西山温泉というのは南アルプスの早川渓谷上流の山奥にあります。宿はそんなに多くありませんが、何軒かはあるようでした。昔から名湯として知られている温泉地です。

私たちが2泊した「蓬莱館」は、立派なコンクリートでできているのですが、かなり年季が入っていました。外見だけ見ると廃墟みたいでした。

外観はこんな感じ。立派な建物ですが、外壁などのメンテナンスはほとんどやっていないような感じでかなりボロいです。なかに入ってみると、木造部分と通路でつながっていて、その木造部分が古い当時宿の雰囲気を残していてとてもよかったです。

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東京からわざわざいくには不便なところなので、あまり一般的な観光客は多くないと思います。とはいえ温泉好きな人は多いので、今でもそれなりの客はあるのでしょう。近くには比較的新しい「湯島の湯」というい日帰り入浴施設などもできて、地元農産物などの販売もやってました。

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ここの売りはお風呂で、混浴の広い浴槽があり、4つくらいのスペースに分かれています。温いところや熱いところもあって、好きな温度で長湯することができます。風呂に入っていた地元のおっちゃんがいうには、「よその宿が新しく源泉を掘ったら、こっちの風呂もお湯の出かたが変わってきた。お湯の色は昔と全然違う」ということでした。

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食事はなんというか、あまり‥‥。最初の日は夕食のおかずがほとんど山菜ばかりで、おつまみにはいいのですが、けっこう残しました。次の日はそれを見た宿の配慮なのか、いきなりトンカツとか海老フライなんかが多くなって、極端でした。2日間、バランスをとってくれれば良かったのにと思いましたが、こういう山奥にきて食事に文句をいうのもまちがってますね。逆に長期滞在なら、希望をいえばメニューにも融通を聞かせてくれるような雰囲気もありました。

まわりにお昼ごはんを食べるような食堂はありませんでした。私たちは近くにある豪華宿の「慶雲閣」にいってお風呂に入ったついで、館内にあるそば処でそばを食べました。地物だと思いますが、すごくおいしかったです。

お風呂に入るついでに旧館の湯治棟らしきところを少しのぞいてみましたが、かなりのいいムードの部屋が残っています。今は物置などになっていてたぶんあまり使われていないと思います。

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↑こんな感じの部屋です。昔の湯治場そのものですね。壁とか畳は傷んでいますが、掃除とかをきちんとすれば十分宿泊できると思います。でも考えてみればこういう部屋があえて好きだという人もあまりいないと思うので、宿泊に使わないのも当然かもしれません。残念ながら見学だけしてきました。

宿の周辺を+みると、昔の建物もけっこう残っていて、昔の百貨店(商店?)の看板も掲げてありました。この看板は昔の湯治客あいての商店の看板が残っているのか、あるいは適当な板がなくて、流用しただけなのかよくわかりませんでした。

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とにかくお風呂がいいのと、宿の人が親切で、のんびりした感じが気に入りました。もし豪華宿「慶雲館」が近くになければかなりポイントが高かったと思いますが、全体的に明るいムードで、あまり秘湯感はありませんでした。

[西山温泉 元湯蓬莱館]((2006年9月宿泊)
■住所 山梨県南巨摩郡早川町湯島73
■泉質 含土類芒硝塩泉
■楽天トラベルへのリンク→西山温泉 元湯 蓬莱館

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