです。

今回大浴場のほかに私が入ったのは、お座敷の脱衣所がついた風呂。

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家族風呂のもそのほかいろいろあります。

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デッキのような構造のところには足湯もありました。

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今回少し館内を探検してみたのですが、洋館部分には劇場風のホールがあって2階席もついていました。ここは要するにカラオケスナックみたいなものですが(違うか)、大きなホールになっています。

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卓球場も。

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下呂温泉の夜景が見える展望室もあったのですが、写真がうまくとれませんでした。

とにかく広いので、全部回っているときりがないほど。館内スタンプラリーというのもあって、全部のスタンプを押すと売店のおみやげが10%引きになります。私はひまなので、今回はスタンプを完成させ、おみやげを10%引きで買いました。

夕食もなんだか豪華で手間がかかっています。
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こうなるともう、ひとつひとつは何だかよくわかりませんが、飛騨牛はおいしかった。

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3人分のふとん。敷き方が斬新だと思ったので写真を撮ってみました。

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朝食は広い食堂で食べました。やはり朴葉みそ付きだったので、つい朝からビールを飲んでしまいました。

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ちなみに会計の時に朝のビールが付いていなかったので「しめしめ」と思いましたが、やはり気がとがめるので自己申告して払ってきました。

出発前のロビー。囲炉裏付きの雰囲気のあるスペースです。

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到着時には暗くて良く見えませんでしたが、やはり歴史を感じる外観です。

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この日特に計画もなく、かみさんと義理の母親という、手のかかるのを2人も引き連れてどうしようかと考えていましたが、送迎バスが「合掌村」というのに行ってくれる、というのでそこに行ってみることにしました。

送迎バスは下呂駅にいったん寄って、ここで降りる人を降ろし、合掌村に行く人は荷物をコインロッカーに預けて、改めて送迎バスで送ってもらいました。

私は白川郷や五箇山といった本物の合掌造りの村を見学したことがないので、前から興味を持っていました。合掌造りの民宿にもいずれは泊まってみたい。

今回は移築したものとはいえ、合掌造りの家がたくさんある「合掌村」に行ったのは大正解でした。なかなか本格的でおもしろいところでした。

こんな感じの風景。合掌造りの家もたくさんあります。

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部屋に上がって写真を撮ろうと思っていると、囲炉裏端のおっちゃんがポーズをキメてくれました。そのまま撮影すると、このおっちゃんが「あんた写真のプロかい」と聞いてきます。「そんなわけないでしょ」というと、「この部屋にきてフラッシュをたかないのはだいたいプロなんだよ。暗いからといってフラッシュをたくと煙で何にも写らない」ということでした。
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その後も、見物にきた若者を囲炉裏のそばに座らせて、いろいろ講釈しておりました。なかなおもしろいおっちゃんみたいでした。

この家も2階の養蚕室など、なかなかおもしろかったのですが、完全にウケ狙いの人物模型はいかがなものか。ばあちゃんがかなり怖いですね(笑)。

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何とこの家がかの平沢勝栄先生の生家を移築したものだとは驚きました。

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しかし合掌造りの家というのはやはりいいですね。あこがれます。

最後にちょっと小腹が空いたので「合掌茶屋」というところでそばを食べてきました。

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このそばがなかなかおいしいやつでした。

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そんなわけでかみさんと義理の母親をつれた旅は無事終了しました。帰りは名古屋で「信長膳」という駅弁を買ってみましたが、これもなかなか良かったです。焼きおにぎりというのが珍しい。

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[下呂温泉  湯之島館](2011年12月宿泊)
■所在地  岐阜県下呂市湯之島645番地
■泉質  アルカリ性単純泉
■楽天トラベルへのリンク→下呂温泉 湯之島館

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