名古屋や大阪は出張ででかけることが多いのですが、日帰りがほとんどです。目的地に直行し、そのまま帰ってくる。そんなパターンが多いです。ところが先日あるブログで、名古屋の街中に江戸時代の商家街の風情が残っていることを知り、ぜひのぞいてみたいと思っていました。この6月に名古屋に行く機会があったので、寄ってみました。その町は「四間道」。そういうわけで今回は宿のはなしではありません。

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当日は朝早い新幹線で早めにでかけて、名古屋駅から地下鉄桜通線に乗って国際センター駅まで行き、そこから徒歩。「国際センター」は名古屋駅からも歩けるくらいのところで、仕事できたこともあります。まさかこんなビジネス街に古い町並みが残っているなんて想像もしませんでした。

詳しい地図を持っていかなかったのですが、とにかく行ってみればわかるだろうという考えででかけました。国際センター駅からとにかく堀川に出れば、運河に沿った古い町並みがあるはず。街がぼやっと白っぽく見えるような暑い日で、ちょっと歩いていると汗が流れ落ちてきます。

適当に裏道に入ってみると、確かに古い住宅や神社があって、なかなか風情がありますが、どこが「四間道」なのかわかりません。

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神社もありました。神社の塀に猫がいて、午前中からフラフラさまよい歩く私をあやしんでいました。

知らない町で道がわからない時は、人に聞くのが一番です。ちょうどいいことにヤマト運輸の配達のにいちゃんがいたので、「四間道はこっちのほうですか?」と聞いてみましたが、「いや~、何区ですかね。ちょっとわからないです。すみません」といわれました。

ヤマトのにいちゃんが知らないなんて、「案外知られていないところなのだろうか」と思いつつ、堀川を見つけたのでそれに沿ってだいたいの見当で歩いていきました。そしてついに発見。

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このへんの住所は「那古野」と書いて「なごの」という住居表示になっていました。「名古屋」という地名と何か関係あるのかどうか。解説看板によると、「四間道」は、名古屋城築城の際に、清洲から移転してきた商人の町だそうです。あまり人がいなくて、ひっそりしていました。

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ここまでくるのにずいぶん遠回りをして汗もかいたので、古い民家風の喫茶店に入りました。朝早く東京を出て、朝食は食べていなかったので、名古屋のモーニングというやつを食べてみようと思ったのです。

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古い家ながら、すごく雰囲気のある店内。常連らしきおばちゃんたちが、朝から集まって盛り上がっていました。4人組のおばちゃんたちの隣のテーブルに座って、よくわからないのでとりあえずアイスコーヒーを頼んだら、「モーニングにしますか? トーストが付きますけど」といわれたので「お願いします」と頼みました。

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このトーストがすごくおいしかったです。ごまが入っていたかも。ジャムと卵もすごくおいしい。アイスコーヒーだけ飲んでも、トーストを付けてもらっても同じ400円。それならふつうは頼むのではないでしょうか。さすが名古屋のモーニング。

だいぶ汗もひいたので、再び「四間道」の散策を続行。名古屋駅付近の高層ビルが見えるようなところなのに、古い蔵づくりの建物や、下町のような古い木造住宅がたくさん残っていて、神社や祠などもいくつもかありました。

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名古屋の街中なのに、とんでもなく渋いところです。まさに下町。しばらく歩いていると、古そうな商店街を発見。今回は時間がなかったので入りませんでしたが、なかなかおもしろそうな商店街です。このへんでおばちゃんの団体が散策しているのを見かけました。それなりに有名なのか、観光コースにもなっているようです。

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屋根神様を載せた家もありました。このへんに多い風習だそうです。

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普通の住宅がすごく魅力的です。時間があればあのきしめん屋さんにも行ってみたかった。

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名古屋にはこれまでそれこそ何十回も行っています。でも町の中をじっくり散策するということはありませんでした。しかし名古屋も歴史のある街なので、ちょっとその気になって目を向けて見ると、古い風情のある町が残っていたのでした。

この日、帰りはいつものように新幹線のホームで立ち食いのきしめんを食べて帰りました。

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[名古屋・四間道](2010年6月見学]
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