喜楽旅館の後編です。
部屋に案内されて、おばあちゃんと少し話しをした後、とにかくまずはお風呂に入ってみることにしました。夕食は6時半とかそれくらいからで、「ふだんは2階の食堂だけど、一人分だから部屋に持ってきましょうかね」と、いうことになり、「ひと風呂浴びてきたらちょうどいいでしょう」というのででかけました。電話で予約したときに「うちはタオルも何にもないからね」といわれたのですが、浴衣はあったので、着替えて風呂に向かいました。
通された部屋は戸を開けると、目の前がすぐに水場という便の良さ。この日は群馬から来たという昔からの常連客が一人滞在していて、使ったお茶の葉を捨てたりするためにここまで何度も来ていました。
またも例の廊下を通ってお風呂に向かいます。この1階部分は、谷の崖に密着したような感じで建っているため、上のほうに明かりとりの窓があるだけで、ほとんど外光が入りません。夕方でも照明をつけていますが、それでも薄暗い感じ。深夜、ひとりで歩くのはけっこう怖いかもしれません。
お風呂は下の写真のような感じ。夜中、誰もいない時に撮影。木製の2つに分かれた浴槽の雰囲気は「雲海閣」にもやや似ています。温泉成分のせいかかなり古びていますが、風情のあるいい雰囲気のお風呂でした。
夕方には5人くらいの地元おっちゃんたちがいて、「こんにちは」といって入っていくと、みんな「こんにちは」とあいさつしてくれました。私は温いお湯が好きなので、2つの浴槽のうち「温いのはどっちだべか?」と聞くと、奥の浴槽に入っていた2~3人が「ああ、こっちです」といって少しスペースをあけてくれました。
なかなかいい感じの温さで長湯できそうです。もうひとつの浴槽に手を入れてみるとかなり熱かったです。ここの温泉はもともと30度程度の鉱泉ですから沸かしています。浴槽に注ぐ蛇口のうちひとつは沸かした熱い源泉で、もうひとつは沸かしていない温度の低い源泉。これを自由に開けたり閉めたりする手動式のオーバーフローで、いずれも源泉なのでうめても温泉が薄くならないというのがいいです。
一泊してわかったのですが、熱いお湯の蛇口を開けると、すぐに全体的に熱くすることができます。だいたいひとつの浴槽を熱め、もうひとつを温めというように、客が勝手に調整しているようです。窓から見える小川と周辺の新緑、その向こうに見える大きなホテルの廃墟などが、なかなかいい眺めだったのですが、明るいうちはお客さんが多く、写真を撮れませんでした。
お風呂からあがってしばらくすると、おばあさんが食事を運んできました。
食事もなかなかのもので、けっこう意外。そのうえ、右上のれんこんのはさみ揚げの下に何とお刺身が隠されていました。けっこうおいしいやつでした。
さて、この宿の自動販売機にビールが置いてないことは入浴時に確認してあったので、おばあちゃんに「ビールかお酒はありますか」と聞いてみたところ、おばあちゃんは「あっ‥」といって固まってしまい、「うちは最近、そういうものは‥‥」とうろたえているのですが、要するに置いてないということでしょう。そうと知っていたら、何か買い込んでおくべきでした。
すると廊下の向こうからご主人の声が。
ご主人「なに、ビールが飲みたいの~?」
私 「できれば」
ご主人「なに、350でいいの~?」
私 「はい」
ご主人「なに、銘柄はなんでもいいの~?」
私 「はい(本当はこだわりがあるけど、このさい何でもよい)」
声が聞こえなくなり、去っていく気配がしたので、おばちゃんに「ビールがあるっていうことなんですかね?」と聞くと、黙ってうなづきながら微笑みました。夕食にあたって、たとえ350ml1本でも、あるかないかの差は大きい。
ちょっと食事をつまみながら待っていると、ご主人が350mlのエビスビールを2本持ってきました。「これでいいかな。まあ1本でも2本でもどうぞ」というので、「じゃあ2本」といってご主人の手から2本奪取。
「俺が飲もうと思って冷しといたやつなんだけどね‥‥」というのですが、こっちとしては知ったことではないとばかりに、容赦なく2本とも奪い取りました。ビール確保に必死。今から思うと、「一緒にどうですか」と誘えば良かったと反省しております。
このとき、ご主人とはじめてゆっくり話をしました。
「俺はここの息子だけど、後を継ぐつもりはまったくなかったんだ。でも10年くらい前に親や兄弟に続けざまに不幸があって、俺がやるしかなくなった。俺が60、ばあさんが80で、俺も足が悪いもんだからあんまり長くは続けていけないな。とにかくばあさんがやるといううちは、続けていこうと思ってるんだ」ということでした。まるで徳川吉宗のような運命の変転があったようです。
そういう状況なので、なかなか思うように宿泊客を受けることもできず、今回は一人常連客の滞在があったので「1人も2人も同じだから」私を泊めることにしたようです。
「お客さんはどこか具合が悪いのかい?」と聞かれたので、「あえていえば、昔からアレルギー性の肌トラブルがあるといえばあるんですけどね」と答えると、「うちのは、効くよ~」と不敵な笑みを浮かべました。泉質にはすごく自信を持っているようです。ご主人自身があちこちの温泉をまわってきたそうですが、「いろんな泉質があるけども、まずうちのお湯が一番いいと思う」ということです。
もともとは東京で会社勤めをしていたそうで、私の住んでいるあたりにも詳しいようでした。私のデジカメを見て、カメラの話もけっこう盛り上がったのですが、何と17台のカメラを持つマニアだそうです。
温泉の経営はなかなか厳しく、温泉成分が強いために、客室のテレビも1年でダメになり買い換えているそうです。私は「もともとお湯が目当ての人はテレビなんかあってもなくてもいいんだから、テレビなしの宿にしたらどうですか。実際にそういうところはけっこうありますよ」というと、「それは知ってるけども、やっぱり、今どきテレビがないというのもねえ。ありうるとしたら、広間に1台だけ置いといて、そこに来て見てもらうとかね」
いろいろ大変なようです。それにしても長話の間、ビールをすすめもせず、申し訳ありませんでした。
寝たくなったら、ふとんを自分で敷きます。蛍光灯のひもが延長されていて、寝ていても消灯できるというのは、なかなか便利。昔はけっこうどこの家でもやっていたものですが。
深夜も何度もお風呂に入り、女性用の浴室も密かにチェックしてみましたが、男性用と向きが違うだけでまったく同じでした。とにかく夜中にひとりで独占していると、つくづくいいお湯だな~と思いました。好きなだけ源泉を出すことができるし、那須では珍しく飲泉もできるようになっています。
翌朝も早くからお風呂に行くと、常連客とご主人がすでに入っていました。浴槽のひとつはお湯をためている途中で、かなり熱い状態。ご主人「毎朝、入れ換えてるんだ。そっちはまだ熱いんじゃないかな」といって、自分も入浴しながら湯加減をみています。
「どうだい肌の調子は?」と聞かれて、確かにお肌がしっとりつるつるしていることが実感できたので、「いやあ、いつになく感じがいいです」というと、「そうだよ、1回入るだけだってそれなりに効果があるんだよ。もし時間があるんだったら、昼頃までいたってかまわないんだから、ゆっくり入っていけばいいよ」といってくれました。
ご主人が去ったあと、例の群馬から来たという常連のおっちゃんは「ここに来るのは3年ぶりくらいかな。ここも前はもっと混んでいて、だいたい浴槽に浸かっても足も伸ばせないような感じだったけどね。何にでも良く効くけど、飲むともっといいよ」と絶賛しておりました。
その後、朝から近所の人らしき立ち寄り客もきましたが、その人がいうには「だいたい地元の人間は、ここか雲海に行くね。やっぱりお湯がいいですよ。弱アルカリでね。鹿の湯は飲めないしね。昔は鹿の湯のお湯が強くて、肌がただれたりした人が、ここで少し仕上げて行くような感じだったね」
そうすると、草津温泉における沢渡温泉、四万温泉のような感じでしょうか。
朝食はご主人が持ってきて、「ごはんはそれで足りるかい」というのですが、足りるどころではありません。「いや、朝からこんなに食えませんよ」というと、「食うやつは朝からでも食うからね」と笑って、お膳を置いていきました。
この日は朝のうちかなりいい天気だったのですが、お言葉に甘えてゆっくりしているうち、雷雨になりました。正午ごろにはけっこう降っていましたが、このままいると今日中に帰れなくなってしまうので、重い腰をあげました。荷物をまとめて母屋に行くと、おばあちゃんが一人だけいて、ご主人は「今、ちょっと買い物に出た」とのこと。請求書を見ると、ビールは1本250円で付けてありました。商売っ気なし。晩酌用のビールを奪ってしまい、まったくすまないことでした。
ちなみに母屋の入り口の左側に、地下洞窟に向かうような謎の階段がありました。この下には源泉口があるそうです。
「ご主人によろしく。また来ます」といって、宿を後にしました。
このあと、近くのバス停には行かず、雨の中を少し下の一軒茶屋まで歩くことにしました。いつも寄っているキングハムの直売店でハムを買うためです。2kmくらいでしょうか。バイクやクルマならあっという間です。でも実際に歩いてみると思ったより遠く、風雨は強いし、車道のクルマはガンガン飛ばしていくので水がかかるし、泣きそうでした。
ようやくキングハムに付くとほとんど小降りになっていたのは皮肉な感じ。ハムを買い、黒磯駅行きのバスを待って乗り込むと、またまた雷が鳴り、土砂降りになってきました。黒磯駅到着時には最も雨足が強くなり、バスは駅入り口に付けてくれたのですが、乗客はみんな必死に走って駅に飛び込んでいました。
今回、念願かなっての1泊の滞在でしたが、思った以上にいいお湯で、何よりもご主人とおばあさんのへだてのない対応のおかげで、すっかりくつろぐことができました。ぜひとも近いうちに再訪したいと思っています。
[老松温泉 喜楽旅館](2010年6月宿泊)
■所在地 栃木県那須郡那須町大字湯本181
■泉質 不明(硫黄性の弱アルカリ泉と思われる)
コメント一覧 (55)
-
- 2010年10月05日 06:32
- > きゅう。さん
あの階段の下ももぐってみたかったのですが、
帰り際で、おばあちゃんしかいなかったので、
やめておきました。
次回訪問したらもぐらせてもらおうと思っています(笑)
-
- 2010年10月05日 22:27
- はじめまして。
こんなに記事すべてに同意できるところは初めてだ!と思うほどでした。本当に楽しいBlogです。
これからも寄らせていただきます。
-
- 2010年10月06日 06:38
- > 画伯さん
ご訪問ありがとうございます。まだコメントが少ないのでとてもうれしいです。
偏屈な趣味のブログ楽しんでいただいてありがたいです。
読みづらいブログですが、これからもよろしくお願いいたします。
-
- 2010年10月15日 13:15
- はじめまして!
あるサイトからここへとんできました
廃墟とか写真みるのが好きで
だからここにきたというのわけじゃないですが
すごい面白そうなので
なかなかこういうとこに宿泊することってないので
見てて楽しいです
でもここは結構なとこですね
お風呂の湯がよさそうですし
人柄もとてもよさそうでした
確かに源泉のとこはこわいですがw
-
- 2010年10月15日 23:27
- > ストリームさん
はじめまして。
ここは私としてもすごくいい宿だと思いました。
万人向けとはいえないですけれど。
-
- 2010年10月18日 10:34
- もんすけさん、初めまして。
いつも温泉選びの際は、参考にさせて頂いてます。
先週末に喜楽旅館さんで宿泊してきました。
ブログの通り宿の方が気持ち良く、居心地が良かったです。
あの素晴らしいお湯、ずっと続いて欲しいと思います。
「何で来たの?」と聞かれ、もんすけさんのブログのことを話すと、「あー、ボロだとか何とかって紹介されてると、友達から聞いてるよ」とおっしゃってました(笑)
普段は病気の人しか泊めてないそうで、今回泊まれたのはラッキーでした。
もんすけさんのブログには、感謝です。
ありがとうございました!
-
- 2010年10月18日 11:00
- > とらさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
喜楽旅館、行きましたか。
すごくいいお湯ですよね。
しかしあのおっちゃんにブログがバレているとはまずいですねぇ(笑)
今度行ったら怒られそうです。
-
- 2010年10月29日 20:54
- 面白かったです!!
読んだだけなのに、湯上りのようなあったかい気持ちになりました!
泊るのは難しそうだけど、お湯だけでももらいに行きたいですね!
-
- 2010年10月31日 02:25
- > oogiさん
コメントありがとうございます。
すごくいい宿でした。
お湯もいいし、ご主人もいい人でした。
建物自体も、私はこういうのが好きなので‥(笑)
-
- 2010年11月18日 20:57
- もんすけさん初めまして。
私も同じような感覚でいくつもの宿に泊まっています。そこで私の一番のお気に入りの宿をお教えします。
西伊豆の岩地温泉というところにある『大清水』さんという民宿です。漁師のおじいちゃんと民宿を営むおばあちゃんがやっています。時々息子さんのお嫁さんがお手伝いに来ます。建物の外観はちょっと古い民家風。中は古い旅館?何て表現したら良いのやら・・・。食事は出来たらセルフで部屋へ持っていきます。チェックイン・アウト時間はあって無いようなもの。値段は素泊まり五千円、二食付で八千円。食事はとにかく量が多いし、いろんな希望に応えてくれます。なんというか、宿に泊まるというより親戚の家に泊まりに来た感じです。なぜか自由度が高く安らぎます。
海が目の前なので、来年の夏は一週間くらい連泊して、スキンダイビング三昧と考えています。それまでは月一くらいで行くつもりです。
もしかしたら、もんすけさんの嗜好とは違うかもしれませんが、一度足を運んでみてください。言葉ではうまく説明できないので是非是非!とにかく私の一番のお気に入り宿です。
自然に「ただいまっ!」と言ってしまった自分がいました。
-
- 2010年11月20日 13:36
- >熊さん
はじめまして。コメントと情報ありがとうございます。
ご紹介の西伊豆の民宿はかなりよさそうですね。
ぜひとも行ってみるつもりです。
西伊豆だと、土肥温泉で知り合いの実家が
民宿をやっていて、そこもけっこう古い家なのですが、
まあ普通の民家風で特別の風情はないです。
「大清水」さんには来年の夏にでも
頼んでみようかな。
-
- 2010年11月28日 23:24
- いいなあ~喜楽旅館。
那須湯元2回行ってるけど、全然知らなかった。
それに私も(2回とも)雲海閣泊まってるので、大丈夫だあ(笑)。
おっちゃんに「ボロだからねえ」と言われたら、雲海閣作戦で行きます(^^)。
-
- 2010年11月30日 08:14
- > ばちおさん
雲海閣もいいですね。
喜楽旅館も、最近話題になっているみたいで、
おっちゃんもけっこう忙しくしているかもしれません。
-
- 2011年02月09日 16:59
- はじめまして。
最高です!!
ハラ抱えて笑かしてもらいました。( ^∀^)
私のBLOGに
勝手にリンク貼らせて頂きます。
すいません。
これからもちょくちょくチェックさせてもらいます!!
-
- 2011年02月11日 16:42
- > ゲンゴロウさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
リンクを貼っていただいてありがとうございます。
最近更新が少なくなっていますが、
ぜひまたお立ち寄りください。
よろしくお願いします。
-
- 2011年09月24日 18:06
- 初めまして。
老松温泉 喜楽旅館
で検索して来ました。
今日、フジテレビ系で放送の番組で
こちらの宿が紹介されてました。
機会があったら、是非泊まってみたいです。
-
- 2011年09月25日 06:19
- >ブルさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
テレビでやってましたか。
見損なってしまいました(笑)
みたかったな~。
ぜひ一度ご訪問してみてください。
-
- 2011年12月25日 20:43
- 初めまして。
私、番組制作をしております犬塚と申します。
このたび番組内で、
ブログに載っていたご飯の画像を使いたい
と思いメールしました。
もしよろしければ070-5540-2860
までご連絡ください
それか連絡先いただければ
こちらからご連絡いたします
よろしくお願いいたします。
-
- 2011年12月26日 00:42
- > 犬塚様
はじめまして。
ご連絡いただいた件はメールを返信しました。
よろしくお願いいたします。
-
- 2012年11月08日 19:55
- 4日前、鹿の湯に行って、帰りに古い廃墟のホテルが気になって、
下って行くと「那須の珍湯 老松の湯」という看板を発見。
気になってズンズン進むと、ドン詰まりにデリカが駐車されていました。他にもジムニーやら何やら駐車されているので、
安心して降りて歩いてみると…それらの車が全て廃車。錆びてしまっていました。
更にズンズン行くと、廃墟どころか半壊の建物。
もうここはやってないんだ…と諦めかけた頃…ふと視線を感じました。
斜め後ろを振り返ると、オジサンがポチョンと炬燵で煎餅をカリカリ。
恐る恐る「温泉は…?」と聞くと…
「ここだよ。いいお湯だよ。500円」と言っていました。
内心(えっ?)
鹿の湯の後だったので「また来ます〜」
と言って帰宅しました。
気になってネット検索するとここへ誘われました。
面白い!
ああ…面白い!
-
- 2012年11月11日 06:14
- >マキコさん
ぜひ今度は実際に入浴してみことをおすすめします。
めったにないいいお湯ですよ(笑)
-
- 2013年06月22日 08:51
- TVでこの宿の存在を知り、検索してやってまいりました。
建物はボロでも人情味溢れるとてもいい宿ですね。
是非伺ってみたいです。
-
- 2013年06月23日 08:35
- >@alfamasaさん
人情味もあるし、お湯もすごくいいお湯です。
ぜひ機会があったら行ってみてください。
最近よくテレビで紹介されるので、
けっこう人気宿になっているかもしれません(笑)
-
- 2013年08月20日 23:30
- 2010年のこの記事に、コメントせずにはいられません!入ってきました!
喜楽さんご近所で勧められ、確かにお湯は素晴らしかった…そして確かに物凄い廃墟感でした…。ちなみにおばあちゃんは元気にドラマ「相棒」を見てました。震災後に湯量が減ったそうで、今は湯船一つしか稼働できなくなったそうです。
-
- 2013年08月23日 08:43
- >ふろさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
震災後に湯量が減ったんですか。
最近テレビなどで紹介されているのを見ると、
ひとつしかお湯が入っていないので、変だなとは思っていたのですが。
しかし、ひとつでもあれば十分ですので私もまた寄ってみたいと思います。
-
- 2014年04月30日 23:35
- 今日、TVで紹介されていたようで、検索でたどり着きました。 ぜひ、行ってみたいですね。 泊がだめだったら、日帰り入浴だっていいや。
私は、バイクのツーリングで騒いで、あちこちに泊まったりしてます。
いずこも旅館は大変みたいですね。 私もボロは気にしない方で、安宿を懸命に探して行きますが、震災後営業してなかったり・・。
おやじさんはTVで遠慮なく断る、などと言ってましたから駄目かもしれないけど。
-
- 2014年06月06日 15:38
- >タンデム夫婦さん
私は最近、バイクのバッテリーがあがってしまっています(笑)
この宿はけっこうテレビで紹介されているので、
隠れた人気宿になっていますね。
-
- 2014年06月28日 18:58
- 今、この温泉のテレビ見ています。ブログと同じで味わいがありそうです。隣の市に住んでいますが 今度行きたいです。
-
- 2014年06月29日 12:09
- >ゆうこりんさん
またTVでやってましたか。
喜楽旅館さん、最近大人気ですね。
確かになかなかない宿なので、ぜひ一度行ってみることをおすすめします(笑)
-
- 2014年08月18日 15:13
- お湯が良くて、宿の人とたくさん話せて、食事も旨くて、エビスビールなのに250円ですか。
ちょと怖いけど行ってみたくなりました。
-
- 2016年01月12日 22:29
- はじめまして。
今、テレビを観ながらこのブログを読んでいました。
宿泊できないのは残念ですが、
無くなってほしくない大切なお宿ですね。
ご主人のお人柄も良さそうで、それだけでも
収穫を感じられそうです。
ただ・・・宿泊したら、夜は眠れないかも・・・(*_*;
-
- 2016年03月06日 16:32
- 残念ながら、昨年廃業してしまいました。
三度お風呂を頂きましたが、震災後、知らずにお湯をダバダバだしていたら、隣の女湯から怒られました。すいませんでした。
-
- 2018年10月06日 23:54
- 怖い⁉️
-
- 2018年10月18日 19:07
- ちょっと怖そうヽ(; ゚д゚)でも、レトロで、歴史。
-
- 2018年10月18日 19:08
- ちょっと怖そうヽ(; ゚д゚)ノ ビクッでもレトロで、歴史の旅館☺️
-
- 2018年10月18日 19:11
- レトロで、歴史❗️のある旅館
-
- 2018年10月18日 19:12
- 長旅館してください。
-
- 2018年10月18日 19:12
- 体を大事に
-
- 2018年10月18日 19:16
- 部屋もゆったりできました。レトロ、温泉♨️も気持ち良い。料理も懐かしい味🍀😌🍀
-
- 2018年10月18日 19:16
- 👍
-
- 2018年10月18日 20:33
- 最高👊😆🎵料理もレトロで、涙が出そうなぐらい懐かしい美味しいです。温泉もすごく、気持いです。部屋も落ち着く部屋です😊。
-
- 2018年10月18日 20:35
- 最高☺️
-
- 2018年10月18日 20:36
- 体に気をつけてください
-
- 2018年10月18日 20:37
- グ
-
- 2018年10月19日 16:27
- お疲れ様☁️
-
- 2018年10月19日 16:28
- 長続きしてください😊
-
- 2018年10月22日 20:10
- ずっとこの旅館を続けて下さい😊
-
- 2018年10月23日 17:05
- 絶対につぶれないで下さい。😞
-
- 2018年10月23日 17:07
- みなさんも、喜楽旅館さんのためにいっぱい
行きましょう
-
- 2018年10月23日 17:08
- 私は、大好きです😊
-
- 2018年10月26日 16:59
- 喜楽旅館さんこの旅館をやめないで下さい私は、長旅館してほしいです。🔥私は、この旅館が好きです😌
-
- 2018年10月26日 17:00
- これからもずっと頑張って下さい👍
-
- 2018年10月27日 21:07
- レトロでいい!😆
-
- 2018年10月27日 21:09
- 👍
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もんすけ
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どこにいってもそれなりに立派な宿が多く、個性的なボロ宿に出会うことは少なくなりました。
10年、20年前ならもっといろんな宿が残っていたと思いますが、しかしいま現在でも、10年後、20年後に比べたら多くの貴重な宿が残っているはずです。そうした宿を記録に残していけたら、と思っています。
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長崎県
長崎にっしょうかん(長崎市)
鹿児島県
旭屋旅館(白木川内温泉)
妙見ホテル(妙見温泉)
大和旅館(洞爺湖温泉)
花びしホテル(湯の川温泉)
プレミアホテル‐CABIN-旭川(旭川市)
札幌プリンスホテル(札幌市)
つつじ荘(温根湯温泉)
洞爺サンパレス(洞爺湖温泉)
定山渓ビューホテル(定山渓温泉)
ホテルグランティア知床斜里駅前(斜里町)
えべおつ温泉(滝川市)
ホテルサハリン(稚内市)
青森県
酸ヶ湯温泉旅館(酸ヶ湯温泉)
飯塚旅館(温湯温泉)
星野リゾート 青森屋(三沢市)
石場旅館(弘前市)
岩手県
藤三旅館(鉛温泉)
旅館 福山荘(遠野市)
大沢温泉 自炊部(花巻市)
水沢 翠明荘(奧州市)
元湯夏油(夏油温泉)
新清館(湯川温泉)
旅館大正館(盛岡市)
宮城県
高友旅館(東鳴子温泉)
最上屋旅館(鎌先温泉)
休暇村気仙沼大島(気仙沼市)
サンマリン気仙沼ホテル観洋(気仙沼市)
いさぜん旅館(東鳴子温泉)
秋田県
尾張屋旅館(横手市)
打当温泉マタギの湯(北秋田市)
民宿 水月(能代市)
ドーミーイン秋田(秋田市)
福島県
元湯甲子温泉旅館大黒屋
分家(岩瀬湯本温泉)
湯口屋旅館(岩瀬湯本温泉)
旅館金勝寺(白河市)
民宿すずき屋(湯野上温泉)
山形県
最上屋旅館(酒田市)
松井旅館(肘折温泉)
若松屋村井六助(肘折温泉)
亀屋旅館(肘折温泉)
福島屋(滑川温泉)
亀屋万年閣(小野川温泉)
三木屋(かみのやま温泉)
栃木県
雲海閣(那須湯本温泉)
江戸屋(板室温泉)
群馬県
伍楼閣(老神温泉)
汪泉閣(宝川温泉)
長寿館(法師温泉)
奈良屋(草津温泉)
浜屋旅館(川古温泉)
まるほん旅館(沢渡温泉)
積善館本館(四万温泉)
松坂屋旅館(草津温泉)
湯の花旅館(万座温泉)
山水荘もりや(沢渡温泉)
千葉県
第八福市丸(御宿町)
埼玉県
山崎屋旅館(寄居町)
ゲストハウス錦(秩父市)
東京都
駒鳥山荘(青梅市)
御岳山荘(青梅市)
神奈川県
岩亀荘(湯河原温泉)
富士屋ホテル(箱根宮ノ下温泉)
山梨県
古湯坊 源泉館(下部温泉)
赤石温泉(山梨県増穂町)
元湯 蓬莱館(西山温泉)
民宿たちばな(丹波山村)
リーベン古奈家(富士吉田市)
新潟県
旅館 附船屋(上越市)
海老名旅館(佐渡市)
ほてる大橋館の湯(岩室温泉)
富山県
勝江旅館(富山市)
長野県
民宿すわ湖(上諏訪温泉)
湯元齋藤旅館(白骨温泉)
つるや旅館(白骨温泉)
泡の湯(白骨温泉)
金具屋(渋温泉)
野沢温泉ホテル(野沢温泉)
河鹿荘(鹿教湯温泉)
井出野屋旅館(佐久市)
金具屋(渋温泉)
国楽館 戸倉ホテル(戸倉上山田温泉)
河鹿荘(鹿教湯温泉)
静岡県
白壁荘(湯ヶ島温泉)
ケイズハウス伊東温泉(伊東温泉)
金谷旅館(伊豆下田河内温泉)
愛知県
尾張温泉 湯元別館(蟹江町)
岐阜県
お宿 吉野屋(高山市)
湯之島館(下呂温泉)
三重県
旅館 薫楽荘(伊賀市)
山田館(伊勢市)
星出館(伊勢市)
滋賀県
ホテル大津(大津市)
清瀧旅館(彦根市)
三谷旅館(長浜市)
京都府
富貴 若竹(京都太秦)
奈良県
旅館 白鳳(奈良市)
大阪府
南天苑(あまみ温泉)
兵庫県
やなぎ荘(城崎温泉)
いずみ旅館(朝来市)
和歌山県
金剛三昧院(高野山)
巴旅館(和歌山市)
岡山県
あけぼの旅館(津山市)
ホテルグランヴィア岡山(岡山市)
広島県
ふろや旅館(広島市)
佐藤旅館(尾道市)
ホテル清風館(きのえ温泉)
鳥取県
旅館常天(鳥取市)
まきた旅館(倉吉市)
島根県
持田屋旅館(出雲市)
香川県
小豆島グランドホテル水明(小豆島)
愛媛県
旅館 常磐荘(道後温泉)
ホテル椿館(道後温泉)
夏目旅館(道後温泉)
大分県
新ほり井(別府温泉)
陽光荘(鉄輪温泉)
伯亭 若の屋(日田市)
長崎県
長崎にっしょうかん(長崎市)
鹿児島県
旭屋旅館(白木川内温泉)
妙見ホテル(妙見温泉)
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下から3枚目の階段の写真が
とても恐ろしい…。