日本ボロ宿紀行

ボロ宿にあこがれ、各地のボロ宿を訪ねています。

2011年02月

「ボロ宿」というのはけして悪口ではありません。
歴史的価値のある古い宿から単なる安い宿まで、ひっくるめて愛情を込めて
「ボロ宿」といっています。自分なりに気に入った、魅力ある宿ということなのです。
もともと、できるだけ安く旅行をしたいということから行きついた結果ではありますが、
なるべく昔の形を保って営業している個性的な宿を応援していきたいと思います。
湯治宿や商人宿、駅前旅館など、郷愁を誘う宿をできるだけ訪ねて、
記録に残していくこともいずれ何かの役にたたないかなと‥‥。

「日本ボロ宿紀行」書籍化決定!!

このほど本ブログの書籍化が決定し、4月20頃発売の予定で準備を進めております。すでにブログで載せたネタを再編集するとともに、新ネタのための取材旅行もすでに終了。新しいネタを加えて出版いたします。

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出版元は鉄人社というところ。このブログにふさわしく、ボロいですが小さいですが気鋭の出版社です。

これも、ブログを読んでいただいたり、コメントを寄せてくれた方々のおかげであります。心から感謝いたします。ブログを始めた時は、ほんのちょっとの理解者に出会えればいいや、くらいに思っていたので、こんな展開は予想もしていませんでした。

結局ライブドアさんの「ブログ奨学金」受給者に選ばれたことがきっかけなので、ライブドアさんにも感謝いたします。こんなとっつきにくいブログを公然と評価していただいたことで、いろんな展開が始まりました。

そういうわけで、まだまったく形になっていませんが、3月中には表紙デザインなども決めるということなので、その時にはまたご報告いたします。

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横手かまくら会場にも近い歴史のある商人宿 [横手 尾張屋旅館]

先日、秋田の能代と宮城の気仙沼に行く用事ができました。どちらも比較的最近行ったばかり。中間点で一泊しようと思い場所を検討した結果、ちょうど雪まつり期間中の横手に注目。あこがれの横手かまくらを見にいくことにしました。

能代と気仙沼は同じ東北とはいえけっこう遠く、横手は必ずしも中間点とはいえません。早くいこうと思えば秋田新幹線で盛岡まで行って、さらに東北新幹線で一関まで行くべきだと思いますが、雪まつりの誘惑には抗しがたく、横手の「尾張屋旅館」を予約しました。

電話予約に出た少しなまったおばちゃんが「雪まつりは今週はじめから見れる体制になっておりまんす」というので安心しました。到着時間が読めず、出発も早くなりそうなので、素泊まりでお願いしました。

当日は朝早く東京駅を「こまち」に乗って出発し、昼頃秋田駅へ。今年は雪が多いと聞いていましたが、市内はそれほどでもありません。秋田駅からはクルマで能代に移動。去年の11月に来たばかりの町。あのときは狙っていたラーメンが食べられず残念な思いをしましたが、今回も諸事情によってダメでした。「十八番」のラーメンが食べられる日はいつかくるのでしょうか。

そうして夕方くらいに秋田駅に戻り、いよいよ奥羽線で横手に向かいます。もう日暮れ近くで、奥羽線は混雑中。横手についたら真っ暗でした。7時くらいだったと思います。駅のホームにもかなり雪が積もっています。

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懐かしいマンガのポスターも。「釣りキチ三平」が横手の話だったとは、初めて知りました。

駅前はいきなり雪の壁になっています。ライティングもされていました。かまくらもすでにあちこちに作ってあります。

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いや~、さすがに横手は雪が深い。同じ秋田でも、秋田市内とは全然違います。

宿に入る前に雪まつりを見物し、食事もすませる魂胆だったので、まずは会場をめざします。メインは横手地域局前と聞いていたのですが、どうもよくわかりません。駅前を歩いているおまわりさんに「横手地域局はどっちだべか」と聞くと、いったん来た方向に一緒に戻って、親切に教えてくれました。「近くにいってもわからなかったら、誰でも歩いている人に聞けばすぐわかる。今、町中まつりだから」ということでした。

そしてついに会場の大通りに到着。かまくらだけでなく雪像もありました。見物客もけっこう出ています。

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かまくらは、もう数えきれないくらいありました。中に人が入っていて火鉢を囲んでいるのもあれば、誰もいないのもあって、私も思わず中に入ってみました。

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ふらふら歩いているといきなり後ろから「これどうぞ!!」と知らない子供に大きな声をかけられました。ふりかえると焼いた小さい餅を持った子供が「もぢ、もぢ」といっています。「ああ、ありがとう」といってもらって食べましたが、炭火で焼きたてなので、信じられないくらいおいしかったです。ふだん餅なんか好んで食べませんが、これはおいしいなと思いました。

少し行くと屋台が集まっているエリアを発見。

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これをみて、今晩は横手焼きそばを食べてやろうと決心しました。さらに大通りの近くには魅惑の歓楽街らしき路地も見つけました。

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この入り口付近に食堂があったので、この店で横手焼きそばとビールを頼みました。店のおばちゃんが「ほかには?餃子か何かいりませんか?」と聞くので、「いやあ、そんなに食べられないから、何か軽いおつまみでもありますか」と聞いてみました。でも悩んでいて「漬物とかならありますけど」という感じだったので、まあ餃子でもいいかなと思って頼みました。結果的に餃子も横手焼きそばもおいしかった。焼きそばは味が濃くてビールに良くあいました。

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そんなことをしているうちに8時も過ぎたので、宿に向かいました。この雪まつり会場付近からは歩いてすぐ。路地裏の道路にも雪が積もり、なかなか風情がありました。不思議なことにあまり寒く感じません。

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宿の正面は期待に反して、かなり現代的で瀟洒な雰囲気。

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でもやはり、古い宿の感じも随所に残っています。

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声をかけると女将さんが出てきて部屋に案内してくれました。予約の電話に出たなまっていた女将さんですが、これも予想に反してけっこう若い美人女将。そのギャップにとまどいました。

こういう上品な感じの美人がなまっていると、逆にあたかかい感じがしてすごく好感が持てます。言葉使いもすごくていねいでした。

部屋に通されて、少し話を聞いたところ、横手のこの付近には由緒ある名旅館が3軒ほどあったそうですが、いずれも火事にあったり廃業したりして、今ではいずれも営業していないそうです。見事な古い建築だったそうで、それを聞くとすごく残念な気がします。

「尾張屋」さんはそれとは比較にならない、細々とやってきた商人宿だと謙遜しておりました。「今ではビジネス旅館ということでやっておりまんす」とか。女将さんはよそからお嫁に入った人だそうですが、この家は代々ここで宿をやってきたそうです。ちなみに「尾張屋」という屋号は、出身地ではなく「姓です」といってました。

「明日の朝、7時くらいに出たいので先に精算しといたほうがいいですか」と聞くと、「7時くらいなら私が起きておりますのんで、その時でけっこうです」ということでした。

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部屋はきれいな6畳間。私は素泊まりなので、部屋に通されると女将さんがすぐに布団をしいてくれました。お風呂にもすぐに入りましたが、正方形のかなり大きな湯船で快適でした。部屋も設備も清潔で、結局のところ、ボロ宿とはいえない宿でした。

雪は深いけれど、部屋もそんなに寒く感じませんでした。翌朝早く置きて階下の洗面所へ。すでにストーブが付けてありました。

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窓を開けてみると裏庭もすごい積雪。

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精算して宿の前に出ると新しく雪が積もっていて、人はあまり歩いていませんでした。

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駅までは歩いて15分くらいだと思います。歩道も雪だらけ。明るいところで見ると、雪まつり会場以外でもあちらこちらにかまくらが作ってあります。

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夜ついて朝出発するというあわただしい横手滞在でした。こんなことでは来たとはいえませんが、かまくらも一応見たし、何となく満たされた気分で駅へ。駅は改装中のようでした。地元高校生たちも通学の途中です。

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ここからは奥羽線を離れ、北上線で北上に向かいます。

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駅の中に積もった雪も1m以上ありそうな感じ。最近これだけの雪を目にするのは珍しいです。

この後北上で東北線に乗り換えて一関へ、さらに大船渡線に乗り換えて気仙沼に向かいました。気仙沼まで着くとほとんど雪はありませんでした。すべて普通電車なので時間はかかりますが、何となくのんびりした気分の移動。なかなか快適です。これで仕事さえなければなあ、などとつい思ってしまいます。

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乗り継ぎにけっこう時間があるので、駅の周辺を散歩してみたりしました。朝ごはんは北上駅の立ち食いそば。

最後、気仙沼からは気仙沼線経由の快速電車で仙台まで出て、新幹線で東京に戻りました。移動距離が長く、なかなか大変でしたが、横手の雪まつりをちらっと見物できたのが何よりでした。

晩ごはんは帰りの新幹線で、「むすび丸弁当」でした。

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[尾張屋旅館](2011年2月宿泊)
■所在地  横手市鍛冶町3-33
■楽天トラベルへのリンク→尾張屋旅館
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昭和9年創業。寿司屋を兼業する老舗旅館 [鳥取 旅館 常天]

大雪の鳥取に行ってきました。

しかも酔狂にも新幹線と在来線を乗り継いで陸路を延々と鳥取駅へ。朝、東京駅を出た新幹線は、関ヶ原付近で雪のため徐行運転を行なっていて、姫路で鳥取行きの「スーパーはくと」への乗り継ぎが無事できるのかどうか、不明な状況のままでした。

結局、ダイヤが全般的に乱れていたせいで「スーパーはくと」も遅延しており、無事に乗り継ぎができました。智頭急行線経由の「スーパーはくと」は、姫路を出ると徐々に山道をのぼっていきます。周辺は雪景色に変わっていきました。

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予定よりはかなり遅れましたが、ようやく鳥取駅に到着。やはり飛行機にすればよかったのか、などと思いましたが、雪の状況が不安だったので、電車のほうが確実だと思ったのです。

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だいぶ余裕を持ってでかけたので、ちょうどいい感じで昼を食べる時間がありました。やはり日本海沿いの街なので、駅中の食堂でお寿司を選択。

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地物を使っているらしく、なかなかおいしかったです。うどん付きで1000円くらいでした。

駅中には鬼太郎ショップも。鳥取市は「ゲゲゲ」とはあまり関係ないと思いますが、やはり観光客の需要があるのでしょう。

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そうして夕方くらいまでに用事を済ませ、再び駅に戻って喫茶店でこの日の予定を検討しました。鳥取に泊まるかどうかは決定していませんでしたが、帰れるなら帰ったほうが、何かとつごうが良かったのです。しかしやはり実際に鳥取まで来てみると、せっかくここまできたので一泊くらいしたいという思いが強くなりました。

一応宿のリストを準備してきていたので、まず「旅館  常天」に電話しました。電話に出た女将さんは上品な感じの話し方で「食事も用意できますけど、寿司屋を兼業していますので夕食をお寿司にすることもできます。どうしますか」といいます。お昼もお寿司を食べたわけですが、そういうことならやはり寿司かな~、ということうでお寿司を頼みました。

そうと決まれば少し時間があるので、まず翌日の朝一の電車のチケットを買ってしまい、街中へでかけました。

今年はどこも雪が多いようですが、タクシーの運転手さんの話しによると、今年の鳥取は昨年末にドカ雪がきて、それが消えきらないうちに、何度か大雪があったようです。そういえば、クルマの渋滞が雪が閉じ込められて、夜明かししたという事件もあったような気がします。

そうはいっても鳥取市内は、それほどの雪ではなく、中心街はアーケードが多いので、そんなに歩きにくくありません。

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食料品をのぞいたりしながら歩いていくと、川にかかった橋にぶつかりました。

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こうしてみるとけっこうすごい積雪量です。そのへんを歩き回っているうちに日が暮れてきて、グッと寒くなってきました。ほんとうはお城の跡などにも行ってみたかったのですが、ちょっと寒さにへたれてしまい、早々と宿に入ることにしました。

宿は大通りから少し路地を入ったところにあります。

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雪のせいか、なんとなくうらぶれた雰囲気の路地。現代の日本とは思えない感じ。左手に宿が見えてきました。

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見たところ普通の家で、お寿司の店舗と宿の入り口が隣あっています。下はお寿司屋入り口。

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誰が作ったのか、玄関前には雪だるまもいました。炭で目鼻をつけたけっこう本格的なでかいやつです。

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玄関を入って声をかけるとすぐに女将さんが出てきました。「電話した者です」というと、「はいはい、いらっしゃい」てな感じで、早速部屋に通してくれました。玄関は狭いですけど、最近リフォームしたのかけっこうきれいな感じです。

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しかし建物自体はかなり古さが感じられます。私としてわくわくするようないい雰囲気。

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ちなみに部屋の名前は「砂丘」でした(笑)。

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女将さんがお茶を入れてくれながら、「本当だったら近所に温泉銭湯がいくつかあるのでおすすめしているんですけど、この雪だと道もあぶないので、家のお風呂にしますか?  そんなに広くはないですけど」というので、私もいまさら外に出るのが面倒なので、食事の後に家の風呂に入れてもらうことにしました。

女将さんによると、この宿は昭和9年に寿司屋として創業し、お座敷を貸したりしていたそうです。しかしその後鳥取市に大火があり、家も焼けてしまったので、昭和20年代に立て直したのが今の建物だとか。そして座敷を使って旅館を兼業するようになったそうです。

「火元からここまではけっこう遠くて、間にお掘りもあったのですが、みるみるうちに延焼してきてどうしようもなかったそうです」と女将さんがいいます。確かに鳥取市は大きな城下町の割には古い家が少ない。そんな感じがしたのですが、大火には何度かあっているということでした。

近所の観光スポットもマップを持ってきて教えてくれました。なかなか学のある女将さんで、歴代の鳥取城主にも詳しいようでした。「古い家はあまり残っていませんが、当時の町割もだいたい残っていて、山沿いには“仁風閣”という見どころもあります」ということです。私としては翌朝すぐに帰りの電車に乗るので、そういったところは訪ねられそうもありませんでしたが、なかなかおもしろい話しでした。

女将さんが「うちの宿はどうやって探されたのですか」というので「ネットで」というと、「近頃はビジネスホテルに泊まられる方が多いのでなかなか大変です」ということでした。「いやあ、ビジネスホテルなんかどこに泊まっても同じなので、私はいつも何としてもビジネスホテルだけは避けようと思って、宿探しをしています」というと、「そんな方がたくさんいればいいんですけどねぇ」と嘆息しておられました。

やはりそういうモノ好きはあまり多くはないようです。

夕食まで時間があるので館内を探検。

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廊下の一部にソファが置いてあり、マンガなんかも備えてありました。

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複雑な構造のようですが、なかなか風情を感じる建物。いかにも昔の旅館のような感じがします。

時間になったので、一階に降りると、女将さんが出てきて外にでなくても店に回ることができる秘密の通路を案内してくれました。

カウンターにはご主人ともうひとりのおっちゃんの2人体制。ほかに客はいませんでした。お寿司は席につくと順次おまかせのネタで握ってくれました。

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やはり地物のネタ中心だそうで、特に旬のネタとしては、「モサエビ」とか、甲羅の柔らかい「若松葉ガニ」などを出してくれました。「若松葉ガニは身が少ないけれども、むしろ味としてはおいしいと思う」とご主人はいってました。あとイカもおいしかった。

いろいろ昔のことを話してくれて、おもしろいので時間を忘れました。ビールとお酒を飲みながら、話し込みましたが、雪については「昔はこのへんはもっと降って、2階から出入りするようなこともあった」ということでした。やはり大雪とはいっても昔よりは少なくなっているようです。

私は近いうちにまた鳥取に遊びに来ようと思ったので、見どころなどを聞いてみると、少し離れた「智頭」に、なかなか見どころのある古い商家があるそうです。その写真も見せてくれました。「智頭」は、電車で通ってきたのですが、街が雪に埋もれている感じでした。あんなところで古い宿を探して一泊してみるのもいいな、と思ったので、次回は行ってみようと思います。

けっこう粘ったあげく部屋にもどると布団が敷いてありました。

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2階の部屋の窓を開けてみるとかなりきつめの寒気が入ってきます。宿の前には何となくそそられるような居酒屋の赤ちょうちんも見えたます。しかし寒いので今回は勘弁しておくことにしました。

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お風呂は家庭用よりは立派で、びっくりしたのは浴室内にもエアコンがあって、女将さんは「寒かったらつけてください」というのですが、「普通は付けるんですか」と聞いたら、「いえ、お好きなように」ということでした。実際のところ寒かったので、私は暖房を付けてお風呂に入りました。

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この日は長旅で疲れていたのか、気がついたら眠ってしまっていました。朝早く目が覚めたのですが、寒いのでしばらく布団で待機。しかし電車の時間が決まっているので、早めに頼んでおいた朝食の時間がきてしまいました。

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きのう食べたイカのゲソがタレで焼いてあって、すごくおいしかったです。

出がけに女将さんに「ご主人の話しがおもしろかったと伝えておいてください」というと、「ふだんはあんまりしゃべらないんですけどねぇ」といってました。この日も朝から雪が舞っていて、玄関の外には少し積もっています。女将さんがスコップで道を作ってくれたので、そこを通って出立。

宿から駅までは歩いて10分かからないくらい。途中の脇道では鳥取市民が懸命に雪かきをしておりました。

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すぐに鳥取駅に到着。天気はすっきりせず、この日も断続的に雪が降り続けるようです。

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鳥取駅の売店で「鬼太郎キャラメル」を買って、電車に乗り込みました。来た時とおんなじ「スーパーはくと」。姫路まで出て新幹線に乗り換えます。山陰側の山は、やはりかなりの積雪です。

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それに対して山陽側に出ると、あまり天気は良くないものの、一転して雪はほとんどありません。つくづく日本列島は真ん中の山脈をはさんで気候がまったく違うな、と実感しました。

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そういうわけで、どこに寄るでもなく、ただ一泊しただけの鳥取滞在でした。しかし独特の風情のある宿といい、趣のある山陰の風土といい、私としては改めて魅力を感じました。近いうちに再び山陰を訪ねる予定があるので、今度はもう少しゆっくり回ってみようと思っています。

[旅館  常天](2011年1月宿泊)
■所在地 〒680-0831  鳥取県鳥取市栄町230
■楽天トラベルへのリンク→旅館 常天
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プロフィール

もんすけ

 古い湯治宿や駅前旅館など、日本が高度成長時代に入る前からあったような雰囲気の宿が大好きで、各地を回っています。
 どこにいってもそれなりに立派な宿が多く、個性的なボロ宿に出会うことは少なくなりました。
 10年、20年前ならもっといろんな宿が残っていたと思いますが、しかしいま現在でも、10年後、20年後に比べたら多くの貴重な宿が残っているはずです。そうした宿を記録に残していけたら、と思っています。

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